鏡池の淵でお茶しています。
吉井さん、
この季節に長野でライヴしてくれてありがとう。
元日は初日の出を拝むこともなく、
初詣にも行けず、、
でも、家でじっとしてるのは辛い(汗)
で、なんとなく入間のアウトレットモールへ。
どうせなら福袋もゲットしようじゃないかと、元旦の8時から並んだところ、
その時点で500人超の行列。スゲ~~
みんな喪中で初詣とか行けないから来てるのかな(←違うと思う)
待機中、ホッカイロが配られてありがたや~。
開場後は、ダンナは息子から頼まれたナノユニバースの福袋(@10,000円)ゲットへ急ぎ、
私はビームスへ急いだら既に完売で、ならばとアフタヌーンティーへ行き、
余裕で福袋(@3,000)をゲット。
その後、ワコールでインナーの福袋(@3,000円)とメンズのブリーフセット(@1,500円)を
ゲットしてまいりました。
※ノースフェイスは福袋ではありません
では、ご開帳。
まずはアフタヌーンティーから。
アロマ加湿器、クッション、ポーチ、エコバッグ、ハンドクリーム×3、の計7点。
なかなか良いんだけど、ただ、クッションがねぇ、、
この色柄は「勘弁して」って代物でしょう?(汗)
アロマ加湿器を息子の彼女に使ってもらうことにしたので
息子が「ついでにクッションもどう?」と写真入りで尋ねたら「遠慮します」
そりゃそうだよね~
逆に「わ~ん、可愛い♪ 欲しいですぅ~」なんて言われたら、ちょっと考えちゃうわ(笑)
ワコールは下着だから恥ずかしいので小さい写真で(笑)
ブリーフ(3枚)は中身が見える袋だったので問題なし。
インナー福袋のシャツ2枚は色、スタイル、肌触りともに好みでgood♪
毛糸のパンツ的なボトム3枚も家にいる時使えるかな、ということで
これで4,500円はお得感あり。
ナノユニバースは、この5点。
ジャケット、ニット、ボタンダウンシャツ、Vネックシャツ×2の5点は、
どれもシンプルで奇をてらわず、着回しのきくものばかり。
早速息子がシャツ、ニット、ジャケットと着重ねてみたら、
まあ、と~ってもお洒落♪
これはめっちゃいい買い物でしたわ。
来年は自分で並べよ~
そんなにお金は使ってないんだけど、買い物しまくった気分で、
なんだか晴々←いいのか喪中(汗)
二日はもっと晴々したくなり(オイオイ)、「富士山を見に行こう!」
で、山梨県は富士五湖近くの紅葉台へ。
展望デッキからの眺め↓
富士山はスッポリ雲の中(汗)
でも、反対側は、樹海と山塊と、遠くに雪を纏った南アルプスの峰々が見渡せました。
右端が日本で2番目に高い北岳。
今年か来年、ぜひとも登りたいと思っているお山です。
”山は逃げない”と言うけど、体力は年々衰えていきますもんねぇ(汗)
そして、待つこと20分。
日本一の富士山が姿を見せてくれました。
天晴の美しさ。素晴らしいです。
すんごい晴れ晴れ~~~~(^O^)/←いいのかなぁ
あとでピンクを見たら、吉井さんも富士山を見せてくれていて、
まだちょっとは縁があるのかしら、なんて思ったり(笑)
あ、赤のスーツケース、すぐ分かりましたよ~~~♪
ということで、昨夜はディズニーシーへ行ってまいりました。
たぶん3回目。写真を確認したら前回行ったのは2006年で、もう9年前。
その写真の自分と現在の自分との差に、時の経過をしっかり感じましたわ(泣)
思い立ったのはお昼過ぎで、ネットでパスポート(@4,200円)を購入し、
モノクロ印刷(←インクをケチりました)のパスポート用紙を持って午後4時過ぎに出発。
途中モスでバーガーを買って、シーに到着したのは午後5時。
渋滞していないと早いもんです。
駐車料金はアフター6でも通常と変わらず、2,500円で凄い割高感あり(汗)
腹ごしらえにバーガーを食べ、しばし待ち。
20分前に入場口へ行ったらば、予想より遥かにたくさんの人が並んでいて
あらビックリ。
入場まで数分となり、「さてパスポートを」とお尻のポケットに手をやると、無い!!!!
「さっき行ったトイレに落としたかもーーーっ」と青くなりながらトイレに走ると、
荷物置きの棚にちょこんと乗っておりました。
床に落ちていたのをどなたかが拾って置いてくださったのだと思います。
どこのどなたか存じませんが、本当に本当にありがとうございました。
ダンナは「俺が落としてたら罵声もんだろうな」と。
うん、確かに(笑)
心やさしい方のおかげで無事入場し、早くアトラクションへと焦りつつ、
「うわ~、綺麗だわ~~」とついつい写真を1枚、2枚、3枚、4枚(笑)
前に来たときは無かったトイビル・トロリーパークのイルミネーション。
人だらけの園内でも、ここが一番多かった気がします。
まずはタワー・オブ・テラー。
ここは絶対外せません。
最低2回は入りたいところで、並ぶ前にファストパスをとると午後9時5分~午後10時。
ラストに再訪予定。
50分並んで、ストン!ストン!で終わり(笑)
でも、めっちゃ楽しい(笑)
25分待ちのトロリーに乗ってポートディスカバリーに移動。
ストームライダーは、ほぼ待ち無し。
映像に古さを感じるも、それがかえってノスタルジーでグッド♪
飛行機にぶつかりそうになるとしっかりよけちゃうし(笑)
ここは来年で終了となるそうで、そう聞くと滅多に来ないくせにやたら寂しいわ。
ロストリバーデルタへ移動し、インディ・ジョーンズへ。
30分待ち。
前に乗ったときは、もっとガクンガクンと派手に振動して、降りてから頭が
痛くなった記憶があるんだけど、今回はそれを感じず。
改良されたのかな。
んで、降りたら20分待ちになってたので、もう一回(笑)
1回目に若い子たちがライドショットのタイミングで両手を上げてて、
2度目はそれを真似して、写真を見たらなかなの出来だったので買おうと思ったけど、
1,500いくらかだったので止め。980円だったら買ってたのになぁ(笑)
ミニコースターのレイジングスピリッツは休止中。残念なり。
花火をチラと見て、
マーメイドラグーンはスルーして、
1番好きなセンター・オブ・ジアースへ。
前に来たときは日が暮れてから空き空きになり、息子と降りては走りを繰り返し、
4回連続乗った記憶があったので悠長に構えてたら、午後8時半になっても50分待ち(汗)
