基本的に作家読みをする私。
「天河伝説殺人事件」から内田康夫さんの作品を読み始めたのですが、
あやふやな私の記憶によると、
確か「長崎殺人事件」でだったと思うけど、
「名物にうまいものなし」の例として、長崎ちゃんぽんが出てきたんです。
それ以来、内田康夫さんの本は読んでいません。(
それって
)
その話を先日友人にしたら、
「そんなにちゃんぽんがすきなの?」
と怪訝な顔をされてしまいました。
ええ、長崎ちゃんぽん、好きですとも。
でも、人の味覚って、人それぞれなんですよね。
「キンツバほどおいしいものを食べたことが無い」
と言う友人に、どう相槌を打っていいか分からなかった私。あんまり好きではありません。でも、彼女にとっては、私の大好きな「博多ぽてと」は、どうでもいいランクに入る模様。
そうねえ、味覚って、本当に人それぞれだから、内田さんがおいしくないと感じたんだったら、それはそれで仕方ないけど、何万冊と出版される本で言ってほしくなかったな。
もうひとつ気に食わなかったのは、長崎の書き方なんだけど、
同じ本を読んで、「長崎への愛」をかんじた人もいるらしいし。
本の味わい方も人それぞれなんでしょうねえ。