彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

予算委員会での質問

2014年03月15日 | Weblog
今回の定例会は、住民との意見交換会の効用が出た予算委員会だった。

と感じた議員の質問が多かった。

 2グループに分かれたが、他グループではいろいろな発展的な意見を頂いていたようだ。

それが元となった予算関連質問が多く出されていたように感じた。

 住民との意見交換会では事業の数字的な部分や、事務的な細かい質問もあったと聞く。

議員は課の職員ではないのでそこまで把握はしていない・・と思う。

知っているに越したことはないが、そこまで知り尽くしていれば最強(><)


<村民からの情報が質問の源>

意見交換会が今回は大きな成果となったのではないかと思っている。

情報が無い場合は、ほとんど議員個人の思い込みと思い入れで質問する。

説得力に欠けてくる。「そりゃあんたの個人的見解だろ」と言われても仕方ない。

個人的に住民と蜜に接して、常に地域の課題・問題を把握している議員もいるのだろうが、ほとんどの議員はそうでもない?

少なくても自分は、ほとんど住民情報を持ち合わせていない劣等性議員の部類。

そういう意味で、意見交換会は自分にとっては貴重な機会となる。

 
 それだけに、意見交換会の進め方は十分に検討に検討を加えて、どう進めていけば

住民の意見を引き出せるのかという打ち合わせが必要と感じている。

これまではそれがない行き当たりばったり。

ある会場では、「要望を聞くのでないと言われれば、我々は何をどう言えばいいのか、役場がやってくれないときはどこに言えばいいのか?」

というような疑問を呈された。

これもある意味、事前あいさつでの説明不足。
要望を聞かないというのではないのだが、行政との違いを伝えようとすると誤解される言い方に聞こえてもしょうがない。

そこが打ち合わせ・検討不足ということになる。

進め方の話し合いで、なかなか議員同士の意見の一致が見出せない状態ではあった。
行政とは違う立場であること。それだけにむずかしい。


<議会改革?>

住民との意見交換会は「議会改革」のきっかけになると思ってずっと提案してきた。

が、この「議会改革」は、選挙で訴えても住民受けが悪いと言われる。

議員にすれば「めんどくさい」。
村民にすればそもそも議員が何をやっているのか判らないので、何が改革なのかもわからない。
住民はそう言われても、改革しなければならないほど議会は「ダメか?」と思うのではないか。

議員がひとりひとり好きなことを言っていても中々「村を変える」こともできない。
議会組織が行動するのと、議員個人の行動の決定的違いがある。
「意見交換会」は議会組織で動く。
議会で決めれば、行政も動かざるをえない。

村長部局は村長部局でおそらく、議員が村を変えれるとも思っていない。

恐らく村民も・・・。

行政側は議会がばらばらであるのを知っている。

ので、提案はほとんど議長が了解すれば通るものと思っているのだろう。

「○○村さんは、村長と議長が仲がいいそうですねぇー」と他町村の議員に皮肉られる議員がいたりする。

議長でも議員でも、村長といつもべったりだとそう思われる。
お互いそういう立場だからしょうがない。

方向は同じでも、チェックする側と、される側。
入札であれば談合を公然としているようなもの。

我々議員は、村政がどうのこうのと言う前に、議会を足元から変えていかなければならない状態?かも知れない。

村長どころか村の職員一人さえも動かすことはできない。

今はもう昔の議会とは違って、村長室の中で有力議員との話し合いですべてが決まっているという時代ではない。

せっかくの「議会」という組織が、ただの形式的な「議決のためのお道具」にしかなっていない。

これこそ税金の無駄使いの極みだ。



 

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