今は夜行バスやホテル宿泊のお客さんが増えたので、みんな閉園まで帰らないのね。
でも50分並んでも、あの一瞬には代えがたい。
時期的にも前より園内がキラッキラしてて、それはそれは夢のような一瞬でございました。
センター・オブ・ジアースは夜だなぁ、やっぱ♪
午後9時半過ぎ、タワー・オブ・テラーに行くべく、テクテクと園内を移動。
んまぁ、ホントに、おじさん、おばさんは照れくさくなるくらいロマンチックだわね~(笑)
タワー・オブ・テラーのハイタワーに着いたのが10時5分前。
ファストパスでスイスイ。
というか、ほとんど待ち無しだったのでファストパスの意味無し(笑)
呪いの偶像のところで、「あれ、○○○んだよね~」と後ろの若いおねえさん。
「ほら、ほら、見えた? ○○たでしょう?」
って、やめなさいっ。
今度こそトリックを見破るぞって目を凝らしてる人がいっぱいいるんだから(汗)
再度、ストン!を堪能し、
ハイタワーを出た時は既に閉園時間の午後10時をまわっておりました。
人が写っていない街並み。ちょっとレアかも(笑)
速攻で職場へのお土産を買い、
手の平に地球乗せの定番写真を撮って、退園。
帰る時、絶対「楽しかった~っ」と言わせるディズニーリゾート、さすがです♪
昨日の土曜日は本当は休みだったけど、
スタッフが絶望的に少ないというので出勤し6連勤となり、
いつも以上にバテバテでありました。
だからというワケでもないですが、
本日のお昼はしっかりイタリアン。
結婚記念日の夜にお邪魔した窯蔵さんです。
ランチも大変美味しくいただきました。
が、デザートを食べ始めた時に隣に座った男性の
ポマードの匂いがキツイのナンのって、で、最後は味わう間もなく退出(汗)
狭い飲食店内で、あれはもうスメハラだわよ。
いや、本当にこちらのお店は、美味しくてリーズナブルで、
可愛い奥様は感じも良くて、とってもgood♪
もうちょっと広かったら完璧なんだけどなぁ(笑)
午後は、息子に踏まれて壊れたメガネ(床に置いておいた私が悪い)を直しに
購入した和真さんへ。
10年以上前に買ったものだから当然修理代が発生するだろうと思っていたら、
無料。なんて良心的。
きっちり直して調整までしてくれて、それでタダではあんまり申し訳ないので
メガネケースを購入。
対応がいいと、たとえ少しくらい高くても、またこのお店で買おうってなるもんで、
考えてみたら我が家は全員ずっとこちらでお世話になってましたわ。
あ、ダンナの老眼鏡は100均ですけどね(笑)
修理している間、ユニクロで時間つぶしをしてたら、
見切り品コーナーで良さげなジーンズを発見。
小さいサイズが売れ残ったようで、お値段990円也♪
デブだけどパンツのサイズは何故か小さいんだわ私。
試着したらメッチャ好みのスタイルだったので、思わず2着買っちゃいました。
気分は大人買い(笑)
そんでもって、家でセール価格のシールを剥がしたら(←やるよね?)
元値は3990円!
やったぁ~~ 2着買ったって半額じゃん(笑)
という、ポマードの匂い以外はとても良い一日でありました。
って、
カヴァー第2弾『ヨジ―・カズボーン~裏切リノ街~』はスルーかい?
今回の山行、予定していた涸沢は紅葉が10日前にピークを迎えてしまった
との情報から、同じ2泊3日で、蝶ヶ岳、常念岳の周回コースへと
変更いたしました。
出発は10月4日(日)
前日は午後9時に就寝すべくベッドに入ったのですが、入った途端
友人より電話(汗)
悩みを抱える友に「明日早いから」と言えるわけなく、
就寝は午後10時となる(汗)
睡眠4時間で、午前3時過ぎに家を出て、関越道から長野道に入り、
安曇野インターで降り三俣登山口の駐車場に着いたのは午前6時半。
本来の駐車場は満車のようで、停めたのは本駐車場から600mほど手前の
臨時駐車場。ここも満車寸前。
たぶん前日か前々日に入山して、この日(日曜日)に帰る車がほとんどだと思います。
登山口は本駐車場から更に20分歩いたところ。
用意してきた登山届を提出し、いざ出発。
今日は蝶ヶ岳山頂のヒュッテまで。
登山口と山頂の標高差は1300m強。
今まで1日で登った標高差は1000mだったので、
果たして登り切れるのか、多少不安有り(汗)
烏川に架かる吊り橋を渡ります。まあまあの揺れ具合(笑)
橋の上から上流を撮ったところ。
橋の真下。紅葉はピーク少し前といった感じ。
鮮やかさがいま一つかな。
登山口から0.8kmところにある水場。
「最後の水場」って、蝶ヶ岳までここから5.6kmもあるのに(汗)
「ゴジラみたいな木」
愛称ゴジさん、だそうな。
このコースで登る人にとってはアイドルみたいな存在らしく、
蝶が岳ヒュッテではゴジさんイラストのグッズが多種売られていました。
(私はスタッフバッグを購入)
樹林帯を歩きます。
写真では分からないけど、斜度もそこそこの道をとにかく登りつづけます。
長丁場なのでゆっくりゆっくりね。
道中の楽しみはところどころの紅葉と、この季節ならではの赤い実、たまにキノコ。
ここで、ちょこっとご紹介。
クロツリバナ
分かりません。
分かりません(汗)
今年は8月9月と雨が多かったせいか、キノコが多い気がしますわ。
ガマズミの類かな。
ツルリンドウ
ゴゼンタチバナ
マイヅルソウ
コケモモ
ナナカマド
登山口から2時間ほどの『まめうち平』で軽く休憩。
途中の道標。
「3.9kチョリソ、2.5kプー」って何?(笑)
樹林帯の登りはまだまだ続きます。
行き会う人はほとんどが下山の人。
途中ガレ場も有り、斜度もきつくなります。
聞いてはいたけど、本当に延々と樹林帯の登りで、我慢の登山といった感じ。
いつも以上にヘロヘロです(汗)
登山口から何度か小休憩をとりながら、6時間近くかかって、
ようやく、本当に、よ~~~やく視界が開けてきました。
翌日歩く予定の稜線と、その先に聳える常念岳がお目見えです(超嬉)
ほどなく蝶ヶ岳山頂に到着。
標準コースタイム5時間のところを6時間ちょっとかかってますが、、
「おおおお、何、この景色。スゲー スゲー スゲーよぉぉ~~~~~」
穂高に大キレットに槍がクッキリ!
