無線LANは、“あやふや”なもの。
有線(=LANケーブル)接続と異なり、どうしても外的要因を多々受けます。
無線LANの繋がりが悪いと相談を頂いても、解決を諦めるしかない事態というのがあるのです。
それは周囲からの妨害電波。
弊社経験の3例をあげてみましょうか。
1.不法無線局の為、電波が妨害される
よくある事例としては、違法無線を使うトラックです。
まあ、どうしようもないですね。
国が取り締まってはいますが、なくなりません。
安房郡のとある小学校でも、コレが原因と思われる接続障害が時折おきています。
2.近所で工事をやっている。
交通整理担当者が使うトランシーバーのせいなのか?
それとも工事機械からのノイズなのか。
まあ、これは工事が終了するまでの我慢でしょう。
3.近所にノイズを発する企業がある。
とあるパチンコ屋さんがそれに該当しました。
アクセスポイントもパソコンも同室に設置された木造家屋のお客様。
普段は
「無線状態=強」
深夜や早朝は問題ないのですが、近所のパチンコ屋さんの営業時間中は、無線LANが不安定になります。
これはホールスタッフのトランシーバーのせいなのか。
それとも大電力を消費している建物自体からのノイズなのか。
因果関係を実証できない以上どうしようもありません。
また、仮に証明できても、人的トラブルになったら面倒。
事実上は諦めるしかないようです。
そういえば、パソコンとか関係ないのですが
「近所のパチンコ屋営業中は、地デジの受信が乱れる」
というお客様もいましたね。
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これらは明確な対処が困難です。
無線親機&子機を強電波製品にすることで改善されることもあります。
しかし、大抵の場合は妨害電波の方が電波出力が強いのでどうにもなりません。
どうしてもというお客様には面倒ではありますが、有線(=LANケーブル)接続を導入頂いております。
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