5月29日(金)、インヴァネスから朝7時50分発の電車に乗り、11時過ぎにエディンバラに到着。インヴァネス滞在時は、どちらかといえば曇りモードの涼しい気候だったが、エディンバラに着いてからの週末は、ほぼ快晴。最高気温も22℃を越え、絶好の観光日和となった。
最初に訪れたのは、生きているうちに一度は見ておきたいと思っていたエディンバラ城(Edinburgh Castle)。スコットランドを代表するランドマークであるばかりでなく、世界でも指折りの名所だ。このエディンバラ城を含め、中世以来の歴史を誇るエディンバラの旧市街全域、そして19世紀の都市計画によって建設された新市街全域が、ユネスコの世界遺産に指定されている。まさに街全体が文化遺産そのもの、という究極の観光地である。
エディンバラ城は、日本語のオーディアツアーでまわると、歴史的背景の解説も含めてたっぷり楽しむことができる。西洋史が好きな人ならば1日いても飽きないほどだが、おもな見どころをざっと見てまわるだけでも、2時間は必要だ。
★毎年100万人以上の観光客を集める世界屈指のランドマーク、エディンバラ城。入口を前にして、記念撮影をする人たちであふれている。
★橋を渡り、スコットランドの独立に貢献した2人の英雄、ウィリアム・ウォレス(右:映画「ブレイブハート」の主人公)とロバート・ブルース(左:スコットランド王ロバート1世)の銅像が安置されたゲイトハウスをくぐる。
★1573年に築造された城門。その内部には落とし格子門が見える。
★6つの砲列からなるアーガイル砲台。オリジナルは1715年にアーガイル公爵2世の名にちなんで建造された。現在残されている大砲は、1810年のナポレオン戦争時に造られたもの。
★毎日午後1時(日曜日、グッドフライデー、クリスマスを除く)に発砲されるワン・オクロック・ガン。エディンバラ市民は、この音を合図に腕時計の時刻を合わせるという。
★17世紀に国王チャールズ2世の命を受け、城の再要塞化が行なわれた際に建設されたフッグス・ゲート。
★エディンバラ城内で最古の建築物、セント・マーガレット礼拝堂。その歴史は1130年頃までさかのぼる。
★セント・マーガレット礼拝堂の内部。国王デイヴィッド1世が亡くなった母親マーガレットに捧げたことから、この名で呼ばれる。王家の私的礼拝堂として、結婚式などの宗教行事に使用されてきた。
★1457年に、国王ジェームズ2世の姪の夫フィリップ公爵から寄贈された重さ6トンの大砲、モンス・メグ。発射される砲弾も、150キロというケタはずれの重さ。
★1540年代に建造されたフォアウォール砲台。壁の上にある鉄製バスケットは、緊急時に警告の「のろし」を発するために利用された。
★16世紀後半に建造されたハーフムーン砲台。最も攻撃を受けやすい東側正面に位置し、メイン高所防塞壁としての役割を担っていた。
★城の中枢部に位置する中庭、クラウン・スクエア。広場の四辺を囲んで、ロイヤル・パレス(右)、スコットランド国立戦争記念館(左)、グレート・ホール(背後)などの重要な建物が並んでいる。
★1430年代に建造された王族の住居、ロイヤル・パレスの入口。王宮内には、スコットランド女王メアリー・スチュワートがジェイムズ6世を産んだ有名な「メアリー女王の部屋」がある。また、隣接するクラウン・ルーム内には、スコットランド王の即位に用いられる3種の宝器(王冠、笏、御剣)と「運命の石」(スコットランド王が即位式の時に座ることになっている石)が安置されている。
★城内で最も大規模な広間、グレート・ホール。1511年に儀式用の広間として建設され、一時期は軍事用の兵舎にもなったが、1880年代にオリジナルの壮麗さを取り戻す形で大改修された。
★フランスとの7年戦争から使用された捕虜収容所。1763年の戦争終結時までに、少なくとも500人以上の捕虜が収監された。
★脱走を企てた捕虜は、地下の牢獄に閉じ込められる。
★軍の規律を破った兵士が収容された独房。ビジネスホテルのシングル・ルームくらいの広さ。
★犬専用の墓地、ドッグ・セメタリー。連隊のマスコット犬や将校たちの飼っていた愛犬がここに眠っている。
★アーガイル・タワーの内部。このタワーは1887年に城門(落とし格子門)の最上部に取り付けられた。
★1746年に建造された火薬庫。現在はカフェになっている
★入口の手前、堀に架けられた橋を背景にして記念撮影。
★キャッスル・ロックの頂上に建つ、エディンバラ城。このキャッスル・ロックは古代から「ディン・エイデン(丘の上の要塞)」と呼ばれ、それが「エディンバラ」の語源となった。
★プリンセズ・ストリート・ガーデンズから見た難攻不落のエディンバラ城。どこから眺めても、絵になる名城だ。
