ついに、「米国タワーレコード倒産」という大ニュースが入った。
iPodなどの新メディアの普及で、CDの売り上げが低迷していることは、ここ数年来言われていることであるが、時代の流れは、もうここまで来ていたのだろうか・・・。
自分は10年以上、NYCのCD店舗の盛衰を見ているのだが、全盛期の勢いに比べると、ほとんど滅亡に近い状況になっている。
かつては英国の大手レコード会社HMVが、次々と新店舗を拡大し、マンハッタンの中心部だけでも数ヶ所でCDを購入することができたのだが、ある時期を境に、閉店が相次ぎ、今や、完全に撤退してしまった。
ブロードウェイ沿いに2店舗あるヴァージン・メガストアも、CDの売り場が半分以下に縮小され、ヴィンテージ物のTシャツなどが幅を利かせるようになってしまった。
その中でも、アップタウン(66丁目)とダウンタウン(4丁目)に2ヶ所あるタワーレコードだけは、従来からの正統的CD店舗の体裁を保ってきたのだが、最近は、明らかに厳しい様子が見て取れた。たまに来店すると、どの階に行っても閑古鳥が鳴いているのである。以前は、週末などに行くと、レジに長蛇の列ができていて、長時間待たされたものだが・・・。
個人的には、新譜のCDは、なるべくCD店舗で購入するようにしている。ネット注文するのは、どうしても店頭では手に入りにくかったり、海外(ほとんど日本)で発売されるCDのみ。iPodも、まだ購入していないし、「音楽をダウンロードして聴く」と言われても、どうもピンと来ないのである。
要するに、古い世代の人間という話なのだが・・・。
今後、NYCのCD店舗は、どうなるのだろうか。タワーレコードが買収されてしまうと、当然、オーナーの経営方針が変わるので、従来のような正統的CD店舗ではなく、最近のヴァージン・メガストアのような、総合的娯楽ショップに移行する可能性が高い。実際、そのほうが集客は期待できるのである。
そうなると、NYCからCD店舗が消えてしまう。もちろん、CDをまったく買えなくなるということではないのだが、CD専門店ならではの充実した品揃えと、音楽好きの集まる独特な雰囲気と、経験豊かなスタッフによる味のあるサービスは、遠い過去のものとなってしまうのである。
iPodなどの新メディアの普及で、CDの売り上げが低迷していることは、ここ数年来言われていることであるが、時代の流れは、もうここまで来ていたのだろうか・・・。
自分は10年以上、NYCのCD店舗の盛衰を見ているのだが、全盛期の勢いに比べると、ほとんど滅亡に近い状況になっている。
かつては英国の大手レコード会社HMVが、次々と新店舗を拡大し、マンハッタンの中心部だけでも数ヶ所でCDを購入することができたのだが、ある時期を境に、閉店が相次ぎ、今や、完全に撤退してしまった。
ブロードウェイ沿いに2店舗あるヴァージン・メガストアも、CDの売り場が半分以下に縮小され、ヴィンテージ物のTシャツなどが幅を利かせるようになってしまった。
その中でも、アップタウン(66丁目)とダウンタウン(4丁目)に2ヶ所あるタワーレコードだけは、従来からの正統的CD店舗の体裁を保ってきたのだが、最近は、明らかに厳しい様子が見て取れた。たまに来店すると、どの階に行っても閑古鳥が鳴いているのである。以前は、週末などに行くと、レジに長蛇の列ができていて、長時間待たされたものだが・・・。
個人的には、新譜のCDは、なるべくCD店舗で購入するようにしている。ネット注文するのは、どうしても店頭では手に入りにくかったり、海外(ほとんど日本)で発売されるCDのみ。iPodも、まだ購入していないし、「音楽をダウンロードして聴く」と言われても、どうもピンと来ないのである。
要するに、古い世代の人間という話なのだが・・・。
今後、NYCのCD店舗は、どうなるのだろうか。タワーレコードが買収されてしまうと、当然、オーナーの経営方針が変わるので、従来のような正統的CD店舗ではなく、最近のヴァージン・メガストアのような、総合的娯楽ショップに移行する可能性が高い。実際、そのほうが集客は期待できるのである。
そうなると、NYCからCD店舗が消えてしまう。もちろん、CDをまったく買えなくなるということではないのだが、CD専門店ならではの充実した品揃えと、音楽好きの集まる独特な雰囲気と、経験豊かなスタッフによる味のあるサービスは、遠い過去のものとなってしまうのである。
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