特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

まだまだ主役を張る丸屋根8600系!

2024年09月23日 | 撮り鉄 私鉄編
近鉄の通勤車両と言えば2000年に導入された「シリーズ21」車両以来、24年ぶりの新形式となる
8A系が話題となっていますね。

この8A系は10月7日にデビュー、奈良線、京都線、橿原線などで運行を開始する予定ですが
旧型車の淘汰まではまだ暫く時間が掛かりそうです。

そんな中、私が幼い頃から通勤車として活躍していた900系をルーツとするいわゆる“丸屋根”系列。
それら8000・8400・8600・8800系も未だかなりの勢力を誇り、京都・橿原・奈良線を中心に活躍中です。

個人的には界磁チョッパ制御を用いた1400系シリーズ以降のいわゆる“角屋根”車両の座席よりも“丸屋根”車両の
方が掛け心地が良く、両者の併結編成がやって来た時は“丸屋根”車両を選んで乗っています。

8600系は登場時から全面貫通路の上に電動式の方向幕を備え、屋根形状もそれまでの系列より更に丸く厚みを増しました。
更に冷房装置とロスナイを一体化したクーラーキセがよりスマートさと重厚さを兼ね備え幼い当時の私は
京都線系列の通勤車で8600系が一番輝く存在に思えたものです。



8600系X64編成を先頭にした奈良行き快速急行


8000系系列の消滅が先か?
私の寿命が尽きるのが先か?

冗談抜きで解らないと言うのが正直な所なんですが奈良線において朝夕のラッシュ時に関西私鉄最長の
堂々たる10両編成で活躍する丸屋根車を見る事が出来るというのは嬉しいものですね!

Osaka Metro400系

2023年11月26日 | 撮り鉄 私鉄編
今年の6月から運行が開始された大阪メトロの400系電車。

過去に近鉄利用時に生駒駅で何度かその不思議なスタイルを纏った400系を見かける事が何度か有りましたが
カメラで記録するには至りませんでしたが先日、単なる記録写真ではありますがその姿を記録する事が出来ました。


Osaka Metro400系

大阪・関西万博に向けて宇宙船をイメージしたデザインとなっているそうですが確かに斬新ですね。

今は狙っての乗車も難しいので増備が進んだら是非その乗り心地もしっかり堪能したいと思います。

“ちいかわ号”

2023年11月08日 | 撮り鉄 私鉄編
今年の8月4日(金)より阪急電鉄と人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボレーション企画がスタートしました。

本来、こういったモノに等に興味を示す歳や性格では無いのですが、前回阪急でミッフィーとの同様のコラボ企画時が有り
その時、いかにも鉄チャンという人以外からの列車に対する熱い注目度に感銘を受けた記憶が有りました。
少し調べてみたのですが阪急では以前からこういったキャラクターとのコラボ企画で多くのラッピング車を
走らせて来たんですね。

という事で今回、軽い気持ちで「ちいかわ」とのコラボで活躍中の宝塚線・1000系“ちいかわ号”を見てきました。

今回は宝塚線“ちいかわ号”・京都線“うさぎ号”・神戸線“ハチワレ号”という役割分担?という事ですが
3種補足するのも大変なので今回は宝塚線の“ちいかわ号”を記録する事にしました。

その姿を撮影する為、ある場所で待機。
先行列車で試し撮りを行い“ちいかわ号”を待ちます。

9000系 『もみじ』ヘッドマーク掲示編成

この季節、お馴染みのヘッドマークですね。
前パンの9000系なので前面上部の余裕に気を付けて撮影。
2か所編成に影が被るのが少々残念ですが初見の場所での撮影なのでこれで良しとしましょう。

さあ、“ちいかわ号”がやって来ました。


1000系 “ちいかわ号”ラッピング編成

ちいかわのヘッドマークに乗務員室には大きなちいかわのぬいぐるみの添乗(笑)。
いやはや、何ともかわいらしいですね。

撮影後、到着した“ちいかわ号”に乗車。
大阪梅田に向かいます。


車内には色んなポスターやステッカーがあちこちに掲出されています。

大阪梅田到着。



車体側面にも多くのラッピングが施され多くの人の注目を惹きつけていました。

尚、11月13日まで「ちいかわ×阪急電車」阪急全線1日乗車券の発売とデジタルスタンプラリーが開催されているそうですが
装飾を施されたラッピング車は京都・神戸・宝塚線でそれぞれの編成が来年3月28日まで走るそうです。

「ちいかわ×阪急電車」阪急全線1日乗車券(台紙付き)


ついでと言ってはなんですが記事にする機会を逸していた他社のあるコラボ企画で走った電車の姿もご紹介しておきます。




鮮度落ちとなる今年の夏の話なんですが京阪電鉄では『仮面ライダー』とのコラボ企画を行っていました。





ヘッドマーク掲示や車内外の装飾は当たり前なんですが何と!こんなモノも!


