紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

カエルがウサギを投げ飛ばす

2007年12月07日 | 美術館・博物館
入口付近からこれほど大勢の人が『鳥獣戯画』を見るために並んでいるとは。動物を擬人化した有名な甲巻をじっくり見るためには亀より遅いこの行列に加わらなくてはなるまい。
先日行った東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館にて、国宝「鳥獣人物戯画絵巻」展が開催されています。行列の後ろからチラ見程度しか甲巻は見られませんでしたが、有名なカエルがウサギを投げ飛ばす画など各場面をなんとなく見ることができました。しかし細かな筆使いは見事。何の迷いもなくスラスラと描かれた鳥獣戯画。いったい誰がこれを描いたのでしょうか。
鳥獣戯画に関連した作品に『勝絵絵巻』『放屁合戦絵巻』というものも展示されていました。これがまた自分好みのアホアホ路線、ふざけ度炸裂の絵巻なのです。おなら大合戦、ブ~っ!という絵ばかり。
ミュージアムショップでは鳥獣戯画の図録(エコバッグ付きがうれしい)、ウサギの絵はがきと放屁合戦絵巻の絵はがきを...。
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