カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

ライフライン

2011年04月06日 | ☆東日本大震災  

 ガス工事です。
 こういうの、これまでに何度も見かけてきたわけだけど、その度にカエサルは、邪魔だな、などと感じていました。
 必要なこと、大切なことというのは、わかるわけです。でも、工事しているところでは道路が片側交互通行になったりするわけで、邪魔だな、などと感じてしまっていたのです。
 カエサルというのは、馬鹿で、自分勝手で、どうしようもない存在です。

 先月の27日かな。鈎取イオンの北側の道路で、この工事をしていました。
 ここで工事をしているということは、カエサルんちにもそう遠からずガスがやってくるということになるわけで、もう、拍手拍手、応援応援、感謝感謝でした。そんなつもりで、この写真を撮りました。
 でも、こうして記事にしてみようと思って、それまで、こういう風景をどのように見てきたのかということを考えててみると、馬鹿で、自分勝手で、どうしようもないカエサルがいるということに気がついたわけなのでした。

 電気、ガス、上水道、下水道は、あるのがあたりまえ。素晴らしい世の中だと思います。
 誰かが、そうした世の中を創ってくれたわけです。
 誰かが、そうした世の中を維持してくれていたわけです。
 それは、わかるのです。カエサルにもわかるのです。
 でも、カエサルには、それを感じることができないでいたわけです。
 このような工事を、邪魔だ、迷惑だ、などと感じていたわけです。


 工事をしてくれていたのは、大阪ガスさんみたいです。本当にありがとうございます。

 ここのちょっと手前のところでも、街灯の工事をしてました。歩道が片側交互通行みたいになっていたんだけど、感謝感謝で通って来ました。
 なんか、思っちゃいましたよ。
 かごに乗る人、かつぐ人、そのまた草鞋をつくる人・・・なんて言うじゃないですか。じゃあ、カエサルって何なのかなって思うと、御神輿の上に乗っているだけの人なんじゃないかな・・・ってなことを思っちゃいました。それまでは、カエサルが御輿をかついでいるつもりでいたんですけどね。
 世の中には、いろんな職業がある。職業には、経済性・社会性・個人性という3つの要素がある・・・ってなことは、常々考えていたわけです。考えていたつもりだったわけです。でも、ほとんどわかっていないんじゃないかな。


 この写真も、同じようなときに撮りました。新潟からきてくれた給水車です。本当に本当にありがとうございます。

 カエサルんちにも、今日、ガスが来るみたいです。仕事の都合で、自宅にいることはできないので、実際にガスが来るのは何日か後になってしまうのだけど、それでも、やっぱり、わーい、わーい・・・です。
 そういう、わーい、わーいの記事を書くつもりでいたのですけど、この震災では、いろんなにことを考えてしまいますね。
 この記事もまとまりそうにないので、無理にまとめたりしないことにします。


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