
何度か紹介したことがある「ほぼ日」、
今回は、「刈屋富士夫さんインタビュー」という企画をやってくれ、
感謝感激です。
「伸身の新月面の描く放物線は、栄光への架け橋だ」
「オリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました」
この言葉、聞き覚えがありませんか?
刈屋さんは、あの、アテネで男子体操が、トリノで、荒川静香が金メダルを取った時のアナウンサーです。
その刈屋さんへのインタビューが、「ほぼ日」にて全20回で掲載されました。
放送された言葉の裏に、どんな思いがあったのかが伝わってきました。
スポーツへの熱い思いと、長年放送をしてきたからこその選手への深い理解、丹念な取材。裏打ちされたものがしっかりしているから、こちらも安心して放送を見ることができます。
インタビューにも紳士に答えられている。いい方だなあ、刈屋さん。
スポーツ放送を見る人間にとって、NHKに対する評価は非常に高いです。
特にウィンタースポーツなど、これまでは民放ではほとんど見ることができなかったのではないかと思います。
蓄積が違う、スタンスが違う。
このことを昨シーズンはつくづくと感じました。
少なくとも私が知っている限りでは、民放でやった番組への評価は散々なものでした。
NHKのチャンネルを減らす方向で話が進んでいるとか聞きましたが、
困るなあ。これ以上ちゃんとしたスポーツ放送や視聴率は低くても内容のあるドキュメンタリー番組が少なくなるのは。
話は変わりますが、先日、夢現のままに聞こえてきた言葉
「杉山愛、ヒギンズを破りました!」
また、後日、またもや夢現のままに聞こえてきました。
「アガシ、ここで姿を消す事になりました」
そう、W杯の話題の陰で、いつの間にか、ウィンブルドンが始まっていたんですねえ。
以前は、夜中や早朝に起き出して、ウィンブルドンも見ていたなあ。
「一度でいいから、センターコートで試合を生観戦したい」
というのが夢の一つだったくらい、夢中で見ていました。
いまはもう、夜中に起き出す元気はありません
知ってる選手も少なくなってしまったし、応援していた選手が引退したりすると、
どうしてもテンション低くなってしまいます。
でもね、日本人や有名な選手が出ていなくても放送してくれる
NHKはやっぱりありがたいです。
バッシングもありますが、頑張って立て直して欲しい。