標高差1300mを登り切った疲れも吹っ飛ぶような展望に、
フルフルと涙が出そうになる私(←これホント)
左に槍ヶ岳、右に常念岳を背景にした蝶ヶ岳ヒュッテ。す、素晴らしぃーーーーーーーっ
凄いよ~~、カッチョええよ~~~~
でも、それでも実際に疲れが吹っ飛ぶことは無く、写真もそこそこにヒュッテへ(←情けない)
こちらのヒュッテは個室も有りだけど、室料15,000円が宿泊代に上乗せされるので
それは贅沢過ぎるということで今回は大部屋です。
大部屋はこんな感じ。
スペースごとにカーテンで仕切られていて、簡易個室と言えなくも無し。
私らの寝床はここ。山小屋で初の大部屋。狭いけどなかなかじゃないですか。
涸沢あたりだと繁忙期は布団1枚に3人ということもあるそうだから、
それを考えたら天国かもです。
蝶ヶ岳ヒュッテは吹き曝しの稜線上に建ってることもあって、
思っていたよりずっと寒く、ダウンを着こんでカイロを貼付。
時刻は午後2時過ぎ。自炊室でカップスープとパンの簡単昼食。
こんなんでも美味しいんだわ。
胃袋が満たされ身体が温まったところで、しばし昼寝(笑)
夕食前に起きて、外へ。めちゃ寒いです。
午後5時20分の安曇野側の景色。
雲海とグラデーションの空の色がとても綺麗でありました。
夕食は午後5時半。
同じテーブルの端に「なんか背の高い人がいるなぁ」と思って2度見したら、
NHKのグレートトラバース で有名な田中陽希さんでビックリ。
山の上で知らない人はいないだろうという超有名人、
ご一緒できるなんて、なんてラッキー。
現在は2百名山ひと筆書きの行程中だったんですね。
翌10月5日(月)
朝食は午前5時半。
嬉しいことにまたもや田中さんが同テーブルで、しかも目の前。
迷惑にならない程度に少しお話させていただいたところ、
昨日は霞沢岳から来て、この日は常念岳~大天井岳(おてんしょうだけ)
~燕岳(つばくろだけ)という予定だそう。
私らは常念まででやっとなのに、「常念までは3時間かからないかな」って、
ホント凄すぎ(汗)
「田中さんも凄いけど、その田中さんに同行し撮影する方も凄いですよね」と
言うと、「はい。あれが出来るのは日本に2、3人しかいないと思います」と。
やっぱスタッフもそんな凄い人なのか~~
田中さんは私のくだらない質問にもひとつひとつ考えながら答えてくださって、
なんとも真面目で素敵な方だなぁと思いましたです。
どうか2百名山ひと筆書きが、無事成功されますように。
この日の日の出は全体的にガスがかかり見られず。
でも、ガスの早い動きが面白く、しばらく見ていると、
荒波から龍が飛び立つような光景が現れ、ちょっと鳥肌。
上空のガスが切れて、広がる美しい空と雲。
昨日撮り忘れた山頂の道標。蝶ヶ岳山頂@2,677m
青空の下には山並みがクッキリ。槍ヶ岳もポッチリ♪
このポーズは「風が強くて寒いんだよぉ~」ということを表現しているそうです(笑)
大キレットのあたりに雲がかかってるのが残念ではありますが、
気持ちの良い登山日和。
時刻は午前7時過ぎ。いざ、常念岳へ出発です。
少し歩き、斜め後ろを振り返れば、明神、前穂、吊り尾根、奥穂、涸沢カール、北穂ときて、
下には梓川。
それはもう、盆と正月が一度に来た感じとでも言いましょうか(笑)
写真右の美しい姿のお山が常念岳。
北アルプスの名峰たちに見守られての稜線歩き、幸せです~~♪
常念岳から三俣へと下る尾根道は雲海の中へ。
急角度になっているところが前常念だと思います。
三角のピークは蝶槍。
快適な稜線歩きが1時間ほど続き、樹林帯へ入ります。
鞍部の小さな池。映る青空とダケカンバの白い幹が綺麗です。
シュシュにしたいような、この可愛いボンボンは(たぶん)マルバダケブキの綿毛。
小さなピークをいくつか超えると、常念岳がすぐ近く(のよう)に見えてきます。
樹林帯を抜けて、ハイマツとのコラボが美しいクロマメノキの草紅葉がお目見え。
クロマメノキの実。黒というより青ですね。
ゴツゴツした岩稜帯に入りました。谷の向こうには雲を押しとどめるような槍ヶ岳。
奥の頂が常念岳山頂。
あとひと息、に見えるけど、ここからが長かった(汗)
途中の鞍部で昼休憩。
メニューはおなじみパンとカップラーメン。
シンガポール風ラクサってのが、かなり美味しかったです。
槍ヶ岳はずっと姿を見せていてくれました。
姿が見えるだけでテンションが上がる槍ヶ岳。
来年か、そのまた来年か、おばあさんになる前に、いつか絶対登ってみたいです。
山頂直下。振り返ると、アップダウンを繰り返しながら歩いてきた蝶ヶ岳からの道がよく見えます。
なんて冷静に書いてるけど、この時、私はすんごいヘロヘロ(汗)
でもって、常念岳山頂@2,857m
常念岳は日本百名山のひとつです。
「イエ~~イ」(笑)
あんなにヘロヘロだったのに。ホント現金というか何というか(笑)
ここで、しばし休憩。
出発から山頂までコースタイム5時間のところ、6時間ちょっとかかってます。
休憩が多かったからということにしておこう(汗)
山頂からの眺め。
北には、田中陽希さんがもう到着、もしくは通過しているのではないかと思われる
大天井岳もよく見えます。
今夜のお宿は、山頂から標高400mを下った、常念岳と横通岳の鞍部に
建つ常念小屋。
少し歩くと真下に見えてくる常念小屋。正面が横通岳。
鞍部までメッチャ急斜面で、一瞬「うぉっ」ってなるけど、
登山道はつづら折りになってるので怖さは感じません。
が、折り返している分、小屋が見えているのになかなか着かないのが辛いとこ(汗)
常念小屋到着は午後3時少し前。
小屋の中は宿泊客、テント泊客、立ち寄り客など、たくさんの人で
溢れていました。
月曜日の平日なのに、さすが百名山直下の小屋の賑わいは凄いもんですね。
案内されたのは四畳半ほどの部屋。
他のお客さん(男女)二人と同室でしたが、寝る時以外はほとんど
食堂やラウンジにいるので、窮屈さはさほど感じず。
自炊スペースでコーヒーを淹れます。
山の上は沸点が低いからコーヒーには最適(笑)
隣の談話室でコーヒーを飲みながら山雑誌や漫画の『岳』を読み、
夕食までの時間を過ごし、
夕食は午後5時半。
家庭的なお味でとても美味しかったです♪
常念小屋ではポットに入ったお湯とお茶が自由にいただけるので
お茶飲みの私にとっては有難き事この上なしで、本や雑誌類も豊富で
空き時間をゆったりと心地よく過ごすことが出来ました。
常念小屋で買ったグッズはバンダナとスタッフバッグ。
(ゴジさんイラストのは蝶ヶ岳のグッズです)
バンダナは山小屋のグッズにしておくのが勿体ないような秀逸なデザインだと思います。
2、3枚買ってくれば良かったと後悔する私(汗)
翌10月6日(火)
