特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

たまに走る青色と黄色を求めて

2023年04月26日 | 鉄道
近鉄ファンにとって毎月26日は写欲の高まる日と言えるのではないでしょうか?
宗教法人天理教の「月次祭」に合わせて多くの臨時列車が走る為、それを狙っての出撃が増える様です。

私自身過去、偶然に26日という日にそれらの臨時列車と遭遇した事は有りますが
それを狙って出かけるのは今回が初めてです。

何と言っても興味をそそるのは伊勢方面から天理へやって来る『あおぞらⅡ』による団体貸切列車です。

12200系新スナックカーが消滅してから外観のカラーは変わったもののズバリそれと同じ15200系が
定期?運用と言える『天理団臨』に興味が沸くのは仕方ないのかも知れません。

残念ながら天気予報によると昨夜から降り始めたは午後まで止む事は無い様なので雨天覚悟での撮影です。
有り難い事に今では列車走行位置がリアルタイムに判るアプリのお陰で列車の動きを睨みながら動けるんですよね~。

まずは伊勢方面から大和八木を経て、天理線の分岐駅となる平端に進入する15200系『あおぞらⅡ』を捕獲します。


15200系(PN07+PN10)

雨覚悟で撮る事は少ないのですが記録写真として割り切っての撮影です。
外装カラーは違うもののやはり見た目はスナックカーそのもの!
パンタも下枠交差型では無い菱形なのもポイントが高いですね~(笑)。

更に興味をそそるのは平端駅構内でスイッチバックによる橿原線から天理線への進入でしょうか?
構内と言いながらホーム端から距離の有る踏切を超えた場所で停止しそこから逆転して天理線へ進入します。


折り返し橿原線から天理線に進入する15200系『あおぞらⅡ』

恐らくこういう感じで進入するんだと想像はしていましたが実際にその動きを見ると
「へ~っ!そうなんだ・・・」と感じる動きでしたね。
まさか毎月こんな感じの運行が行われているとは、ある意味感心してしまいました。

正に『百聞は一見に如かず』を実感しましたね。

その後は天理駅で御一緒した同業者さんからこの団臨が回送としてすぐに折り返すとお聞きしたので・・・


通常なら制限速度標識が被る様な所では撮らないのですが記録写真と割り切りです。

更に先程の同業者さんから神戸三宮からの臨時急行に特製HMが付いてるとの情報も頂いたのでその列車も待ちました。


9820系 

大和西大寺から臨時延長運転の列車らしいですね。
ただ、先程の団臨もそうですが乗車率はそれ程ではなかったのが意外でした。


取り敢えず目的の天理教絡みの臨時列車を記録出来たので平端から撤収しましたが時間が有りましたので
奈良線へ向かい、以前から遭遇を望んでいた『Go!Go!灘五郷!』ラッピング列車を求め移動開始!

灘五郷酒造組合、神戸市、西宮市及び阪神電鉄の4者で構成する『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト実行委員会』が
走らせるラッピング車両なんですが個人的には“準アル中”(笑)なので一度見てみたいと・・・。

奈良線で約2時間ほどウォッチングし、降雨状況でしたが捕獲成功しました。


阪神1000系 『Go!Go!灘五郷!』ラッピング編成

雨天ながら目指す車両との遭遇を果たし満足感に浸っていたのですがまだもう一つのミッションが・・・!



本日はドクターイエロー“上りのぞみ検測”走行の日なんです!
京都へ舞い戻りその姿を記録しました。


923形T5

曇り空&駅撮りという条件も何のその!・・・黄色先生のお姿を記録して本日は撤収致しました。 


オープン後、半年経過しましたが京都博物館に行きました

2016年10月25日 | 鉄道
最近、近鉄吉野線にすっかりハマってしまい私の休日だった昨日は
又しても吉野線の乗車・撮影を敢行する予定でしたが
前日のアルコール摂取が影響してしまい早い時間に起床出来ませんでした。
そこで思い立ったのが京都鉄道博物館です。

今年の4月29日に開館したのですが開館直後から来場者数は絶好調で推移しているらしく
人ごみ大嫌いな私はずっと尻込みをしていました。
大阪に有った交通科学科学館はもちろんの事、東京神田に有った交通博物館にも行きました。
また、その後開館したさいたま市の鉄道博物館にも赴いていますので
準地元と言える京都に出来た鉄道博物館に行かない訳にはいきません。

