紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

ゴードン・マッタ=クラーク展

2018年08月21日 | 美術館・博物館
35歳の若さでこの世を去ったゴードン・マッタ=クラーク。1970年代のニューヨークを中心に活躍したそうですが、自分はほとんど存じません。アジア初の回顧展が東京国立近代美術館で開催されているのは知っていましたが、行こうかどうしようかグズグズしている間に閉幕まであと数週間。ヒ〜ッと飛び起きて行ってきました。
ゴードン・マッタ=クラークはストリートカルチャーや写真、建築などいろんな活動をした人...これくらいしか前知識がありません。なんでも建物をぶっ壊す破壊者みたいなこともされたとか。

 床に穴が。落とし穴よりひどい。



家が真っ二つ。四隅の屋根だけが存在。《スプリッティング:四つの角》



グラフィティも面白いデザインあり。これは本人が書いたんでしょうか...謎。



工場の壁にも穴。マッタ=クラークなかなか良いかも...。



建物の穴あけ再現モデルも展示。写真だけではわからないデストロイヤーぶりを見学可能。



ちなみに映像作品がまたヘンなものばかりで、建物をぶっ壊しているシーンにはつい見入ってしまいます。没後40年のゴードン・マッタ=クラーク。そのほとんどの建物作品は失われているのに、これほどまで人々を惹きつけるのは一体...。
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