ども、お今晩は~。
ついにこの日を迎えてしまいました。
10月1日が遠い昔のような気がします。
とにかく書けるだけ書いてみよう、と9月に書き出して・・・
ここまで拙いなりに辿り着けて、良かったです。
皆さまにもお楽しみ頂けたなら良いのですが・・・
さあ、今日はタビィはどうなるでしょう?
そして、また何かで(多分11月中に1回はお茶会すると思うのですが)
お会いしましょう。
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その41
じゃあ・・また と黒猫は言った
じゃあまた とタビィは応えた
猫と老人は 見つめ合った
猫はそれから 外へと消えた
タビィは ゆっくりとゆりいすを揺らした
<つづき>
あの娘は だんだん強くなってるな
タビィは 二人が出て行った戸口を見つめた
もうあの娘には わしらは必要ない
周りの 自分と似た痛みを癒したい気持ち
だけど もっと大きな世界があの娘を待っている
導かれて行け 愛しい子よ
どこまでも 心の翼を広げて
この地上を 飛んでいけ
柔らかな心を 広げてゆけ
世界は どこまでも広大だ
わしらを振り返るんじゃないよ 可愛い子
わしらの痛みなんか 超えてゆけ
一つの痛みで 世界を縮めちゃいけないよ
もっと大きな世界が 見つけられるのを待っている
わしらはいつでも 光の世界で待っているから
タビィは だんだん薄れていく
東の魔女の 面影を想った
それから あの悪夢のようだった夜の
七つの力を求めて 集っていた面々を
闇の力に 引きちぎられた者たちを想った
きっと 貴方たちも大丈夫だ
舞い集う光の粒子に 身を任せながら
タビィは 宙にささやいた
痛みを知らない無垢な赤子の寝顔が 浮かんだ
きっと 貴方たちも大丈夫
どこで何になってるのか 知らないけど
穏やかな波動を 感じるよ
もう知ってるんだろ 大きな世界を
ああ愛おしいね 嬉しいね
楽しいね 愉快だねこの世界は
痛みと恨み 滅する力を・・・
タビィは 耳の奥で
風のような声を 聞いたと思った
それは たった一つの力
喜びの力 赦しの力 慈しみの力
タビィは宙に微笑んで 一つの光に溶けていった
<おわり>
人気ブログランキング ← 読んで下さった皆さま、ありがとうございました!
ついにこの日を迎えてしまいました。
10月1日が遠い昔のような気がします。
とにかく書けるだけ書いてみよう、と9月に書き出して・・・
ここまで拙いなりに辿り着けて、良かったです。
皆さまにもお楽しみ頂けたなら良いのですが・・・
さあ、今日はタビィはどうなるでしょう?
そして、また何かで(多分11月中に1回はお茶会すると思うのですが)
お会いしましょう。
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その41
じゃあ・・また と黒猫は言った
じゃあまた とタビィは応えた
猫と老人は 見つめ合った
猫はそれから 外へと消えた
タビィは ゆっくりとゆりいすを揺らした
<つづき>
あの娘は だんだん強くなってるな
タビィは 二人が出て行った戸口を見つめた
もうあの娘には わしらは必要ない
周りの 自分と似た痛みを癒したい気持ち
だけど もっと大きな世界があの娘を待っている
導かれて行け 愛しい子よ
どこまでも 心の翼を広げて
この地上を 飛んでいけ
柔らかな心を 広げてゆけ
世界は どこまでも広大だ
わしらを振り返るんじゃないよ 可愛い子
わしらの痛みなんか 超えてゆけ
一つの痛みで 世界を縮めちゃいけないよ
もっと大きな世界が 見つけられるのを待っている
わしらはいつでも 光の世界で待っているから
タビィは だんだん薄れていく
東の魔女の 面影を想った
それから あの悪夢のようだった夜の
七つの力を求めて 集っていた面々を
闇の力に 引きちぎられた者たちを想った
きっと 貴方たちも大丈夫だ
舞い集う光の粒子に 身を任せながら
タビィは 宙にささやいた
痛みを知らない無垢な赤子の寝顔が 浮かんだ
きっと 貴方たちも大丈夫
どこで何になってるのか 知らないけど
穏やかな波動を 感じるよ
もう知ってるんだろ 大きな世界を
ああ愛おしいね 嬉しいね
楽しいね 愉快だねこの世界は
痛みと恨み 滅する力を・・・
タビィは 耳の奥で
風のような声を 聞いたと思った
それは たった一つの力
喜びの力 赦しの力 慈しみの力
タビィは宙に微笑んで 一つの光に溶けていった
<おわり>
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