Wind of Mind

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1982年 喫茶店でフォークバトル

2007年03月18日 | 音楽のルーツ
この年の夏、私はH氏の友人で同じくフォークをやっているB君を紹介され、彼の詞に曲をつけることになりました。
彼は私とは正反対のハスキーな声で迫力のある歌を歌うひとでした。
彼の詞は2曲あり、1曲はちょっとタイトルは忘れましたが、ほのぼのとした歌詞でカントリーっぽい曲に。もう1曲は「ハイウェイ・ララバイ」という曲で、ちょっと派手目のポップフォークに?仕上げました。

B君は気さくな人で彼のアパートでお気に入りのコーヒーを入れてくれて音楽の話に花を咲かせたこともありました。
この時のコーヒーの味は今でも覚えています。挽き立てで美味かった~

彼とのエピソードをひとつ、それは1度彼の知っている喫茶店で、H氏と3人で会った時のことです。。。

喫茶店のマスターを巻き込んでの音楽談議から、マスターが急に「話だけじゃあれなんで1人ずつ何か歌ってみせてよ!」と言いだし、成り行きでやることになってしまったのです。

その店にはちょっとしたステージがあり最初は彼が歌ったと思います。
彼のオリジナルか人の曲だったか忘れましたが、絞り出すような迫力のあるハスキーボイスで上手い。イメージとしてはブルース・スプリングティーン!?、日本で言えば浜省をもっと太くしたような感じの声でした。

続く私は、彼の「ハイウェイ・ララバイ」(もしかするともう1曲もやったかも)を初お披露目!
二人とも流す感じではありましたが、まずまずの出来だったと思います。

マスターは2人の歌を聴いたあと、「2人はまったく違うタイプだね。彼はぐわ~っと迫力でくるし、あなたはふわ~っと軽い感じで。。。いや~よかったよ!」と、上手いコメント!?でありました。

この時、漠然ですが彼とは目指すものが違うな~と感じました。それは多分彼も同じだったのではないでしょうか。
私が曲をつけた彼の2曲は今は手元にありませんが、今度、是非探し出してまた歌ってみたいものです。