『ブラックペアン1988』 海堂尊
手当たり次第に予約したバチスタ関連本(!)の1冊です。
世良先生が医師国家試験を終えて、
外科医局に入局するところから物語が始まります。
(世良先生はその後、『ジェネラル・ルージュの伝説』
『極北クレーマー』に登場するらしい…)
そこに講師として入局してくるのが後の病院長、高階先生。
手術室のボスが藤原看護師。
(そういう出会いだったのね…とニンマリ)
黒崎先生はまだ助教授だし、垣内先生もヒラだし…
学生実習でやってくるのが後の田口先生、速水先生、島津先生…
(なるほど、それで進路が決まったのね)
『ジェネラル・ルージュの凱旋』でお目にかかった
看護師の花房さんは新人、猫田主任はお昼寝好きのまま…
みんな若かったのね…と、しみじみ。
『チーム・バチスタの栄光』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』しか
読んでいない私でも、登場人物の若かりし頃の姿を垣間見てニヤニヤ…
でも、ストーリー的には『チーム~』よりも面白いかも…
コッヘルとペアン、どう違うんだっけ…などと勉強してしまいました。
バチスタ関連の本を1冊も読んでいなくても、十分に楽しめると思います。
満足度: