ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<全国学力テスト> ことわざ 『 むかし神童、いまただの人 』

2007年04月24日 19時17分48秒 | Weblog
 『 むかし神童、いまただの人 』
テレビのニュースなどで学力優秀な子どもや若者たちが紹介された時などに、 不出来な我が子を前にして、 いつも私の父親が ボソッ と云っていた諺(ことわざ)である。

なるほど、 昔は優秀な子ども達が多かったのは 全国学力テスト のおかげだったのか?! いや、それだけではあるまい、 無学(低学歴)の大人たちが多かったむかしむかしの日本では 大人も舌を巻くほど 天才 ・ 秀才 と騒がれた子どもたちが多かったに違いない。

<由来>
小さな時期にはあまりの優秀さの由に、皆から 神童! 神童! と騒がれていたが、 皆と同じ大人の年齢になると 神がかりから解けたように 普通の人間(大人)に戻ってしまうことがほとんどであったのだろう。 勉強のきらいな私 は 成績優秀な 同級生 に対して 「『昔神童、いまただの人』という言葉もあるし」 と精一杯自分を慰めていたものである。

<あの人はいま?>
43年ぶりに 文部科学省が 再開した 全国学力テスト だが、 当時の神童(成績優秀者)がいま 大手企業経営者や国家公務員(官僚・議員)が社会の中枢を担っているのかも知れないが、 その実態を知りたいと思っても、 多くの当時の日教組教員だったであろう 彼らの恩師 たちの証言は得られない。

大学卒業時に 全国テスト を実施して、その出身校の統計を取った方が 幼年教育の実情を推し量ることができるに違いないのだろうが...。

アホくさ!!

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<全国学力テスト> 43年ぶりに(一部を除き)全国一斉実施

2007年04月24日 13時45分14秒 | 格差社会と政治
「子供主体の授業大切」=全14校が学力テスト不参加-愛知・犬山 (時事通信) 4月24日10時32分配信
【記事全文】 全国学力テストが一斉実施された24日、全国の公立校で唯一不参加を決めた愛知県犬山市では小、中学全14校で通常通り授業を実施した。特に混乱はなかった。 犬山市は、子供が自ら得た知識は生きる力をはぐくむとの考えから、少人数学級や教員による副教本づくりなどの取り組みを推進。全国テストは競争原理導入で市の教育理念に合わないとして、参加を見送った。 犬山北小学校の加地健校長は「教育成果の検証は大切だが、現場に影響を与えない方法でやってほしい。学校は子供が主体的に取り組める授業を提供することが大事だ」と述べた。
[記事原文]

本日(24日)の 全国学力テストは、 愛知県・犬山市の小中学校と私立校の40%を除いた、全国の国公立と私立の99%の学校で、 小学6年生と、中学3年生が参加し行われた。

<復古の真実>
競争が過熱化し、いったん中止された昭和39年以来、 43年ぶりのテスト実施との事だが、ほとほと 過去の日本文化 が好きな 政府・与党である。 自分の果たせなかった限界を知り、 希望の多かった昔を懐かしみ出すのは 人生末期 の老齢者の証拠だろう。 

全国学力テストを受けた閣僚たちですらこの程度なのだから 未来のある子どもたちが いまから学力競争してたら到底まともな大人にはなれないゾ!

<ゆとり教育廃止と全国学力テスト>
地域ごとの生活環境を無視し、排除したい教員に的を絞れば それに合った試験を作るのが (就職でも同様の) 選抜試験 [教員免許更新試験] の常套手段である。

地域事情による得点格差が存在するのは当然なのに、 (全国テストに合った) 学力を伸ばそう! と 教材を売りつける為に 個人情報を収集する学力テスト。 試験の結果(学力順位)を 気にするほど、 意味のあるものではない。

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