ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

気になる…

2006年08月23日 | 旅のハナシ

昨日今日と雷さんが鳴ってます。
今日は雨も伴ったので、台風以来のお湿りです。

さて、旅の話はまだ続きます。
今回の出発が台風のトラブルを回避できなかったのは、チャーター便だったからでもあります。
チャーター便。そう、飛行機を一台借り切っちゃうんです。
で、似たような日程なんだけど、違う「売り」のツアーがいくつか企画されてました。その売りによって、お値段設定が全然違う。
私が申し込んだのは、フィレンツェでの自由時間があって、お値段が一番安いもの。お盆をはさんだ時期にしてはかなりお安いほうにはいるかと思います。
でね。お値段を安く上げるためには、ホテルと食事が犠牲になるんです。
ホテルの方は、まあまあでしたよ。不自由なく過ごせたし。
でもね、食事がね。

普通ヨーロッパの方のコンチネンタルスタイルの朝食といえば、パンとハム、チーズというのが定番でしょう。でも、毎日「青物」が無い食事は辛いものがあります。同じホテルでも、ランクによって食事が違うようで。

こちらの階は、やはりパンにチーズにサラミにハムにジャム。
ところが!

お隣のフロアのテーブルには、果物の姿が見える
朝食だけでなく、昼食夕食で寄るレストランのメニューにも、野菜類が撮っても少ない。普段は特に野菜好きでもない私ですら、野菜に餓えてきました。

こういう生活を続けていると、「青物」に過剰な反応をし始めます。

レ、レモンがぶら下がっている…。なんてうまそうなんだ…。
この店ではレモンの生ジュースを売ってました。
おいしかった~生き返った~
ちなみに、今回のツアーでオレンジジュースを頼むと、普通に「ファンタオレンジ」が出てきました。


朝食だけでなく、昼食で寄るレストランでも、ランクによってメニューが違うようでした。
あるとき、同じ会社の同じチャ-ター便できたらしいグループの、メニューの説明が聞こえてきました。
「トマトとモッツァレラチーズのサラダ」…ですと
こちらには申し訳程度にお野菜がついているだけでした。
そーかー。こんなところでお値段の差が出るのね。

そんなツアーでしたが、オプショナルツアーでポンペイに出かけたときの食事は、それまでの中で一番おいしかった!サラダもちゃんとついていましたし。
ところが、私のサラダについていた付けあわせのレモン。どう見ても、ヘタの部分なんです。

そこで、同行した方が、レモンを取り替えてもらうよう頼んでくれました。
すると、お店の方は、一旦お皿を取り下げようとしたんですが、何を思ったか、皿をテーブルに戻し、新しくレモンを皿の上に載せて持ってきてくれました。
「今度は大きなレモンですよ」
とにっこり笑って。

それがこれ。左側のレモンです。もう、大サービスの大きさです。
ああ、もう大笑いしてしまった。
茶目っ気たっぷりのウェイターさんでした。


ところで、私より10万円高い方のコースに参加した方の話では、朝はコンチネンタルスタイルでも、昼食夕食(というより、ディナー)には文句なし。カンツォーネ付きで大満足だったそうです。


今回のツアーで学んだこと。
ツアー料金を安く上げようと思ったら、ビタミン不足を覚悟すべし。