特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

夏の志摩で鉄分補給

2024年08月31日 | 乗り鉄 私鉄編
先週の土曜日と月曜日が休みだったので久しぶりの『近鉄週末フリーパス』を購入し2日間の『鉄分補給』を行いました。
この切符、確か以前は4,200円だった記憶が有るのですが今回購入すると5,000円!

昨年、運賃改定(値上げ)等も有りましたので仕方ないのですがまあ私の拠点(京都)から賢島までは片道3,060円。
近鉄名古屋までは片道3,130円なのでそれらの往復だけで十分元は取れるので良し!としましょう。

今回は猛暑に疲弊した身体を癒したいとのんびり近鉄電車に揺られたり写真撮影等々しようかと思いほぼ当日に
思いついたまんまの行動です。


京都駅

辛うじて中間車のプレミアムシートに空席を見つけましたので久しぶりに賢島へ“しまかぜ”で向かう事にしました。

やって来たのは50000系の第3編成。
“京都しまかぜ”運行開始時に新製された編成です。




“しまかぜ”プレミアム車両内装

実は今まで“しまかぜ”乗車は最前列シートを含むハイデッカー先頭車両しか有りませんでしたが
今回は通常車両と同じフラットカー、それも電動車のモ50200形に乗車なのでモーターやインバーター音も楽しめます!


登場以来、10年超の“しまかぜ”。
以前は擦り切れて悲惨な状態を呈していた座席肘掛け部分も少し前のリニューアル時に修復され
現行の“ひのとり”プレミアムシートよりも綺麗な状況だったのは嬉しいですね!


全車両に空気式フルアクティブサスペンションを備える50000系“しまかぜ”。
乗車経験豊富な近鉄京都線に於いても他特急車よりも揺れや騒音が少なく実に快適です。
期待していたモーター音等々も不快レベル以下に減衰され心地良い響きに感じられます。

停車駅直前から停車駅到着、そして停車駅発車後まで車内に流される軽やかなBGMも特筆モノですね。
観光特急に乗車しているんだという高揚感を感じさせてくれます。

更に“しまかぜ”の楽しみの一つは『カフェ車両』です。





取り敢えずいつもの様にクラフトビール(しまかぜ限定ラベル)を注文。


せっかくなので愛機と絡めて記念撮影(笑)。

カフェは毎回利用していましたが今までオーダーしたのは全てアルコールやコーヒー等の飲料でした。
しかし、今回は清水の舞台から飛び降りる覚悟で運行開始時からの人気メニューである『松阪牛カレー』をオーダー。

恐らくレトルトを加熱しただろうと思えるカレーに1,600円を支払うのは勇気が必要です(汗)。

しかし、食べてみると十分美味でした!
ボリュームは有りませんでしたがミネラルウォーター付きで車窓を楽しみながら食事出来るのは今となっては貴重な体験。
食べてみて損は無いでしょう!と感じました。



土曜日の乗車という事で伊勢神宮参拝が目当ての伊勢市・宇治山田で半数近くの乗客が降車。
更に鳥羽で乗客が降車すると車内はガラガラになりました。

今夏、近鉄がTVのCMで力を入れていたパルケエスパーニャの玄関口で有る鵜方では僅かの降車客(汗)。

単線・急曲線の区間をのんびり走行すると終点・賢島到着です。






この『特別感』が“しまかぜ”の魅力なんだと感じました。


賢島ではしまかぜを模したポストが登場!
“しまかぜ”2並びと記念撮影。

この後は近鉄がエリアキャンペーンとして今年の7月10日から来年の2月28日に開催している
志摩へおいなーい!

そのキャンペーンの一つに観光列車“つどい”による「志摩おいなーい!号」が運行されていますが
運良く?朝の京都駅の窓口への飛び込みで切符を入手出来ましたので“つどい”初乗車です。


2013系“つどい”

個人的には以前のブラウン&ベージュの塗色の方が好みで現行のカラーは単なるラッピング車両と
イメージが変わらないのが少々残念ですね。








初めて見る“つどい”の車内。








海女さん列車としての特設コーナー








車内ではあおさ汁のふるまいを始めとした色々な催し物が開かれてますので興味の有る方は覗いて見て下さい!


“しまかぜ”と“志摩おいなーい!号”で志摩での鉄分補給を完了!