駅名標の一部にもユーモア溢れるモノが有った事をご紹介させて頂き今回の記事は終了です。



“魔改造”?が増殖する角屋根通勤車

2023年10月18日 | 撮り鉄 私鉄編
近鉄の通勤車。

ファンはアースブラウン&クリスタルホワイトにサンフラワーイエローの帯を巻いた
シリーズ21と呼ばれる新系列以前の通勤車に角屋根車、そしてそれよりも古いものに
丸屋根車と呼んで区別しているようです。

近鉄としてはそれでも角屋根車はまだ新しい?という認識を持っているのでしょうか?
角屋根車と呼ばれる系列が最近、車内外の更新を受けその更新車をあちこちで見るようになりました。

しかし、ファンからはその外装の見た目の違和感から“魔改造”という呼ばれるケースが多いようですね(汗)。



魔改造?化された1220系2連を先頭にした大阪上本町行き急行です。

外観的にはまず、JR西日本の車両にお馴染みの転落防止幌が装着されています。
これは2024年秋に登場とされる近鉄としては超久し振りとなる一般車両にも装着される事が
発表されていますが角屋根の更新にこれを導入したのは見た目の違和感を無くす為に
これら更新車による露払い的な役目も有るのかと思いますね。

行先表示のフルカラーLED化は違和感はゼロ。

しかしながら違和感の元凶は・・・。
標識灯と前照灯の位置がトレードされその形状もいかにも改造感たっぷりという事で
“魔改造”という表現が散見されるようになったのでは?

今は違和感たっぷりの更新角屋根車でも馴れたら何とも思わなくなるのでしょうね(笑)。

となれば私の様な高齢ファンは健在な丸屋根車をしっかり堪能した方が良いかも知れませんね。



「近鉄全線2日間フリーきっぷ」2日目は近場で撮り鉄堪能

2023年10月03日 | 撮り鉄 私鉄編
最近、鉄道と言いつつ内容的には殆ど贔屓にしている近鉄絡みの記事が増えています。
時間や金銭面、体力面により以前ほど幅広く行動出来なくなったのが理由ですかね。

私が記憶する限り今年第2弾となる「近鉄全線2日間フリーきっぷ」を用いて今回も
鉄分補給の為、乗り・撮りを堪能しました。

過去記事においてお得さを何度かアピールさせて頂いていますが運賃値上げに伴い
少々、近鉄の運賃に割高感を感じる身としては事前購入という煩わしさは有るものの
500㎞を超える近鉄路線網を2日間自由に乗降出来るこの切符は本当に有難いですね!

前日は乗り鉄を堪能しましたのでこの日は比較的近場で通常の運賃だと割高感を感じて
躊躇する区間において撮り鉄を堪能しました。


阪神1000系 Go!Go!灘五郷ラッピング編成

「近鉄全線2日間フリーきっぷ」絡みの記事にいきなり阪神車両の登場ですが
近鉄奈良線においてはもはや他社乗り入れ車両の感は薄く感じる程お馴染みの車両です。

トラ党かつアルコール好きの私にとって『阪神タイガース2023年リーグ優勝』の
プレートを掲示するこのラッピング車を最近お気に入りとなったこのカーブで撮影出来たのは
うれしい限りですね!

“ひのとり”を新たなお気に入りカーブで撮る!

