M・吉田のブログ

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FF9ピュアプレイ外伝 ~ 25日目 パンデモニウム

2006-02-27 23:59:59 | FF9ピュアプレイ外伝
現在のパーティは、ジタン、エーコ、ビビ、スタイナー。
終盤臭がたっぷりしますので、ネタバレにご注意を。

日記の1日目はこちらです。




~~~パンデモニウム・入口~~~

いよいよラストダンジョン…ではないことはディスクの枚数が物語っているわけですが、
FF2のラストでもあった「パンデモニウム」、ここに登場ですな。
きっとラストは宇宙空間であろう。


さて、パンデモニウムを少し進むと、いきなり行き止まりになる。
崖があって先に進めない。どういうこっちゃ。

引き返してひとつ前の部屋に戻ると、何やら仕掛けがあるようだ。
スイッチがある。
押してみると、



00:30



唐突にタイマーが作動する。30秒だ。

お?お? これは、この時間内に行けってことか!
そうとわかれば、猛ダッシュでさっきの崖まで行くぜー!

なんて思って走ると、敵とエンカウント。
時間がないっていうのに!
もう、戦わなくていいから、とっとと逃げよう…


と、
戦闘開始から、最速で逃げて30秒以上余裕でかかっている。
むはっ。どういうことだよ、それは!


これは明らかに、敵と1回でもエンカウントしたら間に合わないということである。

…それって、ものすごい運だのみなんじゃないっすか?
まじっすか。


まじっすか、と思いながら何度か挑戦していると、
どうやら、スイッチを押した瞬間から、部屋のライトが光ったり消えたりして、
その隣に行くとモンスターとエンカウントするようだということが発覚。


なーに、それさえわかれば、チョロイもんよ!

いや、ネタさえわかればチョロイと言うのは確かなんだが、
これはある種、とてつもない事実を明確にしているとも言える。

これ、4回くらい戦闘して気づいたわけだが、その戦闘中にタイマーが終わっているということは、
最速で、何もしなくても逃げても、4戦闘で最短2分かかっていることになる。
これは長い。

これまで、戦闘と移動の切り替わりは長い長いと思ったけど、
ここまで露骨に長いと思ったのは初めてである。
ついでに、実際のところは、30秒では済んでいない。
逃げたあと、画面が暗くなって、元に戻って、操作可能になるまで、けっこう時間がかかる。

それに、これは戦闘をせずに逃げた数値であるからして、戦闘をすると、より長くなるわけで。
FFやってると、10分20分なんて、あんまり進んで無くてもパッと消費してしまうってことなのだ。

恐ろしい…!


昔過ぎるゲームではあるけれど、ためしにドラクエ1(ファミコン版)で、
戦闘がはじまってから、逃げるまでの時間を計測してみた。

そう、あの戦闘に切り替わるべビューべビューって音が鳴るエフェクトが入って、
「スライムがあらわれた! コマンド?」って言われるまでの時間も、当然込みであり、
その後、操作可能になるまでも込みの時間での計測である。


その時間、なんと5秒
FFの実に6分の1(以下)である。


「ウィザードリィ」では、僅か3秒だ。
ちなみに、我が愛しのFF2は、10秒程度である。

しかし、これらのどれも、ゲーム的に演出不足ということはないと思う。
逆に、テンポがよくてサクサク進むと思うほどだ(ドラクエは、1はメッセージがやや遅いが)。
とりあえず、このFF9では、モンスターの顔とかアップにしなくていいから早く展開を進めて欲しいと思う。


最近のゲームって…時間がかかるんだな……!



~~~パンデモニウム・中~~~

さて、また色々と仕掛けがあるダンジョンのようだが、
それはさておき、この辺でも、昨日苦戦した「ムーバー」とか出てくる。
いやーん、まいっちんぐ。

そんなムーバーから逃げつつ、今度は、
昨日挙げ忘れていた、「FFといえばコイツ」とでも言うべき、
あのモンスターが出現!!



モルボル     ×1




デタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

出たよ出たよ、出ましたよ!
ムーバーからは逃げちゃいますが、こいつが出てくりゃもう戦うしかないっしょ!

