特撮

ウルトラセブン眼鏡、強さ本物　変身道具ウルトラアイも登場へ
テレビ番組「ウルトラセブン」(１９６７年TBS）が放映された頃、充分子供だった私だが、前作の「ウルトラマン」（１９６６年７月）からの所謂「ヒーロー」路線展開に懐疑的であり、超自然現象から有象無象が徘徊する「ウルトラQ」(１９６６年１月)の世界観が薄れて、明らかな子供受けを狙ったキャラクター重視が玩具類の販売によって生まれる利権を得る為の物だった事は後に知れ、当時の製作者の中には其れに反発する様に社会問題を怪獣等の異生物に絡めた作品が多数作られたそうで、記憶の中に「スッキリしない」物語展開が残って居る理由が解ったりするのも、大人に為ってから感じる風情で在り、フィギュアに留まらぬ実用的なアイテムが流通するのを今は応援したい気持ちだ。