地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

自分の言葉

2012-11-17 15:21:35 | 今日の御言葉
あなたは、自分の言葉によって義とされ、
また、自分の言葉によって罪ある者とされる。

『マタイによる福音書』 / 12章 37節 新共同訳


言葉はすなわち人です。
言葉が繊細だということは、
その人の心が繊細だということです。



▲15日に中国の総主席に就任した習近平氏。

 「習近平ほど、共産党の恐ろしさを骨の髄まで知っている人間はいない-」

副首相まで務めた父親の習仲勲氏(1913~2002年)は1960年代に党内の権力闘争に敗れ、投獄されている(文化大革命)。

反日、人権侵害、膨張主義の収まる日はいつか。




▲パンダは、中国ではなくてチベットの動物だ。



【チベット族数千人がデモ 党大会開会翌日 焼身自殺相次ぐ】


■産経新聞2012年11月10日 19:17


 中国共産党大会の開会翌日の9日、中国青海省黄南チベット族自治州同仁県で数千人のチベット人学生らが街頭で抗議デモを行い、中国政府による抑圧的な少数民族政策の見直しや言語の自由などを求めた=写真(AP)。米政府系放送局ラジオ自由アジアが10日までに伝えた。



▲8日、インドのダラムサラで、僧侶の焼身自殺を受けて中国への抗議デモをする亡命チベット人(AP)


 同仁県では4日、芸術家の男性(25)が中国政府に抗議して焼身自殺。7日には女性(23)が、8日には10代の男性が同様に自殺している。9日のデモはこれらの焼身自殺に触発されるかたちで起きた。参加者らはチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の帰還も求めている。


 同仁県では2010年にも、学校での使用言語をチベット語から中国語に変えることに抗議する学生の抵抗運動が起きた。(中国総局)




▲現在も中国人民解放軍の支配下におかれるチベット。
学校教育でもチベット語の使用は禁止され、民族浄化は進行中である。



【チベットで焼身自殺続発41人、中国への国際圧力訴え 亡命政府首相】 

■産経新聞2012年9月29日 00:27


【ニューデリー=岩田智雄】
インド北部ダラムサラのチベット亡命政府で開かれていたチベット人特別総会で28日、ロブサン・センゲ首相は国際社会に対し、チベットでの中国政府による圧力に抵抗し、人権擁護のため立ち上がるよう呼びかけた。特別総会は同日、閉幕した。

 フランス通信(AFP)によると、センゲ首相は「われわれは欧米諸国との強力な接触を再構築しなければならない」と述べ、「中国政府にチベットへの抑圧をやめさせるよう圧力をかけるため、国際社会からの支援が必要だ」と訴えた。


▲この子たちの未来は・・・?

写真は『チベット心の癒しとアート クリハラミユキ』さん
※当ブログと一切関係はありません。


 亡命政府によれば、中国政府は漢民族をチベットに大量移住させる政策を続け、チベット人の政治的自由や言語、宗教、文化を抑圧してきた。これまで51人が抗議の焼身自殺を図り、41人が死亡したという。亡命政府はチベット人に極端な行動を取らないよう呼びかけているものの、自殺者は後を絶たない状況だ。

 ただし、問題解決へ向けた中国政府との対話は途絶えたままだ。中国政府代表者との会談は2002年以降9回行われたが、10年1月以降は実現しておらず、今年6月には特使2人が「有益で意味のある対話を現状で望むことは、はなはだ困難」として辞任した。




 焼身自殺の続発は、亡命政府の政策にも理由の一端があるとの見方も同政府内にあるようだ。亡命政府が発表したビデオの中で専門家は、中国政府への不満に加え、ダライ・ラマ14世が政治権限をセンゲ首相に譲ったことで、ダライ・ラマが政治最高指導者としてチベットに帰ってこないという失望感が僧侶らに広がったことがチベット人を自殺に駆り立てていると分析した。

 一方、センゲ首相は26日、今後は自らを首相ではなく、政治最高指導者(摂政)と位置づけるとした法案に署名した。


▲写真は同上クリハラ氏。