おそらくは「くさいいき」とかで状態変化をさせまくってくるであろうが、
そんなものは構わぬ!引かぬ!媚びぬ!省みぬ!
いくぜ、皆の衆!!

とりあえず、ジタンとスタイナーは様子見の意味で通常攻撃、
敵は魔法を使わないだろうから、エーコはサイレスを使わず、様子見。
FF2と同じ弱点かどうかは知らないが、とりあえずビビは「サンダガ」で攻めておく。

さあモルボル、かかってきなぁ!(如月影二 風に)



モルボル>アスピル>エーコ    202MP吸収



なんて知能派なモルボル!!
いきなり魔法かよ!っていうか、いきなりアスピルかよ!

いやいやいや、コレはきっと、「吸収する」って意味でのアスピルなんだろうな。
ほら、ドラクエ2でも、どう見ても魔法使わなさそうなリザードフライがギラ使ってたし。
魔法じゃなくて、特殊攻撃のイメージなんだよ、たぶん!

しかしまあ、MP回復アイテムは貴重なので、これは辛いところだ。
とりあえず、これ以上、吸い取られないうちに、「サイレス」しておくか…


…って、全MP吸収されとりますがな。
モルボルのくせに!
なんて魔力!


しかしモルボルは、さらに恐るべき行動に出た!!!



モルボル>サンダガ>全体    (大ダメージ)



モルボルがサンダガっすか。
これもう、特殊攻撃のイメージとかじゃなくて、もろ魔法じゃん!

すげえ。時代は変わった。
もはや我々の知っているモルボルではないッ…!
FF2での登場は1988、FF9は2000、実に12年もの年月が経っている!

12年と言う歳月は、人を変えるのに十分すぎる時間であった…


魔法を使うようになったモルボルだが、

だがしかし、モルボルは、さらにさらに恐るべき行動に出た!!!!



モルボル>飛行



空飛んでる!空飛んでる!

ちょwwwwwwっうぇうぇwwwwおまーーー!!!wwwww

まさに I can fly!!!

飛べないモルボルは、ただのモルボルさ…

とでも言いたいのかッ!
つーか、どうやって飛んでいるんだッ!何事だッ!


かつては、「くさいいき」すら吐かなかったモルボル。
状態変化も何も、マヒ攻撃しかしなかったモルボル。
FF3では、とんと脇役扱いだったモルボル。
それ以降、ルイージのようにリストラされていたモルボル。

それがFF8を機に復活したかと思えば、今ここに、超絶劇的進化を遂げている。

モルボル…恐ろしい子…!!




さて、そんなモルボルをはじめとして、この辺りにはやたら

「ウイルス」

状態にしてくる敵が多い。
FF9からの、「迷惑」に続く新しい状態変化であり、
なんと「戦闘に勝っても成長しなくなる」というトンでもないイヤラシイ効果を持っている。

しかも、当然の如く防ぐ手段がない。
さらに言えば、「エスナ」で治すことが出来ない。
治せるアイテムは、専用の回復アイテム「ワクチン」だけだ。
厳しい。

ここに出てくる、ほぼ全ての敵がやってくるのに、ワクチンの在庫は3個しかない。
コリャイカン、と思って、入口のモーグリまで帰還し、モグショップで購入。
一挙60個。

コレもきっと、買いすぎにはならない予感がするぜ。


というか、今回、「エスナ」がMP20も消費する割に、効果が薄い。
厄介な新しい状態変化である「迷惑」や「ウイルス」が治せないのだ。
あと、当然のごとく「バーサク」状態とか、「死の宣告」状態も治せない。

毒や石化は、ポイゾナやストナを使えば安上がりだし、
暗闇には滅多にならない。なっても稀なので、敵が落とす「目薬」を積極的に使わないと、目薬が余る。今余ってる。
混乱・ヒート・フリーズは、そもそも食らうこと自体が危険なので、アビリティで防ぐほうが真っ当であろう。たぶん。
また、混乱や眠りは、「いやしの」アビリティをつけて殴るだけでも良い。

その他、ミニマム状態なんかを治せるらしいが、それは、そもそも食らったことがない。
使う敵にも会っていないかもしれん。

今までスーパー治癒魔法のイメージがあった「エスナ」であるが、
本作になって、ヘイスト、プロテス、シェル同様、とてつもなく価値が落ちた気がする。
「迷惑」が治るかと思って1回使った限りである。それ以降は使っていない。いや、消費MP20は痛すぎて、使えない。

FFのエスナ最強伝説は終わった…!