帰路は“伊勢志摩ライナー”で京都へ。




『ひのとり』伊勢路に初見参

2021年07月19日 | 乗り鉄 私鉄編
久し振りの鉄分補給の為に私は朝から近鉄京都駅に居ました。



鉄分がかなり欠亡している為に今回は飛切りのモノを用意しました。

 
  しまかぜ




やって来たのは京都しまかぜ導入時に投入された50000系の第3編成。

今から向かうのは取り敢えず賢島。
何故取り敢えずなのか?

実は来月、ひのとり80000系が貸し切り列車として山田・鳥羽・志摩線を初めて走るらしいんですが
その貸し切り運行に先駆けて試運転を今日7月19日と明後日21日に行う事が発表されていたのです。

試運転を発表するというのも珍しいと思いますが試運転のスジまでは分かりませんので
行き当たりばったりの物見遊山というのも良いかとしまかぜで賢島に向かう事にしました。


しまかぜの乗車は4回目となりますが最前列乗車は今回が初めてです。


相変らず見事な掛け心地のプレミアムシート。
ただ登場からそれなりに年月が経過していますし汚れ・痛みが目立ちやすいカラーというのも
かなり影響しているのでしょうが・・・


こんな状態でした。


    ひのとり

最近、続けてひのとりのプレミアムシートを体験しているだけにこの現状を見て少々残念な思いですね。

しかし、全車にフルアクティブサスペンションを備える50000系の乗り心地は素晴らしく
京都~賢島間約3時間弱の旅路は快適そのものです。

何処で試運転中のひのとりと出会えるのか?と思いつつ賢島に向かう前面展望を堪能中の事でした!


志摩線を走る80000系ひのとり

鵜方付近でその姿を捕獲しました。
『残念!、でも伊勢方面を走るひのとり見れたから良かったかな?』
そう思いつつ終点賢島に到着。


恒例のしまかぜ並びを記録し改札を出るとこんなものが・・・。


どうやら試運転を記念してグッズ販売の出店が設営されていました。

『試運転で盛り上がっているなぁ~!』と感じました。

コロナ禍の影響で厳しい鉄道各社。
特に近鉄はひのとり導入とコロナ禍が重なり大打撃!!
まあ少しでも収入になるなら・・・という気持ちは良く分かります。

私もそんな現状を踏まえてこの1~2年は撮り鉄を控えて乗り鉄メインにして
鉄道事業者に対して少しでもお金を落とせたらと思っています。

ファンの皆様、ドンドンと乗り鉄楽しんで応援しましょうね!


帰路の支度を段取り中、ふと構内のファンの増殖振りに違和感を感じた私は改札口に居た
駅員さん(赤帯の帽子を被ってました)に探りを入れると嬉しい答えが返って来ました。

「今日は試運転列車まだ走りますよ、次は14時前に来ます。」

おおっ!嬉しいじゃありませんか!
賢島でプチ散策でもと目論んでいましたが心は既に80000系ひのとりへ・・・。


蒸し暑いが好天の中、汗を流しながら待っていると予告?通りメタリックレッドのひのとりがやって来ました。


80000系第1編成

よく見ると初めて遭遇した1ST ANNYVERSARY”編成です。
盆と正月にクリスマスまでもが一緒に来たとは言いませんがとてもラッキーだと感じた瞬間です。

こうなると今までは殆ど見る事の出来ないひのとりしまかぜとの並びや他の特急車両達との
貴重な並びを必死に記録するだけです。















以上が本日の記録写真です。

極上の『鉄分』補給が出来た一日です。















名鉄で鉄分補給2

2021年04月21日 | 乗り鉄 私鉄編
前日とはうって変わり2日目は天気予報通り、朝から雨模様の天気となりました。
こうなると『名鉄電車全線2DAYフリーきっぷ』を活かすべく乗り鉄三昧ですね!

名鉄と言えばやはりパノラマスーパーの展望席は外せませんね。
過去に一度だけパノラマスーパーの展望席に乗車した事が有るのですがその時は3列目でした。

今はスマホサイトで特別車両を予約する事も簡単になったなったばかりか
展望席の有無や空席まで分かるのでありがたいものです。
運良く午前中に名鉄岐阜~豊橋間の展望席最前列を予約出来ました!

