ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

『夕鶴』、 「つう(鶴)」と 人とは一緒に暮らせない

2007年04月26日 21時33分13秒 | Weblog
[個人史]: 回想、中学生、鳥、こころ

戯曲『夕鶴』 の存在を知ったのは 東京で勉強した担任教師 が紹介したレコードだった。

いなかの学校の文化祭で 夕鶴 を演じようとなったが、 都会の文化に触れた事のない子ども達に まずは耳から触れさせよう となったのだ。 文学的才能の無い私でも 戯曲『夕鶴』 を聞いていると その歌詞と曲から なんとなくだが その情景を感じる事ができる。

録音テープ(カセットなどまだ無い)に写し、 何度も、何度も、・・繰り返し 何度も聞いて、歌を覚えるように 台詞も覚えることができた。

劇中で最も切ないシーンは、
欲にかられた ”運ず”と ”惣ど” にそそのかされた ”与ひょう” が 人並みの 『こころ』 を持ち、 とうとう自分の心を抑えきれずに 鶴にもどって機(はた)を織る ”つう” の姿を見てしまった事。 そしてついには ”与ひょう” のもとから ”つう(鶴)” が去って行くシーンだろう。

日本の古い民話には 有りそうな 話である。
かれらが 人の化身として現れる というのは人それぞれの好みに任せるとして、 心を通じ合わせる というのは決してあり得ない話でもない。 かれらが ”こころ” を許しさえすれば 相手の語りかけには耳を傾け、 また同時に 雄弁に語りかけてもくる。

本来、鳥にしろ、動物にしろ 自分の意志を伝えるための 共通の手段 を持っている。
幼いときには持っていた人間に それが出来なくなったのは、成長する過程において 傲(おご)る心で相手を見、 好奇心や破壊が目的で 相手の領域(テリトリー)に土足で踏み込み、 そして荒らし続けるようになったからでしかない。

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日記: ディスパレートな 安倍首相 (私見)

2007年04月26日 10時37分43秒 | Weblog
安倍首相は、 26日からの 初訪米 を前に、 前小泉政権から様々な 『負の遺産』『負の連鎖』 を引き継いだ 自民党政治の健全化努力 には涙ぐましいものがあった。

たとえば、
不祥事発覚前に さっさとケツをまくって議員(国家公務員)を辞職した 竹中前総務大臣 時代の 「税金バラ巻き・やらせタウンミーティング」問題を始め、 「国民感情を受止め 郵政民営化に反対 」 したことで (正義もなく)追い出した議員たちの 「復党問題」。

そのうち 「制度があるならオレがやる!」と軽いノリで始めた 菅総務相の 「NHK命令放送(追加)」に始まった 大臣たちの(首相不在の)自己アピールパフォーマンスの数々。 やがて 閣僚らの不正問題までが発覚して 大臣擁護に躍起になった 若き安倍首相だ。

<訪米みやげ>
首相がないがしろにされるのだから 国民をないがしろにして何が悪い! とばかりに大暴走の 政府・与党(自民党・公明党)による 強行採決 の数々。

防衛省が出来、軍用ミサイルも自衛隊に配置し、 子どもたちに 「愛国(=軍国)」を教える 教育基本法改正。 さらに(実に都合の良い事に)訪米前に襲撃・殺害されて 国内の強烈な 核廃絶論者 もいなくなり、 米軍の核配備船の入港を正式に認める事もできた。

そしてそれらは 安倍首相にとって 訪米時のお土産となった。

<恋人もいないのに>
これだけの 土産があれば、 一途に愛するあの人(米国)からも 固い抱擁と一層の寵愛を受けることができるに違いない。 そう願う 安倍首相 の訪米となるであろう。

だがそれは 日本の多くの女性達が陥ってヒドイ目に会ってきた ”根拠無き希望” だ。
不誠実なオトコ(米国の裏切り者)にとって ゼニ(利用価値)の有るウチは 『オマエの為だ』 とあれこれ優しい言葉も掛けて貢がせるが、 その一途さを確認し、多くを吸い尽くす頃には 新しい恋人に愛をささやく。

今回は おとうさん(経団連会長)も同行するが、 しゃぶり尽くされる国家の首相 など、 奴隷の長 くらいにしか見て貰えない。 そんな事などうすうす気づいており、 足下の日本国内からも 「次はオレの番、早く辞めたら?」 と足を引っ張られるのだから Desperate(やけ)になって何が悪い!

意味無く 記録する。

<集団的自衛権>※個別事例の研究開始

2007年04月26日 00時51分34秒 | 格差社会と政治
集団的自衛権の個別事例を研究、有識者会議設置を正式発表 (読売新聞) 4月25日22時56分配信
【記事抜粋】 政府は25日、集団的自衛権に関する個別事例を研究する有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の設置を正式に発表した。・・(中略)・・ 懇談会は、外務、防衛両省OBや学識経験者ら13人で構成し、柳井俊二・前駐米大使が座長となる。 検討課題となるのは、<1>同盟国を攻撃する弾道ミサイルをMDシステムで撃破する<2>公海上で海上自衛隊艦船と並走する艦船が攻撃された場合、自衛隊が反撃する<3>一つの目的で複数の国が活動するイラク復興支援のようなケースで、他国軍が攻撃された際に自衛隊が駆けつけて反撃する<4>自衛隊が外国軍隊を後方支援する――の4類型だ。
[記事全文]

政府子飼いの有識者と研究会。 存在目的は 「国民を納得させる理由(騙しのテクニック)」 探しだ。

国民が何を言っても聞く耳を持たない愚かな 政府・与党の為政者たちに振り回されるより、 そろそろ 次の政府における日本国家再建案でも練っていた方が良い。

米国の裏切り者が倒れたその時にはいまの政府・与党(自民党・公明党)に 戦争責任 を取らせる事は言うまでもない。

どうしても 軍事力行使が望みなのだから 民間犠牲者たちの悲惨な状況でも眺めながら(われら国民と戦闘自衛官たちが流した血の混じった)美酒に酔いしれるがいいさ。 酔いから醒めればそこは地獄の終着点だ。 二度と元には返さない。

記録する。