特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

京阪特急 プレミアムカー始動

2017年08月22日 | 撮り鉄 私鉄編
京阪電鉄の新サービス、『プレミアムカー』が8月20日から運用開始となりました。

既存の車両を改装し、京阪史上初めて特別料金を徴収する座席指定車両となります。
2+1列のリクライニングシートは既存の920mmから100mm広い1,020mmのピッチで
大型ヘッドレストや電源コンセントを備えJRで言うところの“グリーン車”に相当します。

乗車は次の機会となりますがプレミアムカーを組み込んだ8000系がどんな感じか?
この眼で見ようと曇り空でしたが撮影に出撃しました。


京都に向かう8000系特急。
京都方からは6両目となるプレミアムカーなのでこのアングルからでは良く分かりません(汗)。
ただヘッドマークがプレミアムカー連結をしっかりアピールしています。



大阪方3両目に組み込まれたプレミアムカー
大阪方のドアは埋め込まれ京阪初の1扉車となりました。
窓割は変わってない様ですが拡大されたシートピッチとの整合性は果たして・・・?

写真はG8+14-140ですが焦点距離が少々足りずデジタルテレコンを併用していますが
この程度のサイズの写真だと劣化は殆ど感じませんね。

赤一色となり編成の統一感といった面では?ですが他とは違う車両というアピール度は問題無しです。
ドア周りの金の縦帯もゴージャスですね。
阪急の『京とれいん』も真っ青ないでたちです。



大阪に向かう8000系特急を定番のカーブで捉えました。
前から3両目がプレミアムカーです。

撮影時、数本の上下8000系特急を見ましたがどの列車も満員状態ですね。

今後この人気がどの様な経過を辿るのか興味深いですが料金が必要でも
着席が保証されるサービスは個人的には賛成ですね。
出来れば良く利用するJR西日本の新快速・快速にも導入して欲しいサービスですね。
疲れている時には大阪~京都間でサンダーバードやはるかを使う事も有りますから。

「しまんトロッコ」に揺られて鉄分補給(2)

2017年08月18日 | 乗り&撮り鉄 JR編
「しまんトロッコ」の乗り換えまで時間は取っています。
実は四万十川の“鮎”と“鰻”を食べる事が今回の旅の目的の一つでした。

窪川駅から徒歩で5分少々でお店に着きました。
『うなきち』さんです。

既にウナギのかば焼きと思われる匂いが漂っています。
早目に入店した為に待つ事もなくテーブルに着いてうな丼と鮎の塩焼きを注文しました。


四万十鰻のうな丼。
何故かメニューではうな丼なのにうな重スタイルで登場です(笑)。


四万十川で捕れた天然鮎の塩焼き。
メニューには天然と養殖の両方載っていましたが頼むのは
もちろん天然でしょう!
中々良いお値段でしたが「これが四万十川の味か!」と思いながら頂きました。
もちろんビールとの相性も文句無しですがこの先かく汗が怖~い。

食後はまだトロッコまで時間が有るので付近を散策しましたが蒸し暑さの中
汗をかくばかりなので駅へ退散しトロッコの乗車を待ちます。


駅には土佐くろしお鉄道の気動車が停まっていました。
TKT8000形という形式です。
尚、ここからは西の線路はJR四国の土讃線から土佐くろしお鉄道の中村線となります。

暫くするとディーゼルエンジンの音が響いて来ました。
宇和島方面から「しまんトロッコ」が入線して来ました。
地元の嵯峨野観光鉄道のトロッコはディーゼル機関車による
プッシュプル運転ですが「しまんトロッコ」はキハ54による牽引運転なので
構内の線路で入替えを行い発車前の準備を整えていました。


牽引機となるキハ54。
行程の一部にトロッコ車両に乗車出来ない区間が有りその際この車両に乗ります。


こちらがトロッコ車両です。
タネ車は国鉄時代の貨車でトラ45000形という形式との事です。


軽量で2軸というスタイル。サスペンションに相当するスプリングはトラックの様な
板バネを重ねた物を用いていますのでその乗り心地は相当ハードです。


車内です。定員は40名となっています。


車掌さんが小まめに巡回し記念写真のシャッターも押してくれます。


江川崎でトロッコの乗車は終わりここからは先頭のキハ54に移ります。







途中で新幹線0系を模した鉄道ホビートレインにも遭遇!





それでは最後にトロッコ車内から撮った写真を中心に数枚並べて記事の締めくくりとさせて頂きます。









のんびり流れる清流、沈下橋の有る風景。 鉄分補給をしながら心が癒される旅でした。






宇和島では久しぶりにオリジナルカラーのキハ54にも会えました。







ここから松山に向かい今回の旅は終了しました。



「しまんトロッコ」に揺られて鉄分補給(1)

2017年08月18日 | 乗り&撮り鉄 JR編
この夏、鉄分補給の為に四国に出掛けました。
以下ズラズラと駄文と駄作写真が並びますが興味が有る方はご覧下さい。

まずは新大阪駅で腹ごしらえ。




そしてこれも忘れずに・・・


岡山までは新幹線で。
(新大阪~岡山 180.3km)


そして岡山で乗り換え四国を目指します。
乗るのは・・・

でもなくて


でもなくて




いつものマリンライナーです。今回もグリーン車の運転席後部の席を押さえて有ります。
坂出で土讃線方面に乗り換えます。


この日は家を夕刻前に出発だったので琴平泊となります。
(岡山~坂出~琴平 73.2km)


翌日の琴平駅。





「しまんと・南風」併結特急で高知へ向かいます。


乗車したのは「しまんと」の先頭車でグリーン席と指定席の合造車両。
アンパンマン列車では有りませんが指定席車内はアンパンマンワールド。
こちらはオーソドックスなグリーン席車内です。







そんな可愛らしい車内とは似合わない快速ぶりで四国の山中を駆け抜けます。

大歩危小歩危に続く清流に沿って走ります。


この写真で振り子式車両の傾斜の凄さが良く分かると思います。






正にコーナーリングマシン2000系気動車の本領発揮です!

その軽快かつ豪快な走りを堪能している内に高知に到着。
(琴平~高知 115.3km)




高知からは「あしずり」に乗り換えて「しまんトロッコ」の始発駅、窪川に向かいます。
(高知~窪川 72.1km)







とは言うもののこの「あしずり」も今まで乗って来た「しまんと・南風」と同じ
2000系気動車なので違う列車という気分は希薄です(笑)。

そう言えば昔の国鉄時代もそうでしたね。
電化区間の特急は485系で非電化区間の特急はキハ82・181ばかりでした。


初めて見る土佐くろしお鉄道の最新鋭車、9640形2S。


高知からは比較的平坦な線形ですが単線で曲線が多いのは変わりませんね。


四国ならではの光景です。
ちょっと前までは何とも思わなかった気動車達ですが
今では味の有る脇役俳優の様に独自の存在感を感じさせてくれます。

高知から約1時間で窪川に到着です。





ここで「しまんトロッコ」に乗り換えです。

                〈続く〉