雨は降っていますがそれまで時間潰しも兼ねて少しだけ駅構内で撮影を行いました。


31503100系

カラーも違う異系列同士の併結は近鉄でも同じですが名鉄のそれも負けず劣らず
バリエーション豊かで楽しいですね。



6500系





2000系

ミュースカイの運休で昨日は余り見る事の出来なかった2000系のそれも8連編成です。
今や名鉄に於いて特急らしい風格を感じさせる唯一の存在となりました。

時間が迫って来たので名鉄岐阜行きの快速特急に乗り込みました。
2200系の編成ですが昨日からこの編成の乗車は多くすっかり馴染んだ感じです。
南海のサザンだとある程度距離が有るとロングシートの普通車ではなく、料金を払ってでも
座席指定車のリクライニングシートに座りたくなりますが名鉄の場合一般車両でも1200系だと
転換クロスシート、新しい2200系でも一部に転換クロスシートを備えてますので嬉しいですね。

名鉄岐阜に到着。
ここまで乗車した快速特急の次の快速特急が展望席を予約したパノラマスーパーです。


名鉄岐阜駅に進入する1200系パノラマスーパー。


折り返し運用ではなくこの駅まで回送でやって来ました。
という事は車内清掃等が無く、すぐに乗車出来るという事ですね!
これ幸いと車内撮影です。







近鉄のしまかぜ・ひのとりの展望席最前列乗車を過去に体験していますが眺望という点では
運転席が視界に入らずパノラマスーパーの方が一枚上手ですね。





天候がとても残念ですが流石“パノラマ”を名乗るだけの事は有ります。
上に挙げた車内の写真の通り、展望席の眺望を確保する為に1~4列目のシートの
背もたれは低めにされています。
ゆっくりくつろぐには展望席以外を選んだ方が良さそうです。
まあ展望席最前列だとずっと身を乗り出して前に広がる車窓を眺めっ放しになりますが・・・
この日の様な天候だと少々残念な状況となります。



大きなガラスなので仕方ないのでしょうがワイパーが欲しい!!

それにしても名鉄岐阜~豊橋は99.8km、所用時間は快速特急で1時間20分ですが
この席に座る為の特別車両券は僅か360円!
名鉄の特別車両券はミューチケットの名で販売され、年齢・乗車区間関係無く1乗車360円となっています。
これはある程度の距離を利用すればとてもお得ですね。

パノラマスーパーの乗り心地を満喫し豊橋に到着。











この駅はJRの駅に名鉄が1線だけホームを間借りしているような感じで面白いですね。

雨が上がりそうな気配は無く撮影を挑むのはリスクが有りそうなので乗り鉄を継続。
折り返し名古屋方面に向かいます。

昨日は各務ヶ原・犬山線を乗車したので今日は河和か内海、もしくは常滑・空港線に乗ろうと思います。

神宮前で下車し飛び乗ったのは中部国際空港行きの準急。
味の有る旧名鉄スタイルを継承する6000系でした。

この6000系、乗ってみて判ったのですがそのモーター音たるや痺れる程の爆音でした!
力行を続けると一体どこまでモーターを回す気か?と思える程の音です。
いやぁ、これは素晴らしい体験でしたが本当にあの音は癖になりそうです(笑)。


6000系

今や飛行機も大幅な減便を受けて空港利用者も激減していますので空港駅も閑散としていました。




ミュースカイ車内

今日の夕刻、名古屋を離れ帰路に着く予定なので中部国際空港駅を後にし2200系快特に乗車、再び名古屋方面に向かいます。
移動途中で雨が止み僅かに陽が差してきました。

今回は行き当たりばったりで名鉄の撮り・乗りで鉄分補給をしましたが路線の規模の広さや
バラエティ豊かな車両群のお陰で十分楽しむ事が出来ました。

また機会が有れば撮り・乗り鉄を楽しみたいものですね。















近鉄西半分エリアを完乗!

2020年11月25日 | 乗り鉄 私鉄編
前回、ご紹介した近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版) ■おとな 1,000円、小児 500円。

今回もその切符を本日活用し、乗降自由区間の完乗を果たしました。


近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版)お乗降自由区間


今回まで未乗区間で残っていたのはけいはんな線の学研奈良登美ヶ丘~生駒~長田と
信貴線の河内山本~信貴山口の2区間です。


先ずは近鉄京都からスタートなんですが残り僅か2区間という余裕も有って運行開始を始めた
“ひのとり”8連を見る為に大和西大寺で下車しました。
すると運良く奈良への送り込み回送8連編成に遭遇!