午前5時、小屋の東側で日の出を待ちます。
この日は無風で寒さもさほど感じず。
先客の後ろから白み始めた空を撮ってみたら、ちょっといい感じ。
ほどなく、水平線じゃなく地平線、いや雲海線?の上がオレンジ色になってきました。
道標がお墓っぽくて、なんかドラマチックだな、と思ったり。
雲海に浮かぶ八ヶ岳のシルエットが美しい。
一番左が蓼科山ですね。綺麗なコニーデ型で分かりやすい。
富士山は残念ながら手前の山陰になって、この場所からは見えません。
正面には浅間山。噴煙が上がってます。
午前5時40分。お日様が昇ってきました。ありがたや~
無事帰りつくことが出来ますようにと手を合わせ、小屋に戻ります。
三々五々小屋に戻る宿泊客。小屋の向こうには朝日に照らされた槍穂高。
なんて贅沢な風景なんでしょうか。
朝食をいただき、小休憩&準備をして、
午前7時、三俣登山口に向けて出発です。
常念岳の山頂近くまで1時間近く登り、
分岐から三俣方面へ向かいます(振り返って撮ったところ)
ここから三俣登山口までは標高差約1500m。
標準コースタイムは6時間弱。
長い長い下りの始まりです。
このガレ場の先は、見えないけどハイマツ帯になっていて、
ハイマツの間の細い道を歩いていると、「ん?鳩?」
いや、、「雷鳥じゃん!!!」
慌ててカメラを構えるも雷鳥はすぐハイマツ帯に入ってしまい、
撮れたのはこの一枚(汗)
白と茶褐色が半々くらいの雷鳥さん、お分かりいただけますでしょうか(分かんねぇって)
初めて会えた雷鳥。メッチャ嬉しかった。
でもその場に羽が一本落ちていて、もしかして私との遭遇に驚いて
抜けちゃったのかなって。
雷鳥にとってはストレスですもんね、きっと(汗)
斜め後ろを見ると、昨日蝶ヶ岳から歩いてきた道、その向こうに穂高、
そのまた向こうに乗鞍、そして、静かに噴煙を上げる御嶽山まで、、
うう、やっぱいいわ、お山は。キツイけど、いいわ。
んで、「この眺めをバックに撮ってちょ」と岩に腰かけポーズをとったら、
とたんにガスが上がってくるというタイミングの悪さ(汗)
そこから少し下ると、
前常念岳のピークというか出っ張り?(下から見たところ)
三俣登山口から登ると「常念山頂だ」と思ってしまうという前常念岳。
安曇野あたりから常念岳として見られている山体のほとんどは前常念岳なのだそう。
赤い屋根の小屋は緊急避難用の石室です。
この先は岩々の急斜面。1時間ほど続きます。
この間が、この日一番キツイというか少々怖かったです。
常念小屋で、「この道を下りに使う場合は相談ください」という旨の張り紙がしてあり、
ダンナが聞きにいくと、70代以上の人には止めた方がいいと指導しているとのこと。
転倒して顔中血だらけになる人が少なくないのだとか(汗)
下りは怖いけど、登ってくる人を見ると、登りは登りでまたえらくキツそうでありました。
岩場では、カメラは斜め掛けにしているとバランスが悪く、
ガンガン岩にあたってしまうのでザックに仕舞っています。
そろそろ樹林帯に入るかなというところでホッとひと息ついてカメラを取り出しました。
このあたりから眺める山間は黄葉が見頃でした。
この後は、延々と樹林帯の下り。
途中、結構な急斜面もありましたが、幾重にも折り返しているので
キツくは無く、ただただ長いなと(汗)
あともう少しというところで、ダンナも私も水分が底をつき、
無いと分かると余計喉の渇きを覚えるもので、そしたら、
沢がお目見え(超嬉)
飲用の表示は無かったけどガブガブいっちゃいました。
良い子は真似しないでね。
ほどなく、蝶ヶ岳と常念岳の分岐地点、文字通りの三俣分岐に到着。
長かったぁ~~~
無事帰ってこれて良かった~~
思わずダンナとハイタッチしちゃいました。
たぶん初めてだと思う(笑)
常念岳の分岐から約7時間かかって車を駐めた臨時駐車場に到着。
下りの道で私たちを追い抜いたのは、ただ一人でございました。
私たちが早かったからでは決してなく、単に他に下ってる人がいなかったからだと思われ(笑)
いきなり年季の入ったブーティエル(笑)
靴擦れやあたるところ等全くなく、よく頑張ってくれました。
こんな風に、私たちが3日かけた、三俣~蝶ヶ岳~常念岳~三俣という周回コースを
日帰りでやっちゃう強者もいるんですよね。凄すぎだわ。
というか、私たちがヘタレすぎるのか(汗)
でも、ヘタレだって楽しいものは楽しい。
これからも、ヘタレなりに無理なく安全に楽しく登りたいと思います
どこか山に登る予定で、ダンナとともに今日明日の連休をとっていたんですけど、
この雨続きのため山行は中止(泣)
家でウダウダしてるだけじゃ悲しいので、せめてものランチへ。
お店は、荻窪にある欧風カレー&シチュー専門店 トマトさん。
吉井さんに倣ってるわけではないけど、私も最近多いです、カレー。
でも、そんじょそこらのカレーじゃございません。
今回のカレーは、某グルメサイトのカレー部門全国ナンバー1というお店なんですぜ。
よく分からんけど凄いことなんだと思う(笑)
お店は午前11時30分の開店ですが、並ぶと聞いていたので
11時に到着したら既に10人以上の列(汗)
ちょっと心配しましたが、ギリギリ1回目で入ることが出来ました。
店内はカウンターとテーブル席でこじんまり。
17席ありますが、相席無しなので1回で入れるのは14,5人くらいでしょうか。
私たちの後ろに並んでいた人は、入るのに1時間半近く待ったと思います。
36種類のスパイスを1人分に12g使用しているというカレー。
カウンターに全種類のスパイスが置かれていて、
名前を見ると、ほとんど漢方薬として知られているものばかり。
そうか、スパイス=漢方薬だったのか(←今頃)
いただいたのは、
和牛ビーフジャワカレー(辛口)@1,950円+季節の野菜トッピング@480円と
ビーフタンカレー(中辛)@2,500円。二人で半分ずつ食べました。
デザートは平日のサービスです。
かな~りいいお値段。
でも、お値段納得の素晴らしいお味。
欧風カレーでイメージするカレーよりスパイシーで、でも甘みとコクの深い奥行があり、
味を探ろうとすると、暗いトンネルの奥へ奥へと誘い込まれてしまうような
そんなお味。本当に美味しかったです。
ただ、お店の佇まいを含めて、全体的にとてもお行儀がよいというか
緊張感が漂っている感があり、お気楽にヘラヘラと食べていられないのが、
ちと辛い。私が勝手にそう思うだけかもしれないけど。
んで、食べ終わる頃から何やら体がズゥーンと重くなり、
本当は食後に近くでコーヒーを飲もうと思ってたんだけど、そのまま帰宅。
私はすぐさまソファで横になり、なんとなんと、爆睡7時間(超汗)
ダンナだって爆睡5時間(汗)
これ、なんなんでしょう?
