7月16日(土曜日)、隣り街で開催される7月恒例のレース、テタボロー空港5Kに参加。
炎天下の滑走路を往復する超フラットコース。多額のPrizeも出るということで、ローカル大会ながら人気が高く、今回も800名以上のランナーが集まった。
男女1位はニューヨークからの遠征ランナー。上位入賞者もちらほらと州外からの遠征組が名前を連ねていた。圧巻なのは自分の属するエイジグループ(♂50-54)のレベルの高さで、今年は1~3位までが17分台。ということは、なんとマイル5分台の速さ。
これではちょっと上位に食い込むのは難しい。
スタート前にnew york KPさんと落ち合って前のほうに並ぶ。号砲が鳴ると、弾丸のようにエリートランナーたちが飛び出していき、そのあとをトコトコ追いかけるような形でついていった。前半は無理をしない作戦だったので、適度に突っ込みながらも息の上がらない程度のスピードにおさえ、最初のマイル表示を通過。
7分36秒。
速すぎず、遅すぎず、なかなかいい感じ。このペースを維持するような感覚で、2マイル目に入った。折り返しを通過して、new york KPさんもすぐ後ろについていることを確認。後半も無理のないナチュラルビルドアップを意識し、80%から90%のジェット出力に上げるイメージで、やがて2番目のマイル表示を通過した。
6分47秒。
一瞬、自分の目を疑う。なんとマイル6分台を計時!
この数字を見たのはいつ以来だろうか?
それほど飛ばしているつもりはなかったのだが、思いがけず調子がいいことを確認し、最後の追い込みに賭ける。
脚は決して疲れていないのに、息が苦しい。究極の無酸素運動という感じだ。
1人で走ったら、絶対こんなスピードは出ない。先に行くランナーを必死で追いかけることによってのみ、潜在的な力を引き出すことが可能になる。
ゴールまであと少し。離陸しそうでなかなか飛び立てないジェット機のごとく、ヘロヘロになりながらも、最後の力を振り絞ってゴールゲイトに到達した。
Finish Time 22分30秒(7:15/mile)。
自己歴代1位。
な・なんと2年前の同じレースで出した自己ベスト(22:38)を8秒上回った。
長らく忘れていたPRの感触。
これは素晴らしい。われながら「すごい」の旗を何本も立てたいようなレース。
最初の1マイルの入りが絶妙だった。速すぎず、遅すぎず、適度に突っ込みながらも、余力を残す。いつもこういうレースができればいいのだが、滅多にうまくいかない。速すぎるか、遅すぎるか、どちらかのケースが多い。
今回は滅多にない奇蹟的な成功例として、ミナコ史に残ることだろう。
ゴール後は、new york KPさんの他、なぜかゼッケン「375」をつけた飛脚さん+ご主人とも落ち合い、豊富なリフレッシュメントでひと休み。飛行機のポーズで写真撮影などをして楽しんだ。
★片足立ちなので、バランスを取るのが難しい。
★New York KPさん、飛脚さんご夫妻と記念撮影。
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