ホームに停まっている限り6連・8連の差異は分かりませんがとにかく8連編成との
遭遇を素直に喜んで記録写真を(スマホで)撮影。

その後、その8連編成が運用に入る奈良→難波特急を待ち構えていたのですが
何と!伊勢志摩ライナー(赤なので伊勢海老ライナーか?)が被りを招きました。
慌てて撮ったのがこの写真です(汗)。


この後、80000系の大先輩である23000系に被られて撮影は失敗しました。

少々落ち込みながらこの後は当初の目的を果たすべき。大手私鉄初の第三軌条集電方式を採用した
近鉄けいはんな線(デビュー時は確か東大阪線だった?)に乗車する為に生駒へ向かいました。

生駒で下車しけいはんな線ホームへ向かいましたが中間改札が設置されていました。




改札を抜けて先ずはけいはんな線東端の学研奈良登美ヶ丘に向かいます。


やって来たのは7020系。

けいはんな線デビュー時に登場した7000系のマイナーチェンジバージョンの様です。
車両断面の側面は大きく弧を描き、新幹線500系までは行きませんが381系と良い勝負を
しそうな曲面を持つ車両断面ですね。




因みに調べてみると近鉄の車両最大幅の2,800mmに対して2,900mmという事で
JR車両に近い車幅を持っていました。




学研奈良登美ヶ丘到着。

ここで乗車記録の写真を撮影し今度は折り返しの7000系に乗車します。
電車は相互乗り入れする大阪メトロの中央線終着のコスモスクエアまで向かいますが
近鉄路線としては長田駅が終着なので長田駅で下車します。


長田駅。

路線の途中駅という事で何の変哲もない地下駅ですがここも乗車記録としての
写真を撮って再び折り返して生駒へ戻ります。

戻ってから調べてみたのですがこのけいはんな線、第三軌条集電方式としては
日本最速の95km/hを誇っている事も知りました。
近鉄ファンを公言していた私ですがそんな事全く知りませんでした(汗)、・・・反省。

少しけいはんな線にも興味を持ったので曇天では有りましたがミラーレスカメラで
本気撮り?の一枚をパチリ!


OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード  f4  1/800sec  ISO1000  (100mm)


近鉄奈良線で今度は布施に向かいます。

前回は5200系の誘惑に負けて信貴線の乗車に失敗した私ですが今回はちゃんと布施停車の準急に
乗車し布施からはちゃんと河内山本へ停まる準急に乗りましたので間違い有りません(笑)。




河内山本で信貴線に乗り換え。

1430系2連でしたが女性車掌が乗っていました。
前回乗った支線・枝線の様なワンマン運転では無いみたいですね。

途中1駅で路線長は僅か2.8kmですがかなりの勾配路線でした。






ここから西信貴ケーブルが出ていますが今回は乗車を割愛しました。
個人的には鋼索鉄道は趣味の対象に含めていないので・・・。

これで何とか近鉄西地区の完乗を達成しましたが帰路に着くまでまだ時間が有りましたので
残り2か月を切った12200系ニュースナックカーとの遭遇を試みます。


お気に入りの近鉄大和西大寺駅構内に有る“上等カレー”でいつものカツカレー大盛りでお腹を満たした後
京都・橿原線の運用で活躍する12239編成を記録撮り。
今回も殆どの写真はスマホ撮りという手抜き記事ですいません。




この塗色だけでもう近鉄特急!
新塗色の特急色なんて・・・(泣)。

橿原神宮前でも再度その姿を記録します!

もう十分に撮影して乗車もしました。
でもまだ引退するまで、もしも・・・、もしもまだ機会が有るのなら
撮って、乗りたいというのが偽ざる気持ちですね。













とてもお得な近鉄1dayおでかけきっぷ

2020年11月08日 | 乗り鉄 私鉄編
今年の8月から利用開始となったお得な近鉄の切符。


近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版) ■おとな 1,000円、小児 500円

既に近鉄撮影時に数回使用していますがとにかく安いです。
私の拠点となるのは京都なんですが例えば大阪線・三本松まで片道運賃1,160円。
また吉野までだと1,250円なので往復どころか片道だけで元が取れるんです。


利用可能区間路線図

御覧の区間内が一日乗り降り自由なので運賃を気にする事無く乗り回せるのは有難いです。
ただ購入当日の使用は出来ない為に前日までの購入と言うのが少々残念ですが
わざわざ切符購入の為に時間を割いても使いたくなるお得感です。

