セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

ヨリの兄弟は誰

2005-08-21 21:57:44 | チャングム
チェ女官長に追い出された前の女官長、飢え死にしそうだったヨリたち兄弟を助けたのだって。イイ話だな~。だからヨリは前女官のためにチェ女官長を落としいれようとしているのだ。
でも「わたしたち兄弟」だって?ヨリは女だから姉か妹がいたら「姉妹」といったはずだから、兄か弟がいたはずだね。その兄か弟はどうしているのだろうか。こんなことを考えるのは、これはフィクションだから。ノンフィクションの史実だったら「そういうこともあったのか」ですますけど、フィクションでわざわざ「兄弟」を出したのだから、きっとヨリの兄弟がストーリーに絡んでくるはずだ。どんな人物かな?ヨリが医女でたぶんの身分だから、その兄弟も高い身分ではないな。まさか宦官でネシブに居たりして。

ところで、チャングムが王様の病気の原因を掴みかけていて、チェ女官長とクミョン最高尚官の無実を証明しようとしたら、ミン・ジョンホが「黙っていればあの者たちは終わりです」と言ったね。そりゃミン・ジョンホは長い間チェ一族の不正を追及してきたけど、少なくともこの件については冤罪だ。それにクミョンが自分に深い好意をもっていることを知っているのに「あの者たち」とはかわいそうだ。

クミョンがかわいそう

2005-08-13 17:05:29 | チャングム
クミョンがかわいそう。
クミョンは王様の体に合わない食材の料理をだして王様の症状を悪化させた疑いで逮捕されたね。でも僕がかわいそうといったのはそのこと自体ではない。ハン最高尚官(チェゴサングン)の時はイオウという毒物が絡んでいたから謀反の罪までいったが、クミョンのいまの容疑では免職ぐらいだろう。
かわいそうだと思ったのは、クミョンの味方が少ないことだ。あまりでしゃばらないと思われていた長官までが、前のハン最高尚官のときの例をもちだしてクミョンの逮捕を主張したのだもの。おそらく皇后の流産も含まれているクミョンのこれまでの陰謀を知っていたなら無理もないが、たぶん長官は知らないと思う。それなのに未知だが効能があると伝えられていた食材が王様の体に合わなかったぐらいで逮捕させるのはクミョンに厳しすぎるが、それを長官が主張した。
クミョンにとって本当に味方と言い切れるのは同じ一族のチェ女官長と、チェ一族と一蓮托生の高官のオ・ギョモ、そしてヨンノとその親戚のユン・マッケぐらい。もちろんチェ一族の財力で手名づけてある尚官(サングン)や役人はいっぱいいるがいざという時はあてにならない。現に医官のチョン・ユンスは自己保身のためクミョンを切り捨てようとしている。薬局の権利で味方にしたはずのヨリはむしろこのことではクミョンを陥れる元凶みたいだ。
クミョンにくらべチャングムは気が付いてみると味方がいっぱいだ。親友のヨンセンは王様の子供を妊娠してからサゴン様とかになって皇族並みの地位になったみたいだ。皇后様はチャングムがお気に入りだ。内医院(ネイウォン)では、4人の医官のうちチョン・ユンス以外の3人は味方だ。石立鉄男似のウンベクとは菜園の時からの知り合い。イクビルは医女学校の恩師で、チャングムには冷たかったがそれでも王宮に配置してくれた。チボクは無能だがチャングムに惚れているのでなんかの時はチャングムに味方する。医女では医女学校の同期のシンビは誠実で信頼できる。先輩医女たちはヨリの陰謀で一時はチャングムを誤解していたけど、ヨリも誤診がつづくなどおかしいので、ヨリ側ともいえなくなっている。そしてなによりミン・ジョンホが内医院の管理職みたいな地位についているのは頼もしい。ほかにも宮中には、力はないけど昔からの仲間で相談できるミン尚官とチャンイがいる。そうそう長官がいる。長官は昔からチャングムや故ハン尚官に好意的だ。宮中を離れても、済州島時代の医術の師匠で名医のチャンドクがいろいろアドバイスしてくれる。育ての親のカン・ドック夫妻もいる。
昔チャングムとクミョンは親友に近い状態だった時もあった。チャングムは金鶏をなくしたクミョンのために危険もかえりみず外出して菜園送りとなった。その後、クミョンは心の支えだったミン・ジョンホがチャングムに好意を持っていることを知り、結局自分の拠り所はチェ一族しかないと悟り、チェ一族のため陰謀を積極的に行うことになった。チェ一族の財力で多くの役人を操れても、結局本当の味方は金では買えないのだね。

