知人の卵子での体外受精 承認 (NHK) 4月29日 12時31分
【見出し記事】 友人や姉妹から卵子の提供を受けて夫の精子と体外受精させる不妊治療の計画を全国の不妊治療クリニックで作る団体の倫理委員会が承認しました。卵子の提供については、厚生労働省の部会が匿名での提供に限って認めるとしていますが、この団体は、国や学会にあらためて議論してほしいと話しています。
[記事全文]
発想は悪くはないが、 結局には産れてくる子どもの負担は避けられそうにない。
体外受精して 母親の妊娠・出産時は皆で喜ぶであろう。
だが、 この少子化社会の時期、卵子を提供した姉妹の子どもが事故や病気で亡くなった時、 その姉妹夫婦は 自分が提供した卵子で産れた子どもを そっとしておけるだろうか? また、 将来の遺産相続争議などでの 道具 にされる事はないだろうか?
友人・知人の卵子を提供して貰ったとき、 産れた子どもが成長し結婚したとき、 知らずに 卵子 を通しての 近親者同士の婚姻 が発生するかも知れない。
海外の成功がそのまま日本に当てはまらないのは、 日本が 人権や個を尊ぶ文化がいまだに育っていない事や、 欧米やさらには近隣アジア諸国とも異なる 独特の家族意識 が存在している事だ。 再婚した親の連れ子が 新しい配偶者を意識する実の親から ぞんざいに 扱われている社会現象が物語る。
赤ちゃんポストまで出来たというのに、 親から見捨てられた子を養子にするよりも たとえ他人の卵子でも 父親が明確ならばそちらを選ぶ との選択は、 ウラを返せば 不幸にも家族の状況が逆転すれば 一気に 子どもを巡っての修羅場と化す事になる。 仮に、 犯罪でも起そうものなら 実は私の子ではない と、 親としての責任と義務もあっさり放棄しかねない。
残念ながら、 これが日本文化の一側面でもある。
『子どもの人生を不幸にしない事』 これが最低限の 条件だろう。
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[記事全文]
発想は悪くはないが、 結局には産れてくる子どもの負担は避けられそうにない。
体外受精して 母親の妊娠・出産時は皆で喜ぶであろう。
だが、 この少子化社会の時期、卵子を提供した姉妹の子どもが事故や病気で亡くなった時、 その姉妹夫婦は 自分が提供した卵子で産れた子どもを そっとしておけるだろうか? また、 将来の遺産相続争議などでの 道具 にされる事はないだろうか?
友人・知人の卵子を提供して貰ったとき、 産れた子どもが成長し結婚したとき、 知らずに 卵子 を通しての 近親者同士の婚姻 が発生するかも知れない。
海外の成功がそのまま日本に当てはまらないのは、 日本が 人権や個を尊ぶ文化がいまだに育っていない事や、 欧米やさらには近隣アジア諸国とも異なる 独特の家族意識 が存在している事だ。 再婚した親の連れ子が 新しい配偶者を意識する実の親から ぞんざいに 扱われている社会現象が物語る。
赤ちゃんポストまで出来たというのに、 親から見捨てられた子を養子にするよりも たとえ他人の卵子でも 父親が明確ならばそちらを選ぶ との選択は、 ウラを返せば 不幸にも家族の状況が逆転すれば 一気に 子どもを巡っての修羅場と化す事になる。 仮に、 犯罪でも起そうものなら 実は私の子ではない と、 親としての責任と義務もあっさり放棄しかねない。
残念ながら、 これが日本文化の一側面でもある。
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