わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

縁側

2015-03-14 | 国語
娘は全然本を読まないので、仕方なく、国語の勉強を始めました。彼女は漫画三昧…。

問題集で、読解問題をやっていたら、縁側とか庇とかいう言葉が出てきて、娘はわからずに「これって何なのよ。わかんない~」
と非常に反抗的な態度。

言葉で説明するにも、私にも語彙力なければ、娘もなしで、上手くいかず、インターネットで画像検索して、直接見せてしまいました。

改めて見る縁側。美しい!日本家屋の美しさに魅了されてしまいました。

札幌に来て感じたのは、本州で当たり前のように存在する日本家屋のようなものがあまりないこと。それで、娘は縁側が分からないのか?それとも、もう日本全国、縁側などあまり存在しなくなってしまったのでしょうか。

お城を見に行くのに、松前まで行くんですか~という状況に城好きな息子なんぞは嘆いていました。そんな日本への憧れから、家を持つなら日本建築と息子は思っているようです。この日本文化への思いは、外国人のようです。袴をはいて余暇を過ごしたいとか、結婚式には束帯を着たいとまで言っています。

息子には不満もあるでしょうが、北海道にしかない素晴らしいものも沢山。やはり5月の白樺の美しさは絶句です。夏至の頃の緑の豊かさもまぶしく、この色合いは本州にいたら絶対に感じることはできないと。

そして、氷の世界もまた美しく、裸ん坊になった木々の枝に雪が積もっている晴れた朝などは地球に生まれてよかったと思うような光景です。

そんなわけで、北ヨーロッパの翻訳絵本の方が、共感できたりします。

これからも娘はきっと日本の物が分からず、読解問題では苦しむのでしょう…。