という事で昨日初めて京都の鉄道博物館に行きました。


場所はSLで有名なあの梅小路蒸気機関車館の所です。
梅小路蒸気機関車館を拡張・リニューアルした感じで鉄道博物館がオープンしたのです。



休み明けの月曜日なので週末より遥かにマシだと思うのですが
開館30分前でも既に長蛇の列が出来ていました。



並ぶ列は前売り券と当日券購入の二つに分かれていましたので少しでも
早く入館したいのなら前売り券を購入する方が良さそうです。



入場券はもちろん自動販売機です。



入館すると正面プロムナードには0系、80系、C62がお出迎えです。







懐かしい車内です。更にこんな展示物も・・・





隣の80系電車。



木目を多用した車内、今ではかえって豪華に見えますね。


食堂車で購入した弁当を食べる事が出来るようです。

更に進むと本館です。
本館の入り口を進むと・・・





500系を筆頭に581系・489系がズラリと並びます。


数年前までは実際の線路上で追いかけていた被写体だけに感激モノですね。




園児たちも新幹線や特急電車を目の前にして大興奮の様です。

更に奥にも展示車両が並んでいます。



キハ81気動車『くろしお』


100系新幹線電車


人気のシュミレーター体験。

私も申し込んでみましたが・・・



当選者発表から・・・漏れました(涙)。

本館の1F~3Fを見学しその先のトワイライトプラザ呼ばれる場所に進みます。

トワイライトエクスプレス スロネフ25形


EF65直流電気機関車。


EF58直流電気機関車。


EF81交直流電気機関車。




慣れ親しんだ車両が多く展示されていたので見応えは有りますね。



男子トイレのイラスト。


今回ご紹介した車両以外にも多くの展示車両も有りますし色んな展示物も豊富で
見どころは多く入場料1200円は高いと感じませんでした。


この鉄道博物館の有る梅小路公園には「市電広場」を始めかつての京都市電の
車両が保存・展示されています。


公園の北側に展示される2000形電車。

私がこの日、最も感激したのはその車内に有る当時の広告でした。

京阪特急、プレミアムカー導入に向かい一歩前進

2016年09月30日 | 鉄道
ほぼ一年前になりますが当ブログに掲載した記事の『京阪特急、更なる進化!』でも
ご紹介しましたが8000系「プレミアムカー」導入に関する動きが有りました。

※「プレミアムカー」導入に向けて、特急車両(8000系)の改造工事を開始します。
  これに伴い、9月24日(土)より8両編成の8000系車両の一部を7両編成に変更して
  営業運転するほか、一部列車の使用車両や発着番線を変更します。
なお、ダイヤの変更は行いません。詳しくは、各駅に掲出するポスターをご覧ください。
また、9月中旬頃より、京阪電車ホームページ( http://www.keihan.co.jp/traffic/ )でも
ご案内いたします。お客さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
〈京阪電鉄HPより抜粋〉


本来は8両編成の8000系から1両を抜き取り「プレミアムカー」に順次改造します。
その為に「プレミアムカー」の改造が終了するまでは8000系は7両編成となるようですね。


〈プレミアムカーを連結したイメージ〉

「プレミアムカー」は車体が赤一色となるようなのでツートーンカラーで統一された
編成は「プレミアムカー」導入完了と当時に消滅するという事になります。
本日、1両抜かれて7両となった編成を目撃しましたのでツートーンカラーの
8両編成撮影は急いだ方が良さそうですね。


〈7両編成となった8005F〉

曇ってはいますが実りの秋を目前に控えた風景の中を京阪特急が駆け抜けて行きます。
しばらく待っていると少し日が射して来ました。


〈行き違う京阪特急〉

カラー変更直後は違和感を覚えた新特急色ですがどうやらようやく
私の視覚に馴染んだようで従来感じた違和感がかなり薄らいだ様です。

「プレミアムカー」のデビューに関して正式な発表はまだ無いようですが
どの様な乗り心地、居心地なのか?
今からとても楽しみですね。






西鉄の新車、9000形発表

2016年02月08日 | 鉄道
昨年、廃車が進行している西鉄8000形に会いたくて2度福岡へ出掛けました。
先日、その西鉄の主力系列である5000形の後継車両として9000形が発表されました。