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最初に訪れたのは、生きているうちに一度は見ておきたいと思っていたエディンバラ城(Edinburgh Castle)。スコットランドを代表するランドマークであるばかりでなく、世界でも指折りの名所だ。このエディンバラ城を含め、中世以来の歴史を誇るエディンバラの旧市街全域、そして19世紀の都市計画によって建設された新市街全域が、ユネスコの世界遺産に指定されている。まさに街全体が文化遺産そのもの、という究極の観光地である。
エディンバラ城は、日本語のオーディアツアーでまわると、歴史的背景の解説も含めてたっぷり楽しむことができる。西洋史が好きな人ならば1日いても飽きないほどだが、おもな見どころをざっと見てまわるだけでも、2時間は必要だ。
★毎年100万人以上の観光客を集める世界屈指のランドマーク、エディンバラ城。入口を前にして、記念撮影をする人たちであふれている。
★橋を渡り、スコットランドの独立に貢献した2人の英雄、ウィリアム・ウォレス(右:映画「ブレイブハート」の主人公)とロバート・ブルース(左:スコットランド王ロバート1世)の銅像が安置されたゲイトハウスをくぐる。
★1573年に築造された城門。その内部には落とし格子門が見える。
★6つの砲列からなるアーガイル砲台。オリジナルは1715年にアーガイル公爵2世の名にちなんで建造された。現在残されている大砲は、1810年のナポレオン戦争時に造られたもの。
★毎日午後1時(日曜日、グッドフライデー、クリスマスを除く)に発砲されるワン・オクロック・ガン。エディンバラ市民は、この音を合図に腕時計の時刻を合わせるという。
★17世紀に国王チャールズ2世の命を受け、城の再要塞化が行なわれた際に建設されたフッグス・ゲート。
★エディンバラ城内で最古の建築物、セント・マーガレット礼拝堂。その歴史は1130年頃までさかのぼる。
★セント・マーガレット礼拝堂の内部。国王デイヴィッド1世が亡くなった母親マーガレットに捧げたことから、この名で呼ばれる。王家の私的礼拝堂として、結婚式などの宗教行事に使用されてきた。
★1457年に、国王ジェームズ2世の姪の夫フィリップ公爵から寄贈された重さ6トンの大砲、モンス・メグ。発射される砲弾も、150キロというケタはずれの重さ。
★1540年代に建造されたフォアウォール砲台。壁の上にある鉄製バスケットは、緊急時に警告の「のろし」を発するために利用された。
★16世紀後半に建造されたハーフムーン砲台。最も攻撃を受けやすい東側正面に位置し、メイン高所防塞壁としての役割を担っていた。
★城の中枢部に位置する中庭、クラウン・スクエア。広場の四辺を囲んで、ロイヤル・パレス(右)、スコットランド国立戦争記念館(左)、グレート・ホール(背後)などの重要な建物が並んでいる。
★1430年代に建造された王族の住居、ロイヤル・パレスの入口。王宮内には、スコットランド女王メアリー・スチュワートがジェイムズ6世を産んだ有名な「メアリー女王の部屋」がある。また、隣接するクラウン・ルーム内には、スコットランド王の即位に用いられる3種の宝器(王冠、笏、御剣)と「運命の石」(スコットランド王が即位式の時に座ることになっている石)が安置されている。
★城内で最も大規模な広間、グレート・ホール。1511年に儀式用の広間として建設され、一時期は軍事用の兵舎にもなったが、1880年代にオリジナルの壮麗さを取り戻す形で大改修された。
★フランスとの7年戦争から使用された捕虜収容所。1763年の戦争終結時までに、少なくとも500人以上の捕虜が収監された。
★脱走を企てた捕虜は、地下の牢獄に閉じ込められる。
★軍の規律を破った兵士が収容された独房。ビジネスホテルのシングル・ルームくらいの広さ。
★犬専用の墓地、ドッグ・セメタリー。連隊のマスコット犬や将校たちの飼っていた愛犬がここに眠っている。
★アーガイル・タワーの内部。このタワーは1887年に城門(落とし格子門)の最上部に取り付けられた。
★1746年に建造された火薬庫。現在はカフェになっている
★入口の手前、堀に架けられた橋を背景にして記念撮影。
★キャッスル・ロックの頂上に建つ、エディンバラ城。このキャッスル・ロックは古代から「ディン・エイデン(丘の上の要塞)」と呼ばれ、それが「エディンバラ」の語源となった。
★プリンセズ・ストリート・ガーデンズから見た難攻不落のエディンバラ城。どこから眺めても、絵になる名城だ。
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