彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

災害時に議員は?

2022年08月21日 | Weblog

 今日の新聞で2019年の台風19号災害での議会の行動を思いだした。

新聞の最後の方に「議員が個々に動くことで行政側から邪魔者として扱われることもある。」とあります。

基本的にはその通りだと思います。

 

 災害時、消防に所属していれば議員としての行動より、

個人的には消防活動を優先していました。

公金を頂いていますのでそれ以外は何より議会が最優先です。

2016年にも台風により大きな災害がありました。

自分が地元の浜に顔を出さなかったとして地元漁師さんから非難されたようです。

その時も消防活動として元村住宅付近の泥カキをしていた記憶があります。

浜のことも、組合員に連絡したもので、浜に集まったことすら知らなかったというのが事実です。

その中に関係した議員が3人ぐらいたらしいので、「なんで地元議員がいないんだ」となったのでしょう。

久慈の店も被災していて、全然見に行けない焦りもあり、

それどころじゃなかったと言うのも事実です。

 

 それはそれとして、2019年の災害時にも消防活動として片づけ作業を数日間行っています。

その間にも、被災しても個人でどうにもできなくて困っている、被災中心部から離れた方々から連絡が入ります。

夕方消防活動を終えると、その現場に個人的に出向きます。活動中毎日続きました。

活動終了後に行けない所には、朝、消防に行く前に様子を見に行きました。

そして状態を聞き、村で動けないかどうかの打診をします。

 

 

 この時切実に思いました。

消防に所属しない議員がこういった聞き込みをして回ってもらえばいいのになあと。

役所に連絡があったら、議員にもお願いして動いてもらう体制があってもいいと思います。

議員は役所組織の人間ではないので、個々の要望をしていれば職員の災害活動を妨害するだけです。

 

 自分自身も後でそんなことをしたようだなあ思ったことがあります。

役所はすぐに「個人の財産を・・」云々と言います。(個人を守ることが村を守ると思うのだが)

その割には、その境があいまいで、強引な議員の要望は受け入れます。

それに腹が立って、「じゃああそこはどうなんだ。」と迫ったことがあります。

こんなことを防いで、議会として行動し議員個人の手柄合戦に陥らせないことが必要です。

議会の長がしっかり舵を切らなければ、暴走するものです。すでにしていますが。

 

 19号で数日間消防活動をしている最中、議会で現場を視察するという招集が入りました。

当然自分は消防団活動を優先したので出ません。

思ったのは、そんな暇があるんだったらスコップのひとカキでも手伝った方が被災者の助けになる。

見て回って、行政にあーしろこーしろ要望しても職員も目いっぱいに動いている。

現場の内容を知らない者が見て回って、表面的なことを行政に要望しても妨害するだけの邪魔者。

未だに目的が分かりません。

存在のアピールだったとすれば理解します。納得はしませんが。

「視察」を現場作業の団員としてはシラケていました。当然です。

 

 消防団本部に所属していながら、消防にも一切出ず自分の家の被災片付けをしていた議員もいました。

被災している団本部の団員も他にもいましたが、消防活移動を優先しています。

議員と団員のこの認識の違いは何なのでしょうか?

しかし誰も何も言いません。余計なことは言わぬが花ですね。

「ぎーんは特権だ。」という、ぎーんの勘違いが多くの村の損失を産んでいる気がしてなりません。

そんなことを思い出しました。

 

これから台風の時期になります。

大きな災害が起きないことを、切に切に祈ります。(10回言います(^^♪)


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