私の場合、近鉄の撮り鉄時に使い始めたのがきっかけなんですが事前購入の為に
使用当日になって天気が悪く撮影を断念した時が有りました。
その時、利用可能区間の路線図を見て思ったのが未乗区間の乗り鉄です。
近鉄と言えばやはり特急!
撮るのも乗るのも特急が行き来する区間ばかりで短区間の支・枝線に乗る事はまず有りませんからね。

という事で昨日は天気が悪かった為にのんびり未乗区間を潰そうと出掛けました。

スタートとなる京都までは前回の記事と同じ117系。



あのモーター音を楽しみながら京都着。
近鉄に乗り換えて先ずは奈良まで向かいます。
もちろんお得感を目一杯享受する為に疲れが来るまでは有料特急は使いません。

先程の路線図を見て、先ずは信貴線をターゲットにします。
因みにこの切符の利用可能区間内に於ける私の未乗区間は道明寺線・長野線・御所線に
天理線・けいはんな線・信貴線となります。

奈良から布施経由で河内山本を目指します。
快速急行に乗ったのですが布施に停まらず鶴橋まで乗り越す事に・・・。
通常だと布施~鶴橋往復分の運賃が要る(のかどうか知りませんが?)のでしょうが
フリー区間内なので気にせず鶴橋で折り返します。

ホームで待っていると松阪行きの快速急行が入線してきました。
私にとって大阪線では久しぶりの遭遇となる5200系(+2610系)でした。

気が付くと5200系好きの私は既に空いたクロスシートに滑り込んでいました。
大阪線快速急行ですから鶴橋を出ると次は五位堂まで停まりませんので
私の信貴線乗車は早くもキャンセルとなりました(笑)。

取り敢えず5200系の乗り心地を楽しむのは大和八木までにして下車します。
大和八木だと天理線か南大阪線の支線のどちらかになりますが橿原神宮前まで南下して
河内長野までの長野線を目指します。

古市で乗り換えて長野線(12・5km)初乗車。
乗ったのは6020系でしたがラッピング装飾された編成でした。



車内には古墳をイメージしたラッピングや吊り革には可愛らしいはにわが居ます。




車内を覗くはにわ達ですがなんとこんな所に居るとは・・・(汗)。

調べてみると百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録決定されたことから昨年の7月9日(火)から
今年の11月30日(土)まで、近鉄エリアキャンペーン「こふんまち 羽曳野・藤井寺」を実施しているそうです。

河内長野到着。

南海電車と横並びとはなりませんでしたが記念写真です。

再び折り返して次は柏原へ向かいます。





道明寺から僅か2.2kmですが終点・柏原はJR西の大和路線との接続駅の為に地元では
この短い路線が大切な足になっている様です。

またまたトンボ返りで道明寺へ戻ります。
続いては御所線乗車の為に尺土を目指します。


尺土と御所を結ぶ御所線(5.2km)。
実は私、「ごしょせん」と呼んでいたのですが「ごせせん」と呼ぶのが正しいそうです。






こちらも片道僅か8分程のミニトリップ。
これで私は南大阪・吉野線の全線を制覇しました!

この後は空いたお腹を満たす為に移動しました。
橿原神宮前駅構内で食事です。


実は午後から京橿特急に入っていた12200系に逢う為に橿原神宮前駅だったのです。

この後どうしようか?
悩みましたがここ数日の仕事疲れも残っている為に天理線の乗車をしてから今日は撤収する事にしました。
橿原神宮前から大和西大寺方面に向かいます。
何度も通った平端で乗り換えです。




こちらも僅か4.5kmという短い路線なのですがこちらは京都直通の列車が走っていたり
天理教絡みの臨時特急や団体専用列車が乗り入れるという事も有り、本日乗車した支線とは
全然違う想像よりも大きく立派な造りを持つ駅ですね。

この後は再び大和西大寺に戻りました。
先程橿原神宮前で見送った12200系が京都から奈良に戻りその後回送で入庫する様なので
その姿を記録撮りしました。


もう最後のXデーまで2カ月を切りましたがこの伝統の近鉄特急色をもう間も無く見る事が出来ないとは・・・。

12200系を見送った後は疲れた体を癒すべく京都行き伊勢志摩ライナーで帰路に着きました。



出来れば年内にもう一度この切符で今日乗れなかった路線の完乗を果たし
近鉄西半分エリアを制覇したいと思っています。

因みに乗車した区間を正規の運賃で計算すると4,460円となった事をご報告いたします。









乗り鉄再開は12200系スナックカー

2020年06月17日 | 乗り鉄 私鉄編
少しづつでは有りますがようやく普通の生活へ戻りつつ有る様に感じます。
密を避け、マスクを装着するのが当り前になりましたがそんな中、趣味の再開を果たしました。
向かったのは近鉄京都駅です。


