空飛ぶ自由人・2

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TIPSTAR DOME CHIBA

2022年08月21日 23時00分00秒 | 身辺雑記

昨日のこと。


京葉線千葉みなと駅で千葉モノレールに乗り換え。

下にレールがないのは、
このモノレールが懸垂式であるため。

この駅で降りて、

公園内を


こんな看板に誘導されて、

ここへ。千葉JPFドーム。

現在はミクシィが施設命名権を取得しており、
「TIPSTAR DOME CHIBA」の名称を用いている。
(2031年10月1日まで)
施設の老朽化により解体された
旧千葉競輪場跡地に建っており、
法的には「千葉競輪場」(の建て替え)だが、
(一般的な)競輪ではなく、
250競走PIST6(ピスト・シックス)という競技を開催している。

施設所有は株式会社JPF。
主催は千葉市

競技実施は一般財団法人日本サイクルスポーツ振興会。

私が来ることになったのは、

夏休みの無料招待日で、

娘が1か月ほど前に行き、

行ってみたら、というので、

申し込み、当たった次第。

↓は、入り口でくれたプログラム。

顔認証の写真を撮られた後、バンクウォークへ。

この先に

アリーナが。

その周りのバンクを歩く。

赤い線より上には行かないように、注意が。

伊豆ベロドローム、JKA250(日本競輪選手養成所内)と同じく

国際規格に合った木製250mバンク

日本の公営競技(自転車競技法)としての競輪は、

1 周距離333m、335m、400m、500mの
4 つの種類のトラックを各競輪場ごとの用地のサイズに合わせて行われているが、
このPIST6は、
国際規格の競技場と国際ルールのケイリンに沿った、
1 周250mの屋内木製バンクを使用して行うもので、
競輪においては「250 競走」(にーごーまるきょうそう)

という種目に位置付けられている。

コーナーの最大斜度は42.6度

売店がいくつか。

ピザ800円、飲み物Lサイズ500円。

QRコードを活用すると200円引きと、

係のお兄さんが教えてくれた。

館内は現金が使えない。

私はSUICAで。

席はメインの反対側の中央。

トラックは、こんな感じ。

通常の入場料は、レギュラーシート2000円(1949席)・
ホームストレッチ側最前列のプレミアムシート5000円(58席)。

一日2回の興行で、夜昼入れ替え制。

レースのオッズが出ている。

オープニングショー。照明がすごい。

アリーナでは、ダンサーが踊る。

これがそのメンバー。PITS6 DANCERS。

選手紹介。

父親が競輪選手だったので、自分もなった、

という人が多かった。

きっと子供心にカッコよく見えたんでしょうね。

競輪場ではあるものの場内には投票窓口・払戻窓口は一切なく、
車券発売は行われていない。
ミクシィが運営するインターネット競輪投票サイト

「TIPSTAR」のみで投票が可能

選手入場もショーアップ。

まず、選手6人がバンクをゆるやかに一周。

この人たちは何かというと、

選手たちをスタートラインで支える人たち。

出走する選手の車番は前検日のタイムトライアルの順位順に1 ~6 番となっているが、
スタートの並びは事前の抽選によって決められた位置に就くことになる。
つまり、車番と並び順は一致しない。

従って、先行型の選手が6番手となることもありうる。

号砲が鳴ると、係員は選手を押し出す。

レースは6周でなされる。

先頭の黒い服の人はペーサーという先導者で、

ペーサーになるには、

競輪での先頭誘導員と同様に資格取得が必要であり、
JKA が実施するペーサー試験に合格し
JKA に登録された者でなければならない。

競輪で選手を先導する先頭誘導員は現役の男子選手が務めるが、
PIST6で選手を先導するペーサーは審判係員であり、
現役の競輪選手ではない。
また、ペーサーは電動アシスト自転車を使用するため、
女性でもペーサーになることができる。

ペーサーは次第にスピードをあげ、

3周で時速50キロに。

最初の1周は最初の並び順を狂わせると失格になる。

2周目からは、順番を変えてもいいのだが、

ペーサーより前に出ては失格となるので、

誰も仕掛けない。

3周の終わり頃に仕掛ける人が出て来て、

3周回ってペーサーが外れると、実質のバトル。

 

ゴール。

レースの所要時間は1 分50秒~2 分ほど
(ペーサーが外れてからは約40秒)であり、

通常の競輪より短時間で勝負が決する。

1位の人はインタビューを。

5レースから私は、アリーナに移動。

空きがある限り、自由に入れる。

選手入場口、インタビュー・表彰ステージ、
ダンサーのパフォーマンスステージは、

全てアリーナに設置されている。

ここからの景色も一興。

MCがレースを盛り上げる。

レースの模様はYouTubeで生配信される。

開催は毎週土日。平日に開催することもある。

6レース×6人で36人が出走

前日、タイムトライアルが非公開で行われ、

それで予選の組み合わせが決まる。

↓のとおり、早い人遅い人がうまく混ざるような工夫がされている。

昼12時から6レース、午後5時半から組み合わせを変えて6レース。

 

タイムトライアルを合わせてのポイント制で、

2日目の昼に19位から36位までの選手が順位戦3レース、

上位18人で準決勝3レース。

うち上位2着までが決勝進出。

夜のレースで最終順位決定戦と決勝。

優勝賞金は123万2千円

以下、ランクにより、

賞金は4万7千円から11万3千円まで。

自転車は選手個人のもの。

競輪と異なり、カーボンフレームを使用。

出場する日本選手は全員が競輪選手だが、
通常の競輪とは使用する機材(自転車)、
競走形態、ルールなどが大きく異なるため、
「250 競走」に出走を希望する選手は
別途「250 競走」の出走資格を得ることが必要。
「250 競走」の出走資格は
日本競輪選手養成所で2泊3日の講習
(ガイダンスや模擬レースの実施など)
を受けることで取得できる。

 

リングシェル構造を採用した大屋根で、
メインアリーナ内には一切の柱を設けていない構造となっている。

日によってはゲストが。

娘の行った時は、

バスケットの千葉JETSのマスコット、ジャンボくんが登場。

まあ、娘は、それを目当てに行ったのですが。

ジャンボくんはダンスが上手。

ふなっしーは、こんな芸当まで。

私はギャンブルをやらないので、

競輪、競馬は未知の世界

へーえ、こういう世界があるんだ、

そこで仕事をしている人たちがこんなにいるんだ。

という新鮮な驚きがありました。

一方、この建設費用は回収できるのか、

豪華な開催経費はペイするのか、

賭金の売り上げはどれくらいなのか、

あのダンサーの女の子のギャラは一体いくらなんだろう、

あの賞金で、選手たちの生活は成り立つのだろうか

と様々な疑問も湧いてきました。

 



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