紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

超・日本刀入門

2017年01月27日 | 美術館・博物館
二子玉がずいぶん様変わりしてるんですけど。でも高島屋は以前のまま。和菓子屋が角っこにある商店街もそのまま。静嘉堂文庫はどこだっけ...こんな道を通った覚えなし。
数年前に曜変天目を見に行った時にも、分かりにくい場所にあるな〜と思った静嘉堂文庫美術館。そこではいま「超・日本刀入門」展が開催されています。
刀とかまあ嫌いではありません。むしろ好きなほうですが、ここ何年か刀剣女子なるものあり...便乗するのもどうかと思って、ちょい引き気味の立ち位置にいたんですけど、つい先日「春日大社 千年の至宝」展を見に行った時、奉納された武具のひとつ『菱作打刀』に引き込まれてしまいまして...。そこで図ったかのような「超・日本刀入門」展の開催。まんまと行くハメに相成りました。
静嘉堂文庫が所蔵する国宝1件、重要文化財8件を含む30振の刀剣が揃う展示室に入る前に、刀の見どころを解説するパネルでお勉強。焼入れの模様である刃文を見るために、自分で腰を曲げて姿勢を低くするとか、いろいろ日本刀鑑賞のポイントがあるようです。刀の各部名称や刃文の種類、地がねの見どころなどもイラストで説明。普通ならこんなに丁寧なパネルなんてありませんからね...まさに入門者のための展覧会。
研ぎ澄まされた刀身の肌。そこに広がる刃文は夜空のよう。ぜひ単眼鏡持参でお願いします。
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