先月、木場のカレー屋さんに行ったあとも同じように爆睡しちゃったんですよ。
スパイス(漢方薬)の薬効で、日頃の不摂生で溜まった悪いものを
体から排出させるための爆睡だった、とかあるんですかね?
吉井さんはそういう薬効みたいのが分かってるから、よくカレーを食べるとか?
今度質問してみようかしら。
おまけのラブ&ピース
先日のピースの訴えを聞いた結果です(笑)
昨日は尾瀬の至仏山に登って来まして、今日は体中が筋肉痛。
今まで山登りをしても、さほど筋肉痛にはならなかったんですが、
今回は階段をヒィヒィ言いながら下りる酷さです。
歩きにくい登山道だったもんなぁ(汗)
その尾瀬ハイク&山登りについては、そのうち日記に書くとして
(まだ上高地キャンプも書いてないぜ)
本日は痛い身体を横たえていたかったけど、せっかくのお休みが勿体ないので、
よたつきながらランチに外出。
動かないと身体が固まりそうだしね。
ランチのお店は高円寺のチョップスティックスというベトナム料理屋さん。
この『大一市場』という台湾の市場のミニ版みたいなところに入ってます。
下調べしてなかったら、多分入っていけない(笑)
お隣はベトナム焼き鳥のビンミンというお店で、
ベトナムの屋台そのままの雰囲気。ベトナムに行ったことないけど(笑)
こちらがチョップスティックスの店内。雑多感がいいですねぇ。
いただいた生米麺のランチセットは、日本のお米で作った生麺のフォーが、
他で食べたものよりモッチリして美味しい。
そんでもって、コムガ―の鶏がらスープで炊いたご飯が、
ハーフじゃなく一品で食べたい美味しさ。
別に頼んだ日本でいうところのぜんざいであるチェーが
やさしいお味でまたまた美味しい♪
二人で食べて2,000円でお釣りがくる
良心的価格も嬉しいお店でございました。
ランチ後は、コーヒー豆を買いに新高円寺駅方面までテクテク。
というかヨロヨロ(汗)
COFFEE AMP.という小さなコーヒー豆のお店。
店内に焙煎機があります。
外に置かれたテーブル席には外人さんが道行く人を眺めながら
コーヒーを楽しんでいて、なんか素敵(名付けて欧米人マジック)
カウンター席でいただいたカフェラテとコーヒーは素人でもわかる美味しさ。
コーヒーは濁ってるなと思ったらプレス(紅茶をブシューっとするアレ)で
淹れてるそうな。
プレス式は(たぶん)初めてだと思うけど、スッキリして飲みやすいのね。
カフェラテやカプチーノに合う豆というオーダーで薦められた
ブラジルのカルモという農園のコーヒー豆を購入し、
早速ドリップで淹れてみたら、フィルター内の粉の膨らみが凄い。
鮮度で違うもんなんだなぁと実感しましたわ。
それにしても、何?この涼しさ。
尾瀬より涼しいんですけど(汗)
8月23(日)、24日(月)の1泊2日で、
6月の末に大雨予報でボツにした尾瀬ヶ原へ、リベンジを兼ね行ってまいりました。
今回も天気予報は微妙で、木道で滑るんじゃないかと不安だったけど、
2度も宿をキャンセルするのは申し訳ないというのもあり、
行くだけ行ってみようと。
午前3時半に出発して、尾瀬ヶ原へのアクセスに最も一般的な鳩待峠へ。
日曜日なのでマイカー規制があり、車は尾瀬戸倉の駐車場(@1日1000円)に置いて、
バスで鳩待峠まで(@片道930円)
鳩待峠到着は午前6時半。
到着時は本降りの雨。小降りになるのを待って午前7時に歩き出しました。
樹林帯の木道を軽く下っていきます。
心配していた木道は全くと言っていいくらい問題なく、ひと安心。
案ずるより産むが易し、ですね。
1時間ほど歩いて山の鼻ビジターセンター到着。
展示されている動植物の写真を観て、トイレ(@100円)を済ませ、いざ尾瀬ヶ原へ。
念願の尾瀬ヶ原。
振り向いた景色。
素敵です。
深い森にかかるガスも、浮かび上がるダケカンバの白い幹も、
そして延々と平ったい湿原の中に伸びる木道も。
来てよかったよぉ~
点在する池塘も美しく、
まあるい浮島がまた愛らしい。
ゆ~れゆれる浮島よ~♪
歌いながら木道を歩いたのは私だけじゃないはず(笑)
水面に映るダケカンバの惚れ惚れする美しさ。
私は白樺だと思っていたのですが、白樺の幹は白くなく、幹まで白いのはダケカンバ。
一番簡単な見分け方だそうです。
上の大堀川に架かる上の大堀川橋。そのまんま(笑)
橋の上から。
水草がめっちゃ元気。
牛首の分岐を左に折れて東電小屋方面へ行きます。
牛首という名は、このあたりの湿原が森に挟まれ少し狭くなって
俯瞰すれば首のように見えるからではないかと推察しましたが、
本当のところは分かりません(汗)
池塘に浮いているのは未(ヒツジ)草の葉。ぽつぽつと蕾が顔を出していました。
未の刻(午後2時)になると咲くという命名ですが、本当はもっと早い時間に咲くそうな。
前を歩くダンナ。スカートを履いているわけじゃありません(笑)
木道は原則右側通行。人のいないときは左側も歩いちゃいましたけど。
幅は40~50センチほど。ボケ~っと周りを見ながら歩くと湿原に落ちるので要注意です。
ヨッピ川に架かるヨッピ吊り橋。これもまんまだなぁ(笑)
吊り橋ですが、あまり揺れません。残念なり(笑)
橋の上から。こちらも水草たっぷり。どこを見ても綺麗ですわ。
小さく見えるのは東電小屋。
湿原にチラホラと咲く白い花はイワショウブです。
6月に予定していた時の目的は、湿原に揺れるワタスゲの群落を見たかったからで、
今回このイワショウブが少しだけ雰囲気を味あわせてくれました。
尾瀬ヶ原で出会った花についてはまた別記事にします。
尾瀬では以前に発電所建設の計画があったため、群馬県側は全て東京電力の所有地で、
尾瀬地域の山小屋はみな東電の子会社が経営母体だそうです。
なので、木道にも東電のマーク。
これからも尾瀬の環境整備、保護に頑張っていただきたいものです。
お昼は東電小屋に立ち寄り。
小屋の前に置かれていた歩荷さん体験グッズ。こういう趣向、いいっすね。
当然私もやってみました(笑)
中身は空なのに結構重いしバランスがとりにくい。
100キロ近い荷を背負う歩荷さんもいるそうで、
それであの狭い木道を歩くって凄すぎだわ。
窓から湿原を眺めながらのお昼は、きりざい丼@700円
納豆やお新香を細かく刻んでご飯にのせたシンプルなどんぶり。
素朴で美味しかった~。そんでもって、けんちん汁がさりげなく絶品。
