凡庸な私

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人権

2011-01-15 07:00:05 | Weblog
全米初の性少数派史博物館=サンフランシスコに開設(時事通信) - goo ニュース
を主張する事の難しさは、前提として周囲の社会が差別と偏見を助長している現実を訴える事から始めなければ何が問題なのか見えないからで、マイノリティである同性愛者の場合は一般人から見て如何に変わっているか、を先ず知らせた上で「其れでも自分にとっては普通」である事を説明しなければ為らず、無縁の大衆の多くが「聞く事」すら途中で止めてしまうのも仕方ないと思わせるほどに存在が稀であるからだ。
私物を展示されるハービー・ミルク氏の存在はサンフランシスコ知事であった事以上に映画に為った事で知らされた邦人は多いと思うが、女性の政治家すら世界の中では割合の低い日本では同様の存在が公に為る事すら考えられず、政治活動家である「伝説のおかま」東郷健氏が「普通」に政治に参加出来るように為るまで掛かる時間は見当も付かない。
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