これからは、バスナだぜ…!




そんな戯言はともかく、戻ったついでに、MP回復のためにテント×2回。

ここに出てくる敵は、ムーバーを除けば即死系キャラではないし、戦っていきたいところだが、
正直なところ、モルボルは中々厄介な敵である。

アスピルをされると、エーコは100%、ビビでも90%位のMPを一気に吸い取られる。
たまらん。

ビビは「アスピル」使えるからまだいいものの、
エーコのMPが重要だからといって、毎回エーテル使うわけにもいかない。
はてさて、どうするか…。








おっ!これだ!


アビリティ「いつでもリフレク」
これで、アスピルを跳ね返せばいいんだな!


こんなんいつ使うのかと思っていたけど、覚えておいてよかったぜ!
早速、ビビとエーコの二人に、アビリティを装備。

ただ、消費魔石が15と、かなり激しい。
うーむ、他の防御系アビリティには、目をつぶるしかないか…?

そうだなあ、とりあえず、魔法による変化攻撃は食らわなくなるわけだから、
とりあえず状態変化防御は、「沈黙回避の術」以外は目をつぶろう。

敵の直接攻撃による状態変化は、ジタンに「女の子をかばう」、スタイナーに「かばう」をつけて防ぐ。
まあ、多少ピンチになっていないと発動しないが、ないよりはマシだろう。

ついでに、エーコにはさらに「リフレク貫通」アビリティも装備する。
コレがないと、自分やビビがダメージを食らったとき、回復できないぜ。
一応、スタイナーに「薬剤師の免許」を持たせているが(エーテルの回復力を高めるため)。

よし、この作戦で進むぜーーー!


と意気込んでいったらば、この作戦はなんというか大成功
その他の魔法も防いだりして、ビビとエーコの安全度がグッと上がっている。

イイね!


こんなに使えるアビリティだったとは…!



~~~パンデモニウム・ワープゾーン地帯~~~

ウザっ!

と言う言葉がまさに口をついて出た。


いや、本当の話、若者言葉であるところの「うざい」だとか「ムカツク」だとか、
そういう言葉は、全く使わない人なんですよ。
チャットとかで、ネタで使ったり、親しい間柄でのジョークで使うことはあっても。

しかし、どこからどこへ繋がってるかわからないワープゾーンが画面に15、6個あるのを見たらば、
もう、
なんていうか、
反射的に口をついて出たんですよ…!


駄目だ…ピュアなキャラクターを気取って言葉を選んでいても、コレが俺の本性だったんだよ…!

そういう言葉を使わないとか言っているが、心の中では思っていたんだ…!

ていうか、この期に及んで、イースのラストダンジョンみたいなワープゾーン連続地帯は

本気でうざいんだ…!

勘弁してくれよ…!



物語が盛り上がったときに、また進むのに時間がかかってお話を忘れるんじゃないかと思ったが、
しかし、見た目のインパクトほど嫌なワープの仕方ではなかったので、実はすんなり進めた。
ふー、やれやれ。ビックリさせやがって。

紫色のモーグリでセーブし、先を急ぐ。


モーグリ「その先は危ないクポ! それでも行くクポ?」
      →はい
       いいえ



ちょっ、
ちょっ、
ちょっと待って!

いきなり話しかけるから勢い余ってそのまま○ボタン押しちゃったじゃないか!

もっとゆっくり言ってくれよ!
これもしかしてボス戦かよ、っていうかガーランド戦かよ!
装備整えてないよ!ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァン




