ども、お今晩は~。
GWも終わりに近づいてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしたか。
日常、というものは我々にいろんなことを要求してきます。
あれしろ、これしろ。
仕事、というのは誰かのための道具となる契約なのですが、
人間社会では賃金が正義という考えが、
道徳観念としてまかり通っているので、
「誰かの都合通りの私」が仮面であることも分からなくなってたりします。
なので。
このGWで、ふぅっと一息。
誰のためでもない自分、というのと仲良くしたら、
なにかもっと大きな自由なものにも出会えるかもしれない。
・・・という話とはあまり関係ないですが、
GWスペシャル最終話、お出しします。
お楽しみ下さい。
2012年5月3・4・5日ブログ直接投稿 「異国に揺れる蒼い花」
乙女 疲れし身体を振り絞り
戦士を水より引き上げんとす
気配に戦士 眼を開き
濡れそぼりし乙女にかく告げる
<つづき>
我に構わじ 川辺の乙女よ
我の天命 極めたり
流れるこの血は君がため
されど この地を汚すまじ
清らなる川 清らなる君
さらば 愛しき我が花 我が愛
ただ望むは 君が幸い
とき常しえに 我 祈らん
言い終わるや 大水が
再び ごうと押し寄せる
乙女 戦士を掴みしが
大水 無情に奪い去る
我も連れよと 叫びし乙女
大水轟き 声ぞ掻き消す
乙女 その身を投げんとしたとき
ふいに水引き 流れ静まる
乙女呻けど 如何ともならず
水 ただ清かに流れるのみ
叫びと煙も今は絶え
空 平らかに蒼く輝く
戦に去りし男衆
一人二人と帰り来る
その身に付きし煤と血糊も
今は平らな流れに洗わる
戦の傷も今は癒え
民は集いて 水は流れる
川辺に咲く花 いつしか戻り
清けき水色 映して揺れる
乙女 その花 手に取りて
その色 愛でし戦士を想う
清けきこの水 守らんと
想い残りし花 川辺を埋める
水は清かに流れ続ける
空は平らに蒼く輝く
その色映した 蒼い花
遠い異国の空の下
川辺に揺れる 蒼い花
<おわり>

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日常、というものは我々にいろんなことを要求してきます。
あれしろ、これしろ。
仕事、というのは誰かのための道具となる契約なのですが、
人間社会では賃金が正義という考えが、
道徳観念としてまかり通っているので、
「誰かの都合通りの私」が仮面であることも分からなくなってたりします。
なので。
このGWで、ふぅっと一息。
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戦士を水より引き上げんとす
気配に戦士 眼を開き
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我に構わじ 川辺の乙女よ
我の天命 極めたり
流れるこの血は君がため
されど この地を汚すまじ
清らなる川 清らなる君
さらば 愛しき我が花 我が愛
ただ望むは 君が幸い
とき常しえに 我 祈らん
言い終わるや 大水が
再び ごうと押し寄せる
乙女 戦士を掴みしが
大水 無情に奪い去る
我も連れよと 叫びし乙女
大水轟き 声ぞ掻き消す
乙女 その身を投げんとしたとき
ふいに水引き 流れ静まる
乙女呻けど 如何ともならず
水 ただ清かに流れるのみ
叫びと煙も今は絶え
空 平らかに蒼く輝く
戦に去りし男衆
一人二人と帰り来る
その身に付きし煤と血糊も
今は平らな流れに洗わる
戦の傷も今は癒え
民は集いて 水は流れる
川辺に咲く花 いつしか戻り
清けき水色 映して揺れる
乙女 その花 手に取りて
その色 愛でし戦士を想う
清けきこの水 守らんと
想い残りし花 川辺を埋める
水は清かに流れ続ける
空は平らに蒼く輝く
その色映した 蒼い花
遠い異国の空の下
川辺に揺れる 蒼い花
<おわり>
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