響焔11月号巻頭より
「季語を生かす」というテーマで次のように山崎主宰は言っています
春ひとりことりことりと万華鏡 悦子
(略)
"春愁"と"春ひとり"は同じような状況を云ったものと思うが、
"春愁"という実体の稀薄なムードだけの言葉に対して
"春ひとり"の牧歌的なリアリティが素晴らしい。
なんといっても演歌的な湿っぽさがないのがいい。
(中略)
"春ひとり"は"春愁"とは違って、乾いた現代的な感覚の季語で、
春ひとりだから"ことりことりと万華鏡"が俗に堕ちず
適度な落差を伴って読める…
俳句をはじめたばかりの頃は
"春愁"とか"秋思"などの季語は素敵に映り
一度は使ってみたくなりますよね
特に女性は好きなんじゃないでしょうか
まさにムード溢れるロマンチックな季語ですもん
だけど、だからこそ
裏を返せば演歌風にメロメロになっちゃう
俗に堕ちてしまう
ということなのでしょう
そう考えると
下手に手を出してはいけない季語
綺麗な微笑みでおいでおいでをするけれど
相当の力量がないといい句には出来ない難度の高い季語なんですね
つまり
これを使って唸らせる句が出来たら
ふふん
と思っていいかもです

また靴、です
ルブタン風
「季語を生かす」というテーマで次のように山崎主宰は言っています
春ひとりことりことりと万華鏡 悦子
(略)
"春愁"と"春ひとり"は同じような状況を云ったものと思うが、
"春愁"という実体の稀薄なムードだけの言葉に対して
"春ひとり"の牧歌的なリアリティが素晴らしい。
なんといっても演歌的な湿っぽさがないのがいい。
(中略)
"春ひとり"は"春愁"とは違って、乾いた現代的な感覚の季語で、
春ひとりだから"ことりことりと万華鏡"が俗に堕ちず
適度な落差を伴って読める…
俳句をはじめたばかりの頃は
"春愁"とか"秋思"などの季語は素敵に映り
一度は使ってみたくなりますよね
特に女性は好きなんじゃないでしょうか
まさにムード溢れるロマンチックな季語ですもん
だけど、だからこそ
裏を返せば演歌風にメロメロになっちゃう
俗に堕ちてしまう
ということなのでしょう
そう考えると
下手に手を出してはいけない季語
綺麗な微笑みでおいでおいでをするけれど
相当の力量がないといい句には出来ない難度の高い季語なんですね
つまり
これを使って唸らせる句が出来たら
ふふん
と思っていいかもです

また靴、です
ルブタン風