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床研磨&ニス塗り作業

2012年12月19日 17時00分00秒 | 修繕作業

「お客様より床にシミがついているけど、クリーニングで落ちるか見てほしい。」と、連絡を受けました。現場確認するとチーク材で研磨可能な床材だったので「清掃では落ちることはないですが、研磨してニス塗りで復活しますよ。」と、提案。 その場で、ご依頼を受けました。

床の状態は、このように輪染みが所々、他にも日焼けしたりしていました。廻りを養生マスカーテープで囲みます。実際に生活されている空間なので研磨した際に出る粉じんを巻き散らかさないためです。

玄関もこんな感じでした。

ここも玄関入り口。

渡り廊下もこんな感じ。

ポリッシャーに研磨用のペーパーをセットします。 研磨用のペーパーだと非常に抵抗があります。 慣れれば何ともないですが、一歩間違うと破壊マシーンに豹変しますから慎重に慎重に操作します。

こういう染みがどうなることやら・・・・。

いざ! 研磨開始!

ポリッシャーが入らない場所や隅は、ハンディポリッシャーを使用します。

以前あったシミは消えて無くなっています。

研磨は、サンドペーパーの番数が40番、80番、120番、180番、240番と次第にあげていきます。 石垣島でも他にやっている業者を知っていますが、40番で開始して120番で仕上げており、床を横から透かして見るとペーパーの輪が浮いて見えました。 勿論、そういう手抜きをすると時間もかからず、料金も安くなるとは思いますが、それは私の職人気質が許せませんので自分の納得いく仕事ができないなら受けません。 何故ならちゃんと作業する業者から見れば違いが判り、後ろ指を指されるからです。 まあそれはさておき作業に戻ります。

研磨して最初に「サイディングシーラー」を塗っていきます。これは目止めの役割をして最後のクリアニスを浮き立たせるために塗ります。

ニス塗り。ペンキもそうですが、素人が塗るのと職人が塗るのとでは違います。如何に刷毛足を残さずに塗れるか。 非常に集中して神経を使います。ペンキ塗りよりシビアです。失敗したら研磨し直すしかありません。 DIYでできる水性ニスとは全然違うので。

これがニス用のローラーです。業者用でニス塗り専用です。

ビフォー、アフラーを比べると違いがよくわかります。

お客様にも満足していただき、「他にも電気工事のお仕事が必要なお客様をご紹介いただくことになっております。」

ひとつひとつ丁寧にこなして結果を出せば、口コミをして頂けます。 この島で生きていくには、それが必要です。

信頼が第一、こだわりが第一。 これからも信頼を裏切らないように一件一件大切に頑張ります。


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