小屋主さんもスタッフさんもみんな明るくていい雰囲気だったな~♪
東電小屋から見晴の十字路へ。
東電小屋近くの木道は万年日陰のようで苔が生え、ここまでの木道の中で
唯一滑り易かったです。でも転んでないッスよ、ここまでは(笑)
チョコミントみたいな色合いのお洒落な建物は、見晴の十字路にある弥四郎小屋。
とっても好みです♪
雨も本降りになってきたので、ここらでコーヒーをと思い玄関に入り、
小屋番のおねえさんに「コーヒー飲めますか?」と尋ねたら、
「喫茶室の入り口は向こうです」
入り口に回ったら『準備中』の札。
「準備中になってますけど入っていいんですか?」と同じお姉さんに尋ねたら、
しばし確認の後「今日は営業しません」
って、なんなんだよぉ(汗)
仕方ないので、そのまま本日の宿、龍宮小屋へ向かいます。
特大サイズになった水芭蕉と比較のためのダンナ。
あの愛らしい水芭蕉はどこへ(笑)
ジャスト午後1時、龍宮小屋到着(これは正面に回って撮った写真)
こちらはもまたシックで素敵な小屋ですわ♪
受付を済ませ、案内された2階の部屋(210号室)へ。
窓が2か所ある明るい6畳間。
龍宮小屋は原則個室対応です。
窓から見える湿原の風景。素敵すぎて現実じゃないみたい。
尾瀬ヶ原の真ん中に建つ龍宮小屋からの眺め。
こんな風景の中に泊まれるなんて幸せ過ぎます。
よくメンテされている様子の館内。
どこもスッキリ綺麗です。トイレはなんとウォシュレット(嬉)
お風呂も有り~。知らなかった~。
石鹸、シャンプー等は使用不可でも、超嬉しい♪
この日の宿泊客はうちらを含めて11人(だったかな)と少な目だったので、
合間を見て一人でゆっくり入ることが出来ました。なんて贅沢。
夕食は午後5時半。けんちん汁がちょっと薄いかな~(←贅沢言うな)
午後9時の消灯時間と同時に就寝し、
翌24日は、前夜に用意してもらったおにぎりで朝食を済ませ、
午前5時半に小屋を出ます。
振り返っての龍宮小屋。お世話になりました。
1本道の先に小屋がある風景って、なんかこうキュンときますよね。
二日目の朝は薄曇り。でも徐々に良くなりそうな雰囲気です。
木道脇にはところどころ休憩のベンチがあります。
木道上ではなかなか休めないですもんね。
湿原には思っていた以上に多くの花が咲いていてくれました。
みな小さ目で、スタスタ歩くと咲いていることにも気づかない花もたくさん。
もったいないよね。
池塘に映る空。時折青空が見え出しました。
山の鼻近くの景色。ここ、好きだわ~。
山の鼻から至仏山へ向かいます。ここは標高1,400m。
至仏山は2,228m。
約3kmの距離で標高差800mは結構キツイ登りが続くということですね(汗)
森の向こうに目指す至仏山があるはずですが、この時点では見えず。
登山口の脇にあるポストに登山届を入れて、いざ登り開始。
植生保護のため、この東面の登山道は森林限界から上部は上りのみの
一方通行になっています。
昨日までの降雨で、延々と続く階段状の登山道は沢状態で、
足の置き場所にひと苦労(汗)
階段状の次は滑りやすいことで知られる蛇紋岩がお目見え。
普段以上に慎重に歩みを進めます。
変に緊張すると体が硬くなるので、力を抜きながら慎重に。難しいぜよ(汗)
尾瀬ヶ原が見渡せる場所で栄養補給のひと口羊羹。
旨いっす♪
このあたり、木の階段が逆層スラブみたいになってて歩きにくいったらないんだけど、
湿原には日が差し始め、正面の燧ケ岳はてっぺんが見えて「おおおぉ~~(嬉)」
思わずガッツポーズのダンナ(笑)
もう少し高度を上げて、
尾瀬ヶ原全容。湿原と川に沿った拠水林、それを囲む山々、燧ケ岳。
なんて素晴らしい眺め。昨日、今日と歩いてきた木道もくっきり見えるんですよね。
ちょっと鳥肌が立ってしまいました。
目指す山頂が初めて見えたあたり。山頂が見えると、いきなり元気が出ます(笑)
ここの階段はとても歩きやすかったし。
頭上に青空が広がりだし、
登山口から4時間近くかかって、至仏山山頂(2,228m)に到着♪
山頂の一番高いところからの眺め♪
しっかし、歩きづらくてほぼ直登の登山道はキツかったなぁ。
相変わらずのヘタレ登山だわ(汗)
でも、楽しいんだよぉ~~
山頂で、カップラーメンと残りのおにぎりでお昼を済ませ、
食後は豆を挽きドリップでコーヒー(←これは山の定番になりそうです)
下りは鳩待峠に続く道をいきます。
ゴツゴツした岩稜地帯があり、登ってきた東面と雰囲気が変わります。
小至仏山山頂から。
下りの道は上部にも湿原があり、歩くのも気持ちがいいです。
しかし、この先の木道で私はすっ転び、木道脇の草地へ仰向けでダイブ(汗)
起き上がれずジタバタするその姿を見て、
ダンナ曰く「ミュータントタートルズみたいだ」←(怒)
と、締まらないラストになってしまったが、
生まれて初めての尾瀬は、思い描いていた以上に素敵な場所でありました。
来年はぜひワタスゲの群落を見たいな~
見れるかな~
といっても『孤独のグルメ』のゴローさんです。
再放送の同番組でゴローさんがと~っても美味しそうに食べていた
チーズクルチャなるものを食べてみたくて、
本日は、はるばる(でもないけど)江東区は木場へ行ってまいりました。
お店はインド料理のカマルプール
週末は行列必至との情報に覚悟して行ったのですが、
お盆という時期が幸いしたみたいで5分待っただけで入店。
喫茶店みたいな店内の厨房にはインドの人と思われる大柄な料理人さんが
4人並んでいて壮観でした。
いただいたのはホリディランチ(750円~)+チーズクルチャ(200円)、
前菜3種盛(680円)とドリンク(200円)
どれも嬉しい良心的価格♪
チーズクルチャはナンに近い生地の中にチーズが入っているもので、
これが、もっちもちトロ~リ。ゴローさんのホクホク顔が納得の美味しさ。
カレーは、豆とほうれん草のマイルドなカレーも、
チキンの中辛カレーも美味しかったけど、
それ以上に美味しかったのがオイスターとナスの辛口カレー。
辛さと微かな甘みと海の香りが絶妙で、すっげー美味しい。
途中、ふと目に入った棚の扉に書かれた『手食ノススメ』
そういえば前に吉井さんもピンクで民生ちゃんの手食の薦めを紹介してたよなぁ、
と試してみましたら、「より美味しい」っていうより、ずっとずっと美味しいの。
うま味が引き立って、かつ、まろやかになるんですよ。
