8月16日(日曜日)、今年で第4回を迎えるNYCハーフマラソンに4年連続で参加。
今年のニューヨークは、どちらかと言えば冷夏で、比較的過ごしやすい日々が続いていたのだが、このハーフマラソンの週末を狙っていたかのように、夏らしい陽射しが戻ってきてしまい、記録を狙っていたランナーにとっては厳しいレースとなった。
スタート時の気温(25℃)は過去の大会最高を記録。日中は30℃越えを予想されていたため、「異変を感じたらスローダウンして木陰で休むように」と、レース前からファンランを奨励するようなアナウンスが流れていた。
それでも、太陽が本格的に照りつけていない午前中であれば、さほど心配ないはずなので、最初はもちろん本気モードだった。実際、セントラルパークにしろ、マンハッタンのビル街にしろ日陰が多い。マイル8分前後を目安に、徐々にペースを上げていくという、例年通りの作戦でスタートした。
以下、各マイルごとのラップ
01mile 8分13秒
02mile 8分15秒 (16分28秒)
03mile 8分43秒 (25分11秒)
04mile 8分09秒 (33分20秒)
05mile 8分38秒 (41分58秒)
06mile 8分50秒 (50分48秒)
07mile 8分27秒 (59分15秒)
最初の2mileまでは予定通り。しかし3mile目で、早くも足取りが怪しくなってきた。この時点での8分台後半はキツい。4mile目は多少持ち直すものの、5mile目の上り坂では全く脚が上がらずペースダウン。心拍数もいつになく高い数字にハネ上がっている感じ。とにかく前半のセントラルパークを走っている間、やたらに体が重く、とてもではないがタイムを狙えるコンディションではないことを実感するしかなかった。
そこで、セントラルパークの周回コースが終わる7mile目を過ぎてから、思い切ってラップタイムを取るのをやめ、ファンラン・モードに切り換える。
昨年までは疾風のごとく通り過ぎていた7番街からタイムズスクエア、42丁目にかけての「勝負どころ」を、あえて応援風景を楽しみながら、ゆっくり走る。ランナーズ・ハイとは無縁なエンジョイ・ラン。当初の意図にないものだったが、たまにはこういうレースもいい。途中で倒れて担架に運ばれていくランナーを見かけると、やはり「あんな風にはなりたくない」と思ってしまう。追い込まずにランニングを楽しむほうが正解なのだ。
ただ、記録を度外視してしまえば、さすがに余裕が出てくる。10mile手前でニャーママさん、オケさんの応援を見つけたあたりから、徐々に体力も復活し、11mile以降は再びラップを取り直した。
08mile -No Lap- (タイム不明)
09mile -No Lap- (タイム不明)
10mile -No Lap- (1時間25分57秒)
11mile 8分12秒 (1時間34分09秒)
12mile 8分45秒 (1時間42分54秒)
13mile 8分36秒 (1時間51分30秒)
そしてゴールタイムは
→→→1時間52分07秒(8:34/mile)
なんと、2006年以来、ハーフマラソンのワースト記録!
こんなタイムでも1万人以上走った中で2000番台なのだから、まぁ上出来の部類かもしれない。
ともかく、今回は倒れずに完走できただけで良しとしよう。
(次回・表彰式編に続く)
★42丁目の劇場街を走るランナーたち。
★サンバの応援は今年も健在。
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