Wind of Mind

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ASIA来日記念特集第2弾:Yes Union Tour 1992

2007年03月06日 | コンサート・レビュー
エイジア関連プログレネタまだまだいきます!カクゴー!

1992年3月5日、この日、私はもう朝から舞い上がっていました。

なんといってもあのイエスが新旧合体して8人で来るんですから!
メンバーは
ジョン・アンダーソン(vo)
スティーヴ・ハウ(g)
クリス・スクワイアー(b)
トニー・ケイ(key)
リック・ウェイクマン(key)
ビル・ブラッフォード(d)
アランホワイト(d)
トレヴァー・ラビン(g)

という1970年代のイエスと1980年代のイエスの奇跡の合体!

題して「Union Tour」
もうこの来日ツアーの話を聞いたとき飛び上がって喜びました~

だって、
つ、ツイン・ギター、ツイン・キーボードにツイン・ドラムスですよ~!!!
どんな演奏になるんだ~!!!
しかも、1回で70年代のプログレのイエスと80年代のロンリー・ハートのイエスと両方観れるんですよ~!!!
これが興奮しないでいられましょうか!

しかし、一緒に行く人がいない。いや行く絶対行く一人でも行く!

で、結局一人で行きました~

武道館のアリーナの真ん中より少し後ろだったと思いますが、良かった~
あとでイエスのHPを見ると、ワールドツアーの情報なども載っていましたが、何とこの日は代々木のオリンピック・プールでやったことになっていますが間違いなく武道館です。
確かにこの時のツアーは他の日は代々木だったんですが、この日は追加公演だったのかもしれません。

もうセットリストはよく覚えておりませんが、70年代の名曲私の大好きな「同士」や「悟りの境地」ではジョン、スティーヴ、クリスが!
80年代の「ロンリー・ハート」、そして「ショック・トウ・ザ・システム」ではトレヴァーのバリバリのギターとヴォーカルがさえ渡り圧巻でした。
ジョンもトンボの眼鏡など日本の同様をウェイクマンのキーボードで軽く歌ったりするサービスも。

各人のソロではウェイクマン、トレヴァー、ハウの神業的な「クラップ」そして私の大好きなクリス・スクワイアーの派手なベースが滅茶苦茶良かったです。
しかし、この時最後にやった「ラウンドアバウト」はハウのイントロのギターがエレキでちょっと不満。この曲はアコーステキックな繊細さがあっての曲だと思います、まあライヴバージョンなんでしょうが、確か「イエス・ソングス」もこのエレキバージョンだったかな。

夢の8人合体イエス、バンドとしてはかなり難しいツアーだったようですが私にとってはいまだに忘れられない夢の世界、まるでお伽の国へ行ったような出来事でありました。

写真はツアーパンフレット!
これが夢の8人Yes!!!ドーダー!

大学時代:グリー4年目最後の定期演奏会(後編)

2007年03月06日 | 音楽のルーツ
第3ステージで、落語の語り部に抜擢されたのが4年目のH君と1年目のK君でした。
特にK君は1年目にして大抜擢!彼は高校時代、演劇の経験があり見事O先生の選考にパス!
実は彼は4月に勧誘され入団を渋っているところを、私が必死に口説いた男だったのでした。思わぬ彼の大活躍に私も内心大いに喜んでいたのです。

このステージはある意味O先生の4年間の集大成でありました。
O先生はこの作品を我々のグリーで是非やってみたかったようです。演奏も大変好評でO先生も満足そうでありました。

当初、語り部の二人には落語研究会などからレンタルすることも検討したようですが、実際聴いてみてこの2人の方が上手い!ということになったそうです。
確かにナイス人選でありました。
そしていよいよ我々の最終ステージはもちろんK君の指揮。
公害問題を歌ったメッセージ色の濃いちょっと異色作品でありましたが、K君らしい選曲。
しかし不協和音も多く、なかなか難しい曲でありましたが、何とか無事に歌うことが出来ました。

そして、アンコール。。。
定演の前にK君のアパートで飲みながらアンコールを何にしようかという話になり、私は前からやりたかった「海・その愛」はどうかと提案しました。
特に今年は「シーシャンティ」、「はじめに青い海があった」と海の歌が多く、アンコールも海の歌でステージにトータル感を持たせよう!と理屈をこねました。
K君もこの歌は知っていたようで、よし!それで行こう!ということになったのです。

「海・その愛」の最後のさびの部分を繰り返し歌いながら、やはりこれが最後か。という思いが募り、グッとこみ上げるものをこらえながら、いろいろな思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡るのでした。

そのあとの打ち上げだったか忘れましたが、アンケートに「サミーさんのソロは去年の方がよかった」と書かれてあり、I君などに爆笑されてしまいました。

そのアンケートの張本人はなんとあのMちゃんだったのです!
あとで問いただすと「だって本当のことだもん」とまたあのいたずらっぽい目で笑う彼女に、私は何も言うことができませんでした。
確かに、本当のことなんですが・・・書くか普通~

こうして、大学最後のグリークラブの定期演奏会は無事に終わったのでした。