今日のおススメの本は、いとうひろしさんの「だいじょうぶだいじょうぶ」
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出版社/著者からの内容紹介をちょっと転記
おじいちゃんのおまじない
おおきくなるにつれて、こまったことや、こわいことが、どんどんふえていくけれど……。
どくしゃのみなさんへ
おじいちゃん、おばあちゃんをさそって、みんなで、さんぽにでかけよう。ゆっくり、のんびり、あるいていけば、ほら、ぼくらのまわりは、こんなにも、たのしいことがあふれてる。――いとうひろし
ね?紹介文もとても優しい感じでしょ?
余計なことは言いません。
とにかく、たくさんの人に読んで欲しい絵本です。
子どもにだけ読ませているのは、もったいない。
実は、最初立ち読みしたんです。
失敗でした。大好きだったおじいちゃんを思い出して、
もう、涙ぼろぼろ。顔を隠しながら帰る羽目に。
絵本の好きな同僚にもおススメしたところ、
「よかった~。ないた~」
との感想。
「でしょう」
と威張る私。
ところで、漏れ聞くところによると、どこかの国語の教科書に、このお話が載っているそうです。
それを聞いて、ちょっと複雑な気持ちになってしまいました。
教科書に載っているということは、それだけたくさんの子どもたちがこの作品に触れるということで、それはそれで嬉しいんだけど…。
実は、自分の好きな作品の授業を受けるのは、好きじゃありませんでした。
目の前で解剖されていくのを見るようで。
とにかく、色んな解説や解剖をせずに、ただ、味わうだけでいい。というか、そうして欲しい。
実際にこのお話の授業を受けた子どもは、どう感じたんだろう。
このお話の授業を受けた人、もしこのブログを見たら、授業の感想を教えてください。(いないって)