もう金属のスプーンでカレーは食べません!って宣言したくなるくらい
本当に美味しかった。
カマルプールはタンドール料理もたくさんあるみたいなので
次回はぜひディナーで行ってみたいと思います。
いや~美味しかったわ~。
で、帰宅してから、ダンナはソファで、私は長椅子で、
なんと4時間も爆睡。
美味しいカレーを食べるのに精魂使い果たしたか?(笑)
おまけのラブ&ピース
ダンナの横で「フフン」なピース。
「いいもん いいもん」と箱入り上手なラブ(笑)
でも真の箱入り上手はラブではなくてピース。
ね?(笑)
吉井さんの同級生が送ってくれたという写真、
どれも雰囲気いいですねぇ。
おっぱいアイスは、ちょっとゴム臭いんだけど
チューチュー吸うのが楽しいのよね。
アイスをほぐそうとガシガシ噛んでゴムが破けちゃったり(笑)
食べ終わる頃にはクチビルが冷た~くなってんの(笑)
懐かしいな~
私も何年か前、高校の同級生と30年ぶりくらいに通学路を歩いたことがあります。
新しい道が出来てたり、寄り道して話し込んだ林が宅地になってたり、
ほぼ毎日買い食いした正門前のパン屋さんが無くなってたり、
変わったところもたくさんあったけど、急な坂道を昔と同じように下っていくと
川が流れてて、その向こうに校舎が見えて、その瞬間タイムスリップ。
また行きたくなっちゃったよ(笑)
という本日は2か月前にセミオーダーしたゴローの靴を受け取りに
ショップまで行ってまいりました。
家の最寄り駅の駐輪場は1階から3階まで全部空き有りで、
お盆休みまっただ中という感じでしたが、ゴローさんは狭い店内に
6,7人のお客さんで大盛況。
しばし待ち、履いていった黒ブーティエルのベロを少し伸ばしてもらい、
出来上がった茶ブーティエルを受け取り、そのまま帰路も馴らし履き。
黒を最初に履いた時よりずっと歩きやすくて、
何年も履き馴らしたみたいなその履き心地が逆に不安になるほど。
足がブーティエル仕様になってきたのかも。
右が新品の茶ブーティエル。
黒の方は街歩きと5回の山行で少し味が出てきたかなというところ。
次の山はどっちで行こうか絶賛迷い中でございます(←勝手に迷ってろ)
帰路、立ち寄ったのはゴローの最寄り駅である千石駅入り口すぐ横の八百コーヒー。
はっぴゃくコーヒーと読みます
旅客機やバイクのシートとかスケボーをシートにしたりとかの
(お客さんが座っていたので写真は撮れず)ユニークな店内でいただいたのは、
ホットドッグとカフェオレ。
どちらも美味しかった~♪ 特にドッグのパンはカリっ、サクっでめちゃ美味しい♪
ただ、まだ前歯で噛めず、口の端でカジカジと食べなければならないのが
辛いところ(汗)
治ったら是非ガブっとやってみたいドッグでありました。
で、座ったのがエアコンの風があたらない位置にある二人用のテーブル席で、
「一人で占領しちゃって悪いなぁ」と思いながら食べ終え、ほどなくして
男女の二人組が入店、思わず「ここ空きます」と立ち上がった時、
カフェオレのカップを見たらまだ半分も残ってたという悲劇あり。
小心者の自分が悔しいぜっ(涙)
7月10日(金)
本当はこの日に磐梯山へ登る予定だったのが、諸事情により
ライブ翌日に変更となりまして、そうなると特に予定もないので
お昼少し前に家を出発。
東北道の郡山南インターを降り、郡山に行く際はぜひ寄ってみようと思っていた、
カフェ ニジョウヒピン(←不思議な名前ね)へ。
定休日じゃないことはチェック済みでしたが、建物を見たとき、ちと嫌な予感。
1階は暗いし、2階はブラインドが閉まってるし、、
そして、嫌な予感MAXの張り紙(汗)
『ケガの治療のためただいまお休みしています
7月28日から通常どおり営業を再開したいとおもいます
近隣遠方関わらず来ていただいた方 ごめんなさい』
ガ~~~~ン
い、いや、いいんです。
十二分におケガの養生をなさって、また再開してくださいませ。
ニジョウヒピンは潔く諦め(るしかない)、
それならば、と案内が出ていた姉妹店らしいBoon Coonというカフェへ行ってみることに。
ニジョウヒピンから目と鼻の先、東北本線、安積永盛(あさかながもり)駅の
すぐ前にありました。
こちらは安積永盛駅。シンプルです♪
Boon Coonの内部は個室っぽく区切られていてシャビー感満載。メニューは箱入り。
私たちのテーブル席は元押入れと思われ、異様に落ち着きます(笑)
頼んだホットドリンクとケーキは40分ほどかかったというのんびり度。
急ぐ旅ではないので、それもまた良し。
ガラスの容器に入ったチーズケーキの蓋は焼き菓子で、ちゃんと蓋の段差が
ついてる凝りようでお味もgood。チーズケーキも濃厚で美味しかったです。
ダンナのチャイはカップがホーローなので熱くてしばらくは口が付けられず。
これも、ゆっくり過ごしてくださいね、というメッセージと受け取りました(笑)
かき氷がメインのようで、キッチンには手動のかき氷器がドンと置かれていました。
独特の雰囲気をもったお店で面白かったです。
お店の意向通りゆっくり過ごした後は郡山駅前へ移動して、
この日のお宿、ドーミーイン郡山にチェックイン。
セミダブルの狭い部屋ですが、お風呂は洗い場があってスマホなどの充電コネクタや
プラズマクラスタの空気清浄機なども揃っているという充実ぶり。
そんでもって、大浴場がこんなの↓
※参考写真
寝湯とか炭酸風呂とかサウナとか露天もあり。嬉しいじゃないですか。
しっかりライブの前後2回入らせてもらいました♪
午後6時、三松会館にて夕食。
昭和っぽい香りに吸い込まれるようにして入り、ガッツリ定食を頂く。
ご飯は少な目にお願いしても尚、思ったよりずっとヘビーで、
ライブ直前に食べたことを少し後悔(汗)
こちらのお店で翌日、吉井さんがカレーを食べたとピンクで読み、
前日に来てくれれば良かったのに~と思うも、もし近くで吉井さんが
食事してたりしたら全く喉を通らんな、とも思ったり(笑)
「お腹が苦しいよぉ~~~」と喘ぎながら、ライブハウス近くまで行き、
裏の神社でライブの成功を祈願して、しばし休憩。
ダンナはここでホテルへ帰還し(笑)、私は ♪ライブハウスへ~~~~♪
中略(笑)
翌日、7月11日(土)の朝食は、品数豊富なバイキング。
これで1泊ふたりで、税込10,690円ですぜっ。 超絶☆リーズナブル!!!