やはり今乗りたいのは近鉄12200系スナックカーでしょうか?
幼い頃から慣れ親しんだ系列でも有りますし伝統の近鉄特急色を纏ったこの車両と
あと半年足らずで会えなくなるとはとても残念では有ります。
ひのとり用の80000系の増備と共に12200系の廃車も少しづつ進行しているようですね。

過去、数えきれない位乗って、撮影もしましたが出来ればもう少しその機会を増やしたいものです。

スナックカーの運用が限定されてはいない様ですが午前の伊勢志摩ライナーや
ビスタカー、しまかぜといった伊勢特急を見送った後、他形式と併結した4連や
スナックカーだけの4連が京都~奈良・橿原神宮前の特急運用に入ってますので
お昼まで粘れば乗車の機会を掴む事が出来るようです。

今日乗車したのは京都10:10発の橿原神宮前行き特急で前寄り1・2号車が
22600系Ace、後ろ寄り3・4号車が12200系スナックカーでした。
勿論!座席の予約は12200系でそれも電動車の4号車を押さえました。


車内は座席更新を受けていた編成でバケット型リクライニングシートでした。
オリジナルにより近いのはリクライニング時に座面が前方にスライドするシートを
流用した仕様なんですがあのシートは回転方向のガタつきが酷く快適面では
このシートの方が有難いですね。



荷棚を始め照明も間接照明を併用したものに換装され車内のカラートーンも
アーバンライナーに準じたものとなり正直今でもその雰囲気は車齢を感じさせないものです。


座席下の足元に有る蹴り込み板も実質的なシートピッチを稼ぐ工夫がなされています。






まぁ、空調調節のボタンや折り戸等々に昭和を感じられ、それが我々世代には
堪らない魅力をもたらせているのだと思います。

京都~橿原神宮前間 58.4km を53分でしたが梅雨の晴れ間に
12200系の乗り心地をまったりと味わう事が出来ました。












秋のど真ん中、叡電のMapletrain・きららに乗ったど~ぉ

2019年11月21日 | 乗り鉄 私鉄編
お久しぶりです。
前回の阪急“京とれいん雅洛”の記事から約半年ぶりの更新です。

その久しぶりの記事は叡山電鉄の“きらら”です。


叡山電鉄 800系“きらら”  ※2018年11月20日撮影

当ブログでも過去に“きらら”の初乗車記を2015年06月18日に紹介していますが
今回は紅葉シーズンに乗車しましたので改めてご紹介したいと思います。

紅葉シーズンの京都はどこもかしこも人・人・人!!!
そんな中、叡山電鉄の“きらら”による紅葉&乗り鉄も非常に人気が有ります。
本来は貴船・鞍馬方面の紅葉を楽しむ為に乗る電車なんですが
その道中、市原~二ノ瀬間に『もみじのトンネル』と呼ばれる区間が有り
昼間は勿論!夜間もシーズンにはライトアップの演出が有りとても高い人気を誇ります。

乗車前には駅のホームは長蛇の列は当り前、乗れても座れない確率が高く
今までは秋のシーズンの乗車は避けていましたがいつまでもそうはいかないだろうと
本日腹をくくって秋のシーズンのど真ん中ですが“きらら”に乗車しました。


出町柳に着くと既にきららの乗車を待つ人の列が形成されていました。
老若男女、日本人・外国人。多くの人々がきららの到着を待っています。

座れない事は明白だったので車内からの紅葉をしっかりとカメラに納めるべく
運転席背後に陣取り被り付き風景を楽しみます。

尚、機材は久しぶりのフィッシュアイボディキャップレンズを用いています。

出町柳~鞍馬間は僅か12.6km。時間は約30分なんですが色んな電車と出会います。


700系


700系“ひえい”


800系“青もみじきらら”


さぁ、それでは『もみじのトンネル』と呼ばれる区間の写真をお楽しみください。







更に貴船口にもモミジが・・・


どうでしたか?

