
パソコンはいつ壊れるかわかりません。
壊れなくとも、ウッカリなどで大事なデータが消えることもあります。

ユーザデータのバックアップは持ち主の責任です。



一つ悲しい事例をご紹介します。

あれは8年ほど前のこと。
南房総市として合併する前の「千葉県安房郡富山町」在住のお客様でした。

「落雷でパソコンが故障してしまった!
なんとかならないか!?」

このようなご相談でした。

実物をみさせていただきました。

落雷故障の場合、多くはサージによる回路故障。
外観を一見程度では故障部位が見えないことも多々あります。

しかし!
今回のノートPC(富士通製)は見事にあちこち焦げ付いていました。
ACアダプタのコードの根本は溶け、本体のACアダプタ差込口には焦げ付きが。
鼻を近づけると、はっきりと焦げ臭い匂いが。

2.5インチHDDを取り出してみましたが、基盤には目視できる焼け焦げが数か所。

HDD内の記録面が無事かどうかは専門のデータサルベージ業者に依頼しなければ判断できない状況。
でも焦げ付きからして望み薄。
一縷の望みをかけて業者に依頼をしても、想定 数十万円の出費です。


「息子の誕生から4歳までのデジカメ写真が
全部入っているのに....」

お客様は肩を落として諦められておりました。


皆さん、
ユーザデータ損失は誰にでも突発的に起こりうるものです。

バックアップは最低限の自衛策ですよ。
