ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<民法「300日」規定>公明・北側幹事長 「自民に再考求める」

2007年04月12日 13時22分01秒 | 格差社会と政治
自民に再考求める=民法「300日」規定-公明・北側幹事長 (時事通信) 4月11日13時1分配信
【記事全文】 公明党の北側一雄幹事長は11日午前の記者会見で、自民党が離婚後300日以内に生まれた子を「前夫の子」と推定する民法772条に関する特例法案の提出を見送る方針を固めたことについて「婚姻の解消ができず、戸籍上は夫婦のままの場合もある。そういう状況で懐胎した子の立場を守っていく観点から、自民党にもぜひ正確に理解いただきたい」と述べ、同党に再考を求めた。
 また、自民党の一部議員が反対の理由として「婚姻制度の崩壊」を挙げていることに対しては「家族観、貞操義務の次元の話では全くない。法制度の不備をいかに是正していくかだ」と反論した。 
[記事原文]

昨夜(11日)のテレビ画面を見たときの (まるで誰かに強要されたかのように) 言いづらそうな、本意を感じさせない発言の様子(表情・語気)からは 信念はまったく伝わって来なかった。

それもそうだろう、 子どものため と云いながら本当の目的は 法改正 だけだ。

公明党幹事長発言は、
「Baby in Car(子どもが乗っています)」 ステッカーを貼っておけば 当の運転者は裁かれる事無く どこでも無法駐車や無法運転が許される社会を作るようなものだろう。

真に子どもの事を考えたなら 家庭や婚姻制度の崩壊 は避けては通れない。 今日の学校教育の 現場にさえ 影を落としている 重大な社会問題なのだから..

記事用に記録する。

<兵庫県加西市>中川加西市長を前市長が刑事告訴?

2007年04月12日 10時55分55秒 | 格差社会と政治
中川・加西市長を刑事告訴 名誉毀損で前市長(神戸新聞) - goo ニュース
【記事抜粋】 加西市の二〇〇六年度職員採用試験問題で中川暢三市長が、市会調査特別委員会(百条委員会)などで「〇三年から〇五年度の採用試験でも、試験結果に改ざんがあった」などと発言したことを受け、当時市長だった柏原正之氏(64)が三日、中川市長を名誉棄損容疑で神戸地検に告訴した。
[記事全文]

<刑事告訴では中川現市長の勝利>
前市長の任期中にも 改ざんによる不正採用があった と述べた事で 告訴 を受けた様子だが、 中川氏の勝利に終わるだろう。 私が 問題視している のは、 加西市に限らず 多くの自治体でも同様の不正な採用が 恒常的に行われてきた事だ。

これは 自治体に限ることなく、
バブルが崩壊して日本の不況が進むにつれ 大企業 や 公務員 など、 容易に倒産しそうにない 安定業界 や、その下請け企業・業界 に(景気の良い時期ならば)到底採用されるはずのない人材がどんどん増えて行った (優秀な人材は排除された)

同時に ”政治的コネ” などの後ろ盾を持たない地方の若者から 「役場の試験は一番だったが自分は落ちて、他の者が採用された」 と聞こえて来た。 それを裏付けるかの様に、 公務員優遇が批判の対象とされ居心地が悪くなる頃には、いるはずのない職員の姿はお役所等から消えていったのである。

<判決が確定するまで中川市長は ”シロ”>
前市長が 名誉毀損 と訴えるのならば、 歴代市長が ”公正採用を指導・確認し続けた事実” も明らかにされるべきであろう。 公判が始まり判決が確定するまで 名誉毀損 は存在しない。

重要な事は 政治的圧力、権力などで 公正性 が失われる事をどのように排除していくかが 将来に向けての解決すべき問題だ。 これが 作られた格差社会 の根本原因だからだ。

記録する。

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