~~~パンデモニウム・ガーランドの間~~~

ガーランドは、星としての寿命を終えようとしている、自らの惑星「テラ」を、
生命力溢れる惑星「ガイア」に融合させ、吸収し、「テラ」を復活させようとしていたのであった。
だが、衰えた惑星「テラ」では、「ガイア」を吸収しようとしても、逆に取り込まれてしまうであろうことは明白だった。

そこで、「ガイア」の魂のパワーを乱して、「テラ」の魂を溶け込ませ、
徐々に「テラ」が「ガイア」を吸収できるようにしていくことにした。

魂のパワーを乱すには、世界を戦争に巻き込み世界を混乱させる必要があった。(←この辺がKOFストーリーっぽい)

クジャ、そしてジタンは、そのために「ガイア」に遣わされた、
ガーランドによって作られた生命体であったのだ。

だが、クジャは、己が強すぎるあまりに、作られた生命であるにも関わらず反発し、
いつしかガーランドを裏切るようになっていった。
しかし、ガーランドはそれも世界を乱すには好都合と判断し、放って置いた。

ジタンもまた、「ガイア」に着いたときにはその使命を忘れ、
「ガイア」の住人として暮らしていくようになった…


…というのが、事の真相らしい。
まあ、それはともかく前座のボスを倒したあとに、ガーランドとバトル。



ガーランド     ×1



普通のボス音楽だなあ~
って思ってたら、まあなんと言いますか、弱かった。

ビビのためフレアで8000とか。
ジタンとスタイナーに「フェイス」(バイキルト)かけて3000とかバシバシ出したりとか。
ガーランドのフレアがリフレクで跳ね返って自分にトドメさしたりとか。

エーコのケアルガが、「リフレク貫通」で問題なく全員にかかるというのが強かったのかも知れないけど。


さて、そんなガーランドを倒したあと、やっぱり登場した「クジャ」。

ううむ、やはりアレだけ因縁関係を築き上げてきたわけだから、
ラスボスはこいつってことか…もちろん、今、決着がつくわけではないだろうけど。



クジャ     ×1



まあこれも弱かった。

ビビのためフレアで8000とか。
ジタンとスタイナーに「フェイス」(バイキルト)かけて3000とかバシバシ出したりとか。
クジャのサンダガがリフレクで跳ね返って自分にトドメさしたりとか。

お前ら似た者同士ですね。


が!
ちょっとコレは、予想していなかった展開だった!



クジャ    トランス!



何い!? 敵がリミットブレイク!?
これは意表を疲れた!
そうキタか!

どうやらクジャは、ジタンたちがトランスで力を得るのを知り、
自分もそれでパワーアップしようというのが目的であったらしい。
そして、世界を支配する力を得ると…。


まあ、そのあとに続いたトランスについての説明とかKOFのストーリー並みなんですが。
なんでトランスするのかとか核心なのに全く説明されてないんですが!


ともあれ、トランスによって強大な力を手に入れたクジャは、
まずはジタンらを究極の魔法「アルテマ」で一瞬のうちに片付ける。
辛うじて生きてはいるが、もはやクジャに対抗できる力は残されていない。

そして、次は主であるガーランドは用済みとばかりに、彼を始末してしまう。


もはや彼を止める者はなくなったとばかりに、
高笑いをし、自分が世界の王となり、ガイアとテラのすべてを、クジャの思うがままに支配すると宣言する。
クジャは、もはやジタンらなど眼中にないといったところである(←今カーズ様度80%)

しかし、死してなお響くガーランドの声。


ガーランドがクジャを作った時、クジャに与えた魂の時間…生きていられる時間は限りあるものであり、
そのリミットは残り僅かであると。

クジャは最初は冗談だと鼻で笑うが、それが事実であるらしいことを知ると、
それまでの慢心は、自分の運命への怒りと恐怖に変貌し、

「俺だけ死ぬのは嫌だばー!お前も死ねええええ!」  (←今ボルゲ度100%)
とばかりに、テラの破壊を始める。


ジタンたちは急いで、テラを脱出する。

だが、テラの破壊だけではすまないはずである。
ガイアに戻ったジタンたちは、いよいよ、クジャとの最終決戦となるのか…!?






※注:ボルゲ=北斗の拳のザコキャラ(ラスボス)


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