終着・鞍馬の駅前には天狗が居るのですが
前回居なかった新しい天狗が鎮座していました。


せっかくなので駅前で食事をした後、鞍馬寺へ・・・。

山門から本殿へは日本最短と言われるケーブルカーが運行されているのですが
『足の弱い方や年配の方が少しでも楽に参拝できるように・・・』という事なので
利用せず自分の足で向かいました。









結果はかなりきつかったですね(汗)。
鞍馬奥の院・魔王殿までの往復でしたが良い汗かきました。


帰路の電車ですが相変らず鞍馬では乗車待ちの長蛇の列が。
立ん坊を覚悟してましたが何とか座る事が出来ました。


車窓に映える京都のモミジ。
シートの柄もモミジなのが流石!Mapletrainですね。







阪急 “京とれいん雅洛”に乗ったど~ぉ

2019年05月19日 | 乗り鉄 私鉄編


阪急の観光特急である“京とれいん”
新たな仲間として“京とれいん雅洛”が今年の3月23日から活躍を始めています。

何とか3月に初撮りには成功していましたが初乗車はまだ果たしていませんでした。
基本、土日祝運行でまだデビューから日もそれ程経っていないので
恐らく乗車に挑む人が多い事も予測されますので躊躇していました。
でも久しぶりの日曜日を有意義に過ごそうと恐るおそる出掛けて来ました。




やはり予想は的中していました。
乗車は京都・河原町12:41発の快速特急ですがホームに乗車を待つ人も多く
更に折り返し乗車を敢行する不届き者?も多く少ない数のシートは
あっという間にほぼ埋まってしまいました。
意外だったのは私の様な鉄道好きよりも家族連れや
高齢女性のグループが多かったという事でした。

皆一様に座席を確保するとスマホ片手に車内撮影を熱心に開始!
お陰で私ものんびりと望む撮影をする事は叶わず取り敢えず
出来る範囲で車内の記録撮りをしました。

以下、その写真を並べてみました。



























どうですか?
京町屋感たっぷりの雅やかな雰囲気が感じられますね。

御覧の通り、特別な料金を徴収しない車両としてはかなり気合の入った造りです。
タネ車が7000系という事で床に点検蓋が有るなどそのピカピカの内装に対して
違和感を感じる部分も有りますが先輩の6300系“京とれいん”とは違って
6両全てに凝った内装を与えているのは凄い事だと思います。



これで取り敢えず先程の撮影に続いて乗車も果たせました。
これからもしばらくは“京とれいん”ブラザースに楽しませて貰えそうです。





近江鉄道のお得な1デイ スマイルチケット  

2018年10月10日 | 乗り鉄 私鉄編
金・土・日曜日と祝日(年末・年始除く)に利用可能な近江鉄道の1デイ スマイルチケット。



880円(おとな)で全線一日乗り放題なんですが元々割高な印象の有る
近江鉄道の運賃なので乗り鉄には有難いチケットです。
今回の目的は近江鉄道全線制覇と“赤電”と呼ばれる820系に遭遇する事です。


スタートは近江八幡。
JRから乗り換えます。






やって来たのは800系。元西武の401系です。


近江鉄道にも鉄道むすめがいました。
“豊郷あかね”というキャラクターです。

この電車は八日市までなので八日市で米原行きに乗り換えます。
取り敢えず米原に向かうつもりですが途中で“赤電”が居ればすぐ対応するつもりです。
果たして今日はどこかで走っているのか?
それともどこかの車庫でお休みなんでしょうか?



