地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

きよめ[パチンコ全面広告中止=市営地下鉄ボディー-大阪]

2013-02-15 11:25:37 | 今日の御言葉
夫たる者よ。
キリストが教会を愛して
そのためにご自身をささげられたように、
妻を愛しなさい。

キリストがそうなさったのは、
水で洗うことにより、言葉によって、
教会をきよめて聖なるものとするためである。


『 エフェソの信徒への手紙』 5章25-26節 新約聖書 口語訳




悪は滅び善が栄えるのが
世の道理であり、
天の法です。

泥まみれになっても、
純粋で真実の心を失わなければ
絶対に滅びません。







★パチンコ全面広告中止=市営地下鉄ボディー-大阪


■時事通信2013年02月14 18:09


 大阪市営地下鉄の車両全体を覆うパチンコチェーンの広告は違法として、市民団体メンバーが差し止めなどを求めた訴訟で、市は14日までに、広告を5月初旬までに中止するとした書面を大阪地裁に提出した。原告側は訴訟を取り下げる方針。

 市交通局によると、パチンコチェーン側から2月末で契約を打ち切ると通知があった。同チェーンは「広告効果が薄れたため」としている。

(2013/02/14-18:09)



『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』若宮 健

しるし「報じられなかった山中教授の快挙」

2013-02-15 11:07:17 | 今日の御言葉

邪悪で不義な時代は、しるしを求める。
しかし、ヨナのしるしのほかには、
なんのしるしも与えられないであろう。


『マタイによる福音書 』16章4節 新約聖書 口語訳






「報じられなかった山中教授の快挙」


■Newsweek日本語版 2012年11月14日

「京都大学の山中伸弥教授は幹細胞の研究に没頭していた。だが従来の胚性幹細胞(ES細胞)は受精卵を壊して作らねばならず、倫理的な問題に触れるのは避けたい。そこで彼が開発したのが、06年に米科学誌セルで発表したiPS細胞(人工多能性幹細胞)。iPS細胞は皮膚などの体細胞から作製でき、受精卵を破壊することなく作れる万能細胞だ。
  
 この発見で山中は先週、ノーベル医学生理学賞を受賞した。だが授賞を発表したノーベル賞委員会も、その後の報道も山中の功績の半分しか語っていない。山中の挑戦は実験室だけにとどまってはいなかった。それは倫理観への挑戦でもある。
  
 07年のニューヨーク・タイムズ紙の記事によれば、山中が自身が探るべき研究の道を決めたのは、友人の不妊治療クリニックで受精卵を顕微鏡で見たときだった。『その受精卵と私の娘たちに、どれだけ大きな違いがあるのかという思いが芽生えた』と、山中は振り返る。『もう研究のために受精卵を破壊してはいけない。ほかの道があるはずだと思った』

 とはいえ山中の信念も絶対的なものではなかった。09年、アメリカのオバマ大統領がES細胞研究に対する政府助成を解禁した際、山中はこれを公に支持。07年には科学誌で、自身の迷いについてこう語っている。『患者の命は受精卵よりも大事だ。それでもできることなら受精卵を使う研究は避けたい』…
 
今、山中はついにノーベル賞という栄誉を手にした。幹細胞論議における保守派を喜ばせるのが嫌だからといって、倫理観の功績から目をそらすべきではない。
  
 山中は幹細胞論議をまったく新しいものに変えた。病人の命を救うことと受精卵を守ることのどちらが大切なのかという呪縛から私たちを解き放ち、幹細胞研究を支持する人々と生命倫理を擁護する人々の両方が勝者になれる道を開いてくれた。生命倫理学者でES細胞研究の支持者であるジュリアン・サバレスキュの言葉を借りれば、山中は『ノーベル医学生理学賞だけでなくノーベル倫理学賞にも値する』のだ。」

(http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/11/post-2765.php)





<iPS臨床>倫理委承認 網膜治療、国に申請へ…先端施設


■毎日新聞 2月13日 21時20分配信


 人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の病気の治療の臨床研究を目指す先端医療センター(神戸市)の倫理委員会は13日、研究計画を条件付きで承認した。共同研究機関の理化学研究所(理研)の倫理委は既に承認済み。計画は3月にも厚生労働省の委員会に申請され、国が承認すれば、iPS細胞を使った世界初の臨床研究が実現する見通し。

 臨床研究は、理研発生・再生科学総合研究センター(同市)の高橋政代プロジェクトリーダーらが計画し、安全性の確認が主な目的。高齢者に多い目の病気「加齢黄斑変性」のうち、網膜の裏側に余分な血管が生えて視力が落ちる「滲出型(しんしゅつがた)」の患者6人前後を対象とする。患者の皮膚細胞から作製したiPS細胞を網膜の一部、網膜色素上皮細胞に変化させ、シート状にして移植する。

 先端医療センターの倫理委は医師や弁護士ら10人で構成し、この日は8人が出席。科学的妥当性や倫理性、安全性を審議した。承認にあたって▽研究チームが実施中の「4次安全性試験」の最終結果を同センターの倫理委に報告する▽同センターでの審査経過を理研の倫理委に報告する▽患者への同意説明文書の表現を若干修正する--との条件をつけたが、今後の計画の進行に影響しないという。

 高橋さんは、今回の臨床研究について「移植する細胞を作るのに8~10カ月かかり、最初の患者への移植は13年度中にできればいい」と見通しを示している。【須田桃子】