<画像は西鉄ホームページより>

現在、主力として増備中の3000形は転換クロスシートを備えていますが
こちらは5000形後継という事でロングシートとなっています。

ロイヤルレッドの赤帯を配して従来のイメージを継承していますが
5000形の個性的なアイスグリーンからステンボディと言う事で
随分イメージ的には変わりますね。
イラストを見た時に東武のステン車体の通勤車を思い出しました。

利用者からすれば快適な新車の導入は嬉しい限りでしょうが
趣味人としての立場で言えば残念です。

特急車の8000形に劣らぬ個性を持つ5000形。
左右非対称の前面スタイルは個性的でその姿に慣れると
何とも言えない味を感じさせてくれます。


ほぼ同様のスタイルを持つ4扉の6000・6050形はまだまだ活躍を続けるので
すぐこのスタイルが消える訳ではないのですが寂しいですね。

近鉄特急よ、お前もか!

2015年11月12日 | 鉄道
『近鉄特急のイメージが大きく変わります! 』

近鉄のHPのNews Releaseに近鉄特急の
今後の施策についての記述が掲載されていました。

詳しくはリンク先をご参照頂きたいのですが一番気になるのは
今、汎用特急車が纏う近鉄特急色が消滅すると言う事なのです。



少し前に私にとって幼少の頃より馴れ親しんだ京阪特急色が消え
更に先日も定期運用の国鉄特急色列車も消滅して落胆していたのですが
またもや新ビスタカーやエースカー等で目に焼きついた近鉄特急色までも
無くなるとは・・・。

12200系だけはこの塗色更新から外されてますので最期の時まで
近鉄特急色でいるようですが言い換えればいよいよ終焉の時が近いと言う事ですね。

寂しいというか残念と言うしかないのですが出来るだけ現行の
近鉄特急色が更新される前に撮影や乗車の機会を増やしたいと思います。









京阪特急8000系、更なる進化!

2015年10月01日 | 鉄道
京阪特急

歴代の特急専用車は特別料金を徴収しないのにも拘わらず
その車内の設備、雰囲気は有料特急に迫るものが有ります。
(現在は一部で一般車による運用も有ります)




転換クロスシート、片開き2ドア、車内中吊り広告無しは特急車として当然ですが
ダブルデッカー車両やかつてはテレビカーも有り、関西私鉄の代表格的な存在と言えるでしょう。

そんな京阪特急の主力は看板車両でもある8000系電車。

1989年、平成元年の登場です。何と!もう27年経つのですね。
登場当時は平屋車両の7両編成でしたが1997年からダブルデッカー車が編入されました。


かつては旧3000系と同じく伝統の京阪特急カラーでしたが登場から20年を経て
車体内外の大幅なリニューアルを受けて現代に至っています。


新特急色ですがやはり旧の京阪特急カラーの方が良いですね。

さて、そんな京阪特急のライバル達は今や3ドアクロスシートの車両が主力です。
阪急特急9300系JR西日本・新快速223・225系
京阪も同様の形態を持つ新3000系を登場させ、今後は京阪もライバル各社と
同じく3ドア車に移行していくのでは?と危惧していましたが
この度、8000系が更に進化、変貌する事になりました。

「京阪特急 プレミアムカー(仮称)」導入!
9月30日に京阪電鉄から座席指定の有料特別車両を導入すると発表が有りました。

詳細はリンクを貼りました下記の京阪電鉄の発表をご参照下さい。

  https://www.keihan.co.jp/info/upload/2015-09-30_premium-car.pdf


(車内イメージ 1)


(車内イメージ 2)

詳細はリンクを貼りました京阪電鉄の発表をご参照下さい。

京阪がこの様な試みをするとは予想もしていませんでしたが京阪特急
更なる進化を感じさせる内容で個人的には嬉しく思います。

もしもこのプレミアムカーが成功すれば阪急やJR西とは違い独自の個性を発揮する
京阪特急の未来は明るくなるでしょうね。

将来、8000系後継特急車両が必ず登場するよう、このプレミアムカーの
成功を祈りたいと思います。