八日市の構内では700系“あかね号”と最新鋭の100形が留置されていました。







八日市からは貴生川発米原行きに乗ります。
先程と同じく800系でしたが700系に気を取られて撮影を忘れてしまいました。


近江八幡~八日市間を除き車内に電車を無料で持ち込む事が出来るそうです。

800系の車内で激しく揺られながらゆっくり流れる景色を楽しんでいると
多賀大社方面への乗換駅である高宮に到着。

ここで構内の様子を見ていると一番奥の多賀大社方面行きホームに
見馴れぬカラーの車体が見えました。

「えっ?・・・アレってひょっとして・・・!」

慌てて電車を降りてそのホームに向かうと止まっていたのは“赤電”でした。


この色、この雰囲気だけでテンションが高まります。


出来れば行先のサボを用意して頂ければ最高なんですが・・・。


車内は特に変化無く他の800・820系と同様です。


空制が電気指令式に変えられブレーキハンドルは近江鉄道独自の形態となっています。


昭和42年・・・私より2つも若い(汗)。

多賀線は僅か2.5kmの短い路線であっと言う間に二駅目の多賀大社前に到着です。


日中は1時間に1本というダイヤなので多賀大社方面に散策開始。
というよりお腹が空いたので昼食を求めての進軍です。


多賀そばを謳ったお店が数軒有りましたが今回は“石栗庵”というお店に入り
十割蕎麦の大盛りを注文!
失礼ですが期待を超えた旨さで大満足でした。


駅に向かうと先程の“赤電”が停車中です。
どうやら今日は多賀線でのピストン運用が任務の様ですね。


高宮から米原まで向かいます。
やって来たのは800系のスタンダード塗色の編成です。




彦根を経由して米原に到着。
これで残る未乗区間は八日市~貴生川間のみ。
今回はフリー切符購入なのでこの800系の折り返しに乗車します。
折り返しは貴生川行きではなく近江八幡行きなので
八日市まで向かいそこから近江八幡~貴生川行きに乗り換える行程となります。


八日市で貴生川行きに乗り換えです。
朝見かけた700系“あかね号”と100形はそのまま惰眠を貪っていたようです。
停車していた貴生川行きは朝お世話になった“豊郷あかね号”でした。

正直な所、軌道状態が悪く大きく揺すられながらのロングシートの
長時間乗車は疲れましたが“赤電”に会えた満足感の為か・・・?
近江鉄道全線制覇を果たした貴生川駅到着時には今日一日の充実感さえ感じました。



近江八幡~多賀大社  870円
多賀大社~米原    520円
米原~貴生川     1030円 

Total 2420円となりますのでどれだけお得なのか?

一目瞭然だと思います。

まあ、こんな使い方は鉄チャンが殆どだと思いますがもしも近江鉄道の乗り鉄・撮り鉄の
堪能をお考えの方は金・土・日曜日と祝日(年末・年始除く)に利用可能な近江鉄道の
1デイ スマイルチケットの使用をお勧めしたいと思います。

















叡山電鉄『ひえい』にチョイ乗り

2018年08月30日 | 乗り鉄 私鉄編
久しぶりの更新です。

先日こんなのを見つけました。

この時期になると各社とも秋にちなんだ製品を市場に投入して来ますが
叡山電車『きらら』と紅葉のイラストが良いですね~。

これを飲みながらふと、この春に一度だけ撮影した同じ“えいでん”の
新車『ひえい』を思い出しました。

「そう言えば、まだ乗っていなかったな・・・。」

という事で京都・伏見で一杯やった後、出町柳へ向かいます。
ほろ酔いでスマホ撮りというスタイルです(汗)



京阪中書島から8000系特急に乗車します。




料金不要(プレミアムカーは除く)の車両とは思えない程の雰囲気が凄いですね。

終点・出町柳は地下駅ですが改札を抜け地上に上がると“えいでん”のホームはすぐです。
予め『ひえい』の時刻をHPで確認しています。


楕円のモチーフが特徴的な『ひえい』700系(デオ732)。


車内デザインも楕円を多用しています。




シートはロングシートですがバケット形状で楕円の窓と窓の間の形に合わせた
ヘッドレストが付いていて非常に凝っていますね。
僅か15分足らずの路線にはもったいない座り心地のシートです。




車体中央の立ち席スペース、もちろん楕円を使っています。
まるで3扉車の真ん中を塞いだのか?と思ってしまいますが種車も元々2扉車です。


外観のアクセントとなっている前面の楕円リングですが車内から見れば
殆ど気にならないというか存在感皆無といった感じです。


出町柳~八瀬比叡山口間はたったの5.6km、所要時間も14分なので
あっと言う間に終点に到着です。




車内の様子も撮影出来ましたので折り返しの『ひえい』に再乗車。

足回りはあの京阪5000系から流用したもので台車・主電動機もそのままです。
叡山電鉄は600V仕様なのですが5000系の130kwモーターはオーバースペック?

でも乗り心地は良く、本当にこの距離でこんな電車を走らせて良いの?
というのが素直な印象でした。



程無く出町柳に到着!






先輩観光電車の『きらら』が停車していましたのでツーショット撮影。

それにしてもこの規模の路線でこれ程の個性を持つ電車を走らせる
叡山電鉄、恐るべしです。