遡ること12月…クリスマスも無事に過ぎ、
年末に向かって突き進んでいた我が家。
妹も早めに帰省してきて、例年になくゆったりした感じ。
妹は恒例になっている大学の同級生たちとの旅行に出掛け
31日からは年末恒例になっている家族旅行に出発!
の、はずだったのですが…2年連続で出掛けた沖縄は 今年はやめて、
寒い時は寒い所に行こう!ということで金沢に決定。
車で行ける圏内ではあるけども、慣れない雪道の運転は
大変だろう(暖冬なんて言ったのはどこの誰?)ということで、
今回は団体パック旅行をチョイス。
『今年もモーニングコールいる?』
『目覚まし時計買い替えたから大丈夫だもん』
(思い出したい方はこちらをどうぞ ↑)
などど妹と軽口をたたき合い、 あとは当日、集合時間に
遅れないように行けば連れて行ってもらえる…
というお気楽ツアーのはずでした。
『はずでした』…ということは
妹が友達との旅行から帰ってくる30日、つまり
明日からいよいよ金沢という日の午前中…
我が家は明日からの強行軍に備え
ゆっくり起きて、のんびりブランチ。
食べ終わったころ実家の母から電話。
第一声は『緊急事態発生』
父が鬼の霍乱で熱でも出したのかしら…と
思いながら話を聞くと、妹からSOSの電話があったとか。体調を崩したので迎えに来て欲しいと連絡があったものの、
母も出先で一旦帰宅しないといけないし、
実家の車にはナビがない。
瞬間的に『旅行はキャンセルしなきゃ』と思った私とは対照的に
母はこの時点では『落ち着いたら行けるかもしれない』と
どこから来るのか妙な自信。
母と妹が留守番をして、父と4人で行くようにも言われたけど
『金沢にイチバン行きたい人が行かなかったら、意味ないじゃん』と却下。
私も妹も兼六園、友達と2~3回行ってるし、父も行ったことがあるらしい。
母『私だけ行ったことない~!』と常々言ってました。
それに…行くならみんなで行かないとつまらないし
しかし行く気ならば、ますます我が家が救出に行くべき、だな…っと即決し
だんなに車の準備を頼み、私も出掛ける準備。
娘は『宿題してる』とのことで留守番決定。
場所は大阪南部の某温泉地
噂には聞いていたけど、行くのは初めて。
行先をナビにセット…所要時間は2時間の予定。
ガラガラの近畿道・阪和道を経て、だんだん細くなる山道…
看板は出ているし、ナビの表示も外れてはいないし…
が、少々不安になる道でした。
が、ほどなく旅館群を発見
フロントに行き『~ということで迎えに来たんですけど…』と説明すると、
テキパキと対応してくださり、お部屋にご案内~
恐る恐る部屋に入ると…
妹、真っ暗な部屋の中で爆睡
あまりにも気持ちよさそうだったので、そのまま放って
おこうかとも思ったけど…いやいや、そんな訳にもいかないし…
声を掛けて起こし、経緯を一通り聞くと…
夜中に突然気分が悪くなり、ずっとトイレとお友達だったそうな。
一緒に行ったお友達(7人!)はみんな元気だったので食中毒ではなかった模様。
お友達には予定通り行動してもらうことにして、妹は残留・救援待ち。『ところで部屋の延長は何時まで?』と聞くと
『一応お昼まで頼んでる』
…もうそろそろお昼なんですけど
素早く帰り支度をし、フロントに行くと
妹、しっかり自分の財布を開いている。
この調子なら車に積んで帰れそう?←荷物扱い
車に戻ると、だんな、後ろのシート2列を倒してお座敷状態にしてました。
文句なしに寝て帰れる実家まで送り届け、明日からの旅行のことは後で
相談ということで、ひとまず撤収。
夕方、電話すると『今、電話しようと思ってたの』と。
結論としてはキャンセル。
いつかみんなで行きましょう
旅行社にキャンセルの連絡を入れ、
キャンセル料は痛かったけど、旅行の件はなかったことに…
大雪だったみたいだし、結果オーライ
そして、大晦日…今さらお節を作ろうという気も起らず
『お餅さえあれば何とかなるか』と超楽天主義で乗り切ることに決定。
お雑煮の具になりそうなものと、黒豆、奮発して大きな海老だけを購入…
やっぱり、きなこも欲しいかも…だんなを見れば日本酒を抱えてるし
ところで今夜は何を食べるんでしょう???
簡単に年越し蕎麦を夕食としよう!と思ったけど、
『最近、おそばを食べたいと思わないの』というのが約1匹。では、年越しうどん!
具は…勝手ながら海老天がいいな。
で、天ぷらのコーナーを見に行くと…1本200円
衣は芸術的だけど…ひとり2本は食べたいから…3人分で1200円
隣にあった海老のかき揚げに変更しました。
お風呂も早く済ませ、うどんを食べながら
国民的歌番組のオープニングから視聴。
もしかして、この家に引っ越してきて10回目にして初めての年越しかも。
いつも私の実家か旅先…たまには家族3人の年越しもいいかナ。
そんなことを思いながらテレビの除夜の鐘を聞いていました。
ジタバタしてても新しい年はちゃんとやってくる…
そんな1年の締めくくりでした。