本当は怖い長官の仕事

2005-08-07 21:09:39 | チャングム
担当医ヨリの陰謀でヨンセンの危機だったけど、あっけなく解決したね。ヨリが担当医は自分だからチャングムにも口出しできないから大丈夫と、チェ女官長と最高尚官(チュゴサングン)のクミョンの前で大見得斬った。だけどチャングムは疑惑を医官のイクビルに話したら王様の子の出産にかかわることだからほっとくわけにもいけないから他の女医にも診察させてヨリの処方間違いが明らかになった。ヨリが担当医でも、チャングムはヨンセンの親友だから会うことを止めることはできないし、王様の子の出産のことだからヨリだけで自由にできるわけではない。ヨリは間抜けだなあ。
チャングムが王様の医療記録の不正な持ち出しで内侍府(ネシブ)に捕まった。内侍府では王様の秘密を知ったものを密かに抹殺するのだ。怖い秘密警察だ。でその長官がこれまでにもたびたび出てきたあの長官。長官は死んだハン尚官やチャングムに好意をもっていて、2人にかかわる出来事のたびに、喜んだ表情や心配そうな表情をして、とってもいい人みたいだった。本当にいい人なのだろうけど、職務上は非情なことも行う立場にいるんだなあ。
男の役人は一般にミン・ジョンホも含めて髭があるが、内侍府の役人は髭がないから宦官だね。そういえば長官も髭がなかった。
髭といえば、「天龍八部」のDVDでおかしなことに気が付いた。最近届いたDVD・BOX2の中の話。少林寺の僧の虚竹(コチク)が童老と一緒に、西夏の王宮の氷室に何ヶ月も潜んでいる時のこと。つるつるだった頭に毛がフサフサになった。でも髭が生えてなかった。髭だけ剃って頭は剃らなかったのか?でもこの時の虚竹はまだコチコチの戒律尊重者だから剃刀があれば必ず頭を剃ったはずだ。だから剃刀はなかったと思われる。では髭がなぜないのか。虚竹は去勢しているのかと思ったら、このあと謎の夢姑とのラブシーンがあり淫戒を破ってしまうから、去勢はしていない。つまりドラマの映像上の理由から虚竹をむさくるしくしたくなかったわけだ。ストーリーの話では、虚竹はあばた面の見栄えのよくない男とされているが、俳優はどちらかというと二枚目俳優だ。

今週のチャングムから

2005-06-25 22:52:00 | チャングム
チャングムは皇后様の診断で医女としての才能も発揮したね。医師でもほとんどの者が感じることができない種類の脈を感じることができるそうだ。料理の時でも食材の未知の組み合わせの味を描く能力があった。でも、医女でもライバルというより敵対者といった人がでてきた。これからの展開から目がはなせない。
ところで医女というのはの身分で女官からはだいぶ低く見られる立場だけど、でもチャングムはだいぶ勤務条件がよくなったような気がする。つまりのほうが女官より自由なんじゃないか?
医女は勤務が終われば自宅に帰れるし、休暇もありそうだ。スラッカンの女官は外出は出来るが門限がある。そして女官は「王様の女」だそうだから恋愛も結婚もご法度だ。だから今は医女のチャングムは「王様の女」ではない。そうするとミン・ジョンホとの結婚も可能ではないだろうか。もちろん公のだから自由に結婚できないかもしれない。しかしミン・ジョンホは政府高官だから、お金か何かでチャングムをの身分から解放するか、払い下げてもらい公のから私のにできるのではないだろうか?チャングムの後編の開設本が発売されたけど、これからの筋が分かると楽しみがなくなるから買わないで置こう。

チャングムが宮中に戻った

2005-06-10 22:35:59 | チャングム
チャングムが医女になって宮中に戻ってきた。皇后様(チャングムの味方みたいだから様をつけるね)が倒れたので、医女も王様の台所であるスラッカン(水刺間)のチェゴサングン(最高尚官)も召集されて、クミョンがチャングムを見てびっくりした場面で今週は終わり。
でもクミョンの髪型は(サングンになっても不思議ではないから)ともかく、
あの衣装の色は!
まさかクミョンがチェゴサングン!?
何年かは経っているはずだけど、チェゴサングンは早すぎる。