午前7時半チェックアウトで磐梯山の八方台登山口へ。
到着は8時半過ぎ。第一駐車場は満杯で少し手前の第二駐車場にとめ、
登山届を出して、
午前9時、いざ、しゅっぱ~つ♪
樹林帯を歩き、ほどなくお目見えする中の湯跡。
10数年前までは温泉宿が営業していたそうな。
現在は廃屋になっていますが、今だ温泉は湧出しているようで、
あたりは強い硫黄臭(正しくは硫化水素臭)がしていました。
ここから先は尾根伝いのなかなかに本格的な登山道。
土曜日とあって子供たちを率いた団体も多く、たまに渋滞もあり。
展望台から。いい眺めです~~~♪
正面に見えるのが桧原湖。右に少し写ってるのが小野川湖で、その下あたりが五色沼だと思います。
ここから先も、ちょっと開けた場所に出ると、どこも素晴らしい眺め。
高度が上がる毎に少しずつ見える景色も変わり、登るのが苦になりません。
弘法清水へお花畑を経由していきます。
磐梯山の中腹に広がるお花畑。解放感たっぷりでとっても気持ちのいい場所でした。
白い花はマルバシモツケ。那須岳でもたくさん咲いていた花です。
人の背丈よりずっと大きいミヤマシシウド。
花の紹介は別記事にしました。
左は天狗岩、右のピークは櫛ケ峰。
磐梯山は南側(表磐梯)から見ると整った姿をしていますが、北側(裏磐梯)から見ると
噴火による荒々しい山容となり、その対比が魅力のひとつであると思います。
左に噴火跡、右にお花畑を眺めながら山頂へと向かう道。この構図、絵になるじゃん♪
ということで、私も撮ってもらったら、
しょ、小学生?(泣)
弘法清水小屋到着。
弘法清水の湧き水。冷たくてすんごい美味しかった。
200mlくらい飲んだかも(笑)
弘法清水という名から推察するに、弘法大師様が錫杖で地面をトンと突いたら、
そこから水がコンコンと湧き出した、みたいな言い伝えがあると思われ。
ここから先は山頂までほぼ直登です。
ぐんぐん登って、田畑があんなに小さく見える。
午前11時半、磐梯山山頂とうちゃ~く♪ @1,816m
土曜日のお昼時ということもあって山頂は人であふれんばかり。
絶好の登山日和ですしね。
360度の大展望。こちら側は猪苗代湖がド~ン。大きいわ~。
写真左端の出っ張ったあたりが、吉井さんが大師匠のあがた森魚さんと出演する
『オハラ☆ブレイク』の開催場所となる天神浜。
残念ながら、その日(8月2日)は長野県のお山が私を待っているので行けません(汗)
福島も長野も晴れるといいな~。
360度の大展望を猪苗代湖から時計回りに一周。
気持ちいいぃぃ~~~~
こんな景色を眺めながら、おにぎりとパンとお茶という質素なお昼をとって、
しばし休憩ののち下山開始。
途中、お花畑の脇でコーヒータイム。
お湯を沸かす間にミルでゴリゴリ。山でもやってみたかったのよ~。
外で風もあるのに、なぜか家の中で挽くより香りを強く感じたのが不思議。
淹れたコーヒーはさぞや美味しいだろうと、その予想をはるかに超えて美味しかったです。
クセになりそう(笑)
光りがこぼれるブナ林を通って、無事下山。
帰路に着く前に、押立温泉の国民宿舎でお風呂に入らせてもらいました。
汗で冷えた体が温まります。
地味な温泉の地味なお湯がたまらなく気持ち良かったです。
磐梯山、楽しく登らせてくれてありがとう♪
ライブ&お山、
最高に幸せな1泊2日でございました♪♪♪
出会った花たちを出会った順にサクッとご紹介。
マイヅルソウ
ルビー色の実になる前段階ですね
ハナニガナ
ニガナは花びらが5,6枚で8~11枚のものはハナニガナだそうです。
タニウツギ
グンナイフウロ
ミヤマシシウド
ミヤマシシウドその2
シロバナニガナ
ヒメシャジン
もしかしたらソバナかも(汗)
ヒメシャジンその2
コウリンタンポポ
帰化植物っぽいです。目立つけど、なんとなく高山植物としては違和感あり。
コケモモの実
マルバシモツケ
カラマツソウ
ウスユキソウその1
ウスユキソウの系統、大好きです。磐梯山にも咲いていたんですねぇ♪
ウスユキソウその2
可愛いなぁ。日陰でひっそり咲いてるともっと可愛いと思う(笑)
ハクサンチドリ
那須だけで初めてお目にかかった花。
上品だわ~
サラサドウダン
昭和レトロっぽい意匠がオサレ
シナノオトギリ
(たぶん)ミネザクラの実
ミヤマキンバイ
シナノキンバイやミヤマキンポウゲなど似た種との区別はもう完璧(←ほんとか?)
ゴゼンタチバナ
この場所に、ただ一つだけ咲いていました。
葉っぱも他で見なかった気がする。
ヤグルマソウ
歩き始めの樹林帯に群生していました。
日陰に咲くヤグルマソウは幻想的ですわ。