Mレポート

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カガクでネガイがカナエない会社

2019-06-06 15:04:41 | 人事

カネカの元従業員の妻が「夫が育休復帰直後に転勤を言い渡され退職した」

ことを告発し同社に批判が集まっている問題で、カネカは6月6日、

初めて公式に見解を発表した。

当社元社員ご家族によるSNSへの書き込みについて

ホームページ上で公開された会社側主張でいくつもの突っ込み所が

ありますが、例えば

「当社においては、会社全体の人員とそれぞれの社員のなすべき
仕事の観点から転勤制度を運用しています。
育児や介護などの家庭の事情を抱えているということでは
社員の多くがあてはまりますので、育休をとった社員だけを
特別扱いすることはできません。
したがって、結果的に転勤の内示が育休明けになることもあり、
このこと自体が問題であるとは認識しておりません。」

こういう文書を公開する人事の質を疑いますね。

「会社全体の人員とそれぞれの社員のなすべき
仕事の観点から転勤制度を運用しています。」

そうなんですが、会社がなすべき、あるいは考える視点はという

部分が欠落しています。どんな考えに基づいて転勤制度を

運用するのか、人が不足したら機械的にやるのか、

そうではないので、そこにどのように人事、職場はからむのか?

また問題が起きないようにどう事前に情報収集しているのか

会社側のやるべきことができた上でこのようになったという

説明が必要で、それがまったくない、杓子定規な内容です。

 それに加え、

「育児や介護などの家庭の事情」で特別扱いしません。

だから当たり前のことで、問題ありません。

社員をコマのように扱っている会社こんなことを言われたたら、

学生の人達は敬遠するでしょうね。

この反論の文書もまた炎上するでしょうね。

ここの組合とか、人事は一体何を考えているのか、もう少し一人ひとりの

個人を大切にしないと、会社のブランドがどんどん落ちて行きます。

 

 




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