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375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

東京マラソンの応募が始まった…らしい。

2009年08月03日 | ランニング日記

今年も、東京マラソンの応募が始まった…らしい。

東京マラソンというのは、日本におけるランニング・ブームの火付け役であるし、これに参加できるかどうかが、日本在住のランナーにとって、とても大きな関心事になっている。
運良く抽選に当たりでもすれば、周囲の羨望を一身に集めることになるし、過去に一度でも参加したことがあれば、自慢話のネタとしては十分すぎるほどかもしれない。

しかし、それはあくまで日本国内での話。
自分たち海外在住ランナーの間では、東京マラソンの話題は、それほど盛り上がっていない。

タイトルの語尾に「…らしい」と書いたのは、そのあたりの温度差を表わしている。

自分は運良く抽選に当たって、2008年の第2回大会に参加した。
当時の完走記にも書いたとおり、いかにも日本的な沿道の応援に応えながら、42.195kmの道中を実に楽しく走ることができたのを憶えている。
至れり尽くせりの運営も、ほぼ非の打ちどころがないと言えるほどのものだった。

しかし、もう一度走りたいか、と言われると、ちょっと微妙なのである。
楽しいことは無類なのだが、ほかの国際マラソンと肩を並べるには、それ以上の何かが足りない気がするのだ

高い飛行機代を払い、長期間の休暇を取ってまで行きたいか、と聞かれたら、ちょっとそこまでの気持ちにはならない、というのが正直なところである。

東京マラソンに足りないもの。それは何だろう?

たとえばボストンマラソンには、「ボストン・クォリファイ」という年代ごとの参加基準タイムがあり、それを上回ることがアメリカ市民ランナーの共通の目標になっている。

ニューヨークシティマラソンにも、抽選による参加方法のほかに、年代ごとに参加基準タイムの設定があり、それをクリアすれば自力で出場できるような仕組みになっている。

東京マラソンにも、少なくとも頑張れば自力で参加できるという余地が必要ではないだろうか。
今のように「神頼み」以外に参加する方法がないということになると、とても目標レースとして位置づけるのは難しい。
一部のエリートランナー以外の人にとっては、単なる巨大なお祭りで終わってしまうだろう。

ま、「それでもいい」という声は、当然出てくるだろうけど。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とても困ってます。 (渡邉 若奈)
2009-08-13 00:45:49
突然、書き込みすることをおゆるしください。
2006年7月26日のドリームエキスプレス社を、録画されたそうですが、まだ、そのビデオ、お持ちでしょうか? たいへんあつかましくて申し訳ないのですが、ダビングさせて頂けないでしょうか。どうか どうかお願いいたします。
sp7u2a29@wind.ocn.ne.jp
返信する
録画ビデオ (ミナコヴィッチ)
2009-08-14 09:37:41
若菜さん、大切なビデオを処分されてしまったんですね。
ご同情申し上げます。
実はドリームエキスプレス社の番組、自分も録画したはずなんですが、見当たらなくなっております。

もしかして、妻に処分されてしまったのか?
どうも、その可能性が…(汗)

もし見つかったら、連絡しますね。
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