二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

勝手に響焔11月号

2017年11月12日 | 俳句
響焔11月号より

私がいいな〜と思った句を

勝手に選んでみたいと思います

勿論みんな私より先輩方の句

失礼は重々承知の上

「あ〜そうかいそうかい」

と、温かい目でひとつお願いします




猪の肉食い縄文の血を濃くす  浩一

乗れと云ふ舟現るる熱帯夜  夏生

酔芙蓉紅匂うということば  文子

病葉と思えば胸にしまいけり  澄

何も見ず何も盗まず火取り虫  千恵子

哲学へ傾いてゆく大向日葵  克子

幸と不幸のはざまに紙魚の書を愛す 力一

ていねいに山を崩して夏終わる  トシ子

たくさんの人の声するさるすべり  光子

桐の花くらしの奥にある戦後  直子

戦争とどこかの路地のラムネ玉  禮子

桃をむく種に気づかれないように  京子




11月号は投句が8月なので

戦争に関した句が多いですね

こうして並べて改めて思う

あ〜やっぱり俳句って面白い