***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

超久々の歌舞伎

2015-03-27 22:27:10 | その他

 

 

 

本日は、舞台美術の仕事をしている知人にもらった招待券で
歌舞伎を観てまいりました。

歌舞伎は小学生の時に母に連れられて観た以来です。

 

 

新しくなって1年の歌舞伎座。
やっぱ以前の歌舞伎座の方が良かったとか、私には分かりません。
なんせ半世紀近く前の記憶ですから(汗)

同行の友人は夜の部の最初(午後4時半)から観て、
私は仕事を早退して駆けつけたので午後5時半入場。

なので、チケットを預かってくれる『切符預かり所』なるシステムを
利用しました。
預ける者、受け取る者の名前を言ってチケットを預かってもらい、
受け取り時にも双方の名前を言えばいいだけというシステム。無料です。
チケットを郵送する時間が無い場合や、当日同行者が遅れる場合などに
とっても便利。
ライブの時もこういうシステムがあったらいいのにね。

 

演目は『菅原伝授手習鑑』というもの。

 


片岡仁左衛門、市川染五郎、尾上菊之助、尾上松緑、片岡愛之助、
といった、歌舞伎の知識皆無に近い私でも知ってる顔ぶれ。
席も一等席で18,000円也ですぜ。もつべきものは友(笑)

内容はなんのことやらなのでw、イヤホンガイドを利用。

場面ごとの解説はもちろん、髪型や隈取の解説もあって、
知識ゼロでもOK♪

『菅原伝授手習鑑』のメインとなる話は
道真公への忠義のため、命を狙われる道真公の子息の身代わりとして
我が子を差し出すというもの。悲劇です。

招待券をくれた知人(♂)からは「ハンカチを用意して」との伝言がありましたが、
なんで奇策が上手くいったからといって、我が子が殺されたのに小躍りするんだろか、
とそれが気になってしまいハンカチを使うまでには至らず。
そこはやはり知識ゼロの悲しさよ。

でも、その伝統美、様式美の素晴らしさは、大人になった今
十分に感じることが出来ましたし、また笑わせる場面や、
アドリブと思われる場面もあって構えていたほど堅苦しくなく、
素人なりにかな~り楽しめました。


 

終演後、地下のタリーズで鳳凰模様のカプチーノを飲みながら、

 

「面白かったね~ 」

「うん、またチケットくれないかな」

 

 

 

M君、よろしくね~

 

 

 

 

 

 

 


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