近鉄奈良線利用時に乗車機会の多い阪神1000系ですが乗ってみると座席の掛け心地や
乗り心地はなかなかのもので阪神線内でしか遭遇できない5700系共に結構好みの車両だったりします。
近鉄好きを公言しながら余り言いたくはないのですがシリーズ21系列よりも乗っていて快適です(笑)。


さて、最近この勾配区間を気に入り今回が3度目の撮影となりますが朝夕には“ひのとり”以外に
この特急車も捕獲する事が出来ます。


19200系 あをによし

既に引退した12200系スナックカーをベースに生まれ変わった観光特急。
35パーミルを超える急勾配ですが大阪線の連続勾配を100㎞/hで駆け抜けた健脚には
何も問題は無く軽やかに生駒越えに挑みます。


この場所での撮影を終えて奈良線の大阪寄りに移動、駅撮りで何枚か撮影しました。


30000系VISTA EX9820系


1249系

特急車の形式は比較的覚えやすいのですが近鉄の通勤型の一般車の形式はとても細かく複雑で
その都度調べないと判らないものが多く難儀しますね。
恐らく社員の方でも即答出来る人は少ないのでは?



9020系

他編成との混結ですが色違いが素晴らしいですね~。


更に移動・・・。


9200系

最初は3両編成で登場したそうですがその後中間車を増備、4両編成となったのですが
のちに登場した系列に準じた設計となった為に車体断面をはじめ差異が生じたとの事です。
そう言えば確かに車体の裾部の高さが3両目だけ低くなっています。

この後、撤収という事で大和八木経由で京都へ向かったのですが途中である電車の事を思い出し
その電車を狙う為に途中で下車しました。



京都市交20系

2022年の3月から運行を開始した新型の20系。
京都市交通局の電車ですが従来の10系と同様、近鉄線に乗り入れ近鉄奈良までの運用に入る事も有ります。
2022年グッドデザイン賞受賞に続き2023年には鉄道友の会・ローレル賞も受賞しました。

シリーズ21の製造後、新形式の一般車が登場しない現状、近鉄線(第三軌条方式路線を除く)において
一番新しい電車という事で社外の電車が近鉄線内において注目を浴びるというのも少々複雑な思いですね。

この後は竹田駅でローレル賞受賞記念のヘッドマークを掲示した20系同士の並びも撮影出来ました。



こうして2日目の鉄分補給も終了しましたが次回の全線2日間フリーきっぷの販売が待ち遠しいですね!

近鉄 志摩磯部駅

2023年09月28日 | 撮り鉄 私鉄編
今年に入って第二弾となる「近鉄全線2日間フリーきっぷ」を用いて
近鉄の乗り鉄・撮り鉄を敢行!


テーマパーク「パルケエスパーニャ」が中核を担う志摩スペイン村。
その志摩スペイン村へのかつての玄関口の駅であった志摩磯部駅に立ち寄ってみました。

駅舎はスペイン・アンダルシア地方の建物がモチーフとされ、使用された煉瓦は
スペインから取り寄せられたという力の入ったモノだったそうですが
入園者の低迷が続き今ではその玄関口の駅という座を鵜方駅へ譲った形となりました。






かつての賑わいが信じられない程、今では殆ど人の気配を感じさせない位の現況ですが
今でも特急列車が発着している事でかつての栄華?を微かに感じさせてくれてる様に感じました。







勾配を駆け上がる!

2023年09月02日 | 撮り鉄 私鉄編
近鉄と言えば大阪線の22.8~33.3‰連続勾配が有名ですね。
それらより短い区間とは言え、奈良線にも数キロに及ぶ連続勾配区間が有り
新旧車両がバラエティ豊かなモーター音を響かせながら活躍中です。


近鉄9820系


阪神1000系

これら新世代の電車はかご形三相誘導電動機&VVVFインバータ制御によるパワフルな足回りを持ち
軽やかな感じでグイグイ上り勾配に挑みます。

ところが同じ区間を今も車齢40年を超える形式も同様に活躍中です。


近鉄8600系

抵抗制御に直流モーターという昭和スペックですがこれが中々の健脚を誇り
そのけたたましいモーター音も今となっては味の有るものと言えそうです。

勾配区間は上りだけではなく下りも抑速の為にもスペックが求められます。
下り区間では回生失効に備えて大容量の抵抗が装備され、坂を下り切った後は
抵抗器からの熱や独特の臭いをを発散させるシーンに遭遇する事もしばしば・・・。



この区間に有る勾配標識です!



伊勢を行く“しまかぜ”

2023年06月27日 | 撮り鉄 私鉄編


2023年3月21日に運行開始10周年を迎えた“しまかぜ”

今も大阪・名古屋・京都~賢島を結ぶ近鉄観光特急の旗艦として色褪せず大活躍中です。

コロナ禍の最中には相当厳しい時期も有りましたが平日でも多くの乗客を集める現況は
ファンの一人として嬉しい限りですね。