お稽古ノートに張りつけていた写真を コラージュの復習で使ってみました。
実家の二階の和室は お茶室なので 子供の頃から 茶道は母から教わっていました。
20分の一点前の正座ができなくて、よく叱られたものです。
茶道は季節感をとても大切にします。
床の間の花・掛け軸・茶道具…四季折々に変わる茶器の絵がらなど、
すべてにおいて 亭主から客人への心遣いの表れのように思われます。
4月 : つり釜
5月~10月 : 風炉(ふろ) 客人より火を離す。 水指(みずさし)は大きく 涼しげに。
11月~3月 : 炉(ろ) 客人に火を近づける。 茶碗は冷めにくい 筒茶碗など。
今は、老化が進む母ですが 時おり ダイニングのテーブルでリハビリ兼ねて 略点前の薄茶を点てて お稽古しています。
和室の押し入れに眠る 茶道具… これから どうしたものかと…思いつつ…
一期一会 : すべての客を、一生に一度しか出会いの無いものとして、 悔いの無いようにもてなせ という教え。