まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「鳴声シャワー!」 (# 172)

2012-08-30 21:50:26 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は。

8月もいよいよ終わりですねぇ。
正確には明日で終わりです。
月末で金曜日。
銀行が込みそうですね。
子供たちは土日と休みが伸びてラッキー、というところでしょうか。


今年の夏はいかがでしたか。

子供心に帰る、というのは、実は自分を強くすることのような気がします。

はしゃぐ。飛び込む。やってみる。笑う。

夏はなぜか、こういうことが似合う季節ですね。

とにかく、まだ夏は終わってはいません。

8月最後のこの週末、子供に戻ったつもりで過ごしてみませんか。


また来週お会いしましょう。


2012年8月30日ブログ直接投稿 「鳴声シャワー!」

蝉の合唱 しゃわしゃわしゃわ
夏空ぎらぎら 鳴声のシャワー
ざんざん叩いた 夕立に代わって
鳴声しゃわしゃわ 跳ね返る

汗はだらだら ずぶ濡れ子犬
しゃわしゃわ 鳴声シャワーを浴びて
家に帰って アイスを食べよう
しゃくしゃく冷たい 氷のヤツを

家に帰って アイスを食べよう
一日一個と 昔の声
聞こえないふりしてもいいけれど
やっぱり一個にしとこかな

夏空がんがん 蝉はしゃわしゃわ
水 はね散らかす子犬の気分で
残り少ない夏を追いかけ 
鳴声シャワーの下 駆けてゆく


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※変更:2017年7月18日
水 はね散らす子犬の気分で → ~はね散らす~
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「アー・ユー HAPPY?」 (# 171)

2012-08-27 20:51:32 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
どぉもっ、お今晩は~。

8月もいよいよ今週で終わりです。

8月というと、社会人にはあまり関係なくても、
街に出ると暇そうな若者がわんさといて、お休み気分のおすそわけを
してもらえるのですが、
それももう終わりかと思うと寂しいですね。

それはともかく、社会人の皆さま、お疲れ様です。
週末は良く休めましたか?

夏の疲れが出てくる月末の週明けには。
こんな茶菓子を。

元気出していきましょう!


2012年8月27日ブログ直接投稿 「アー・ユー HAPPY?」

上司に叱られ とぼとぼ歩く
雨降る午後の 外回り
通りがかった灰色の壁
でかでか書かれた HAPPYの字
電車はGOGO 踏切カンカン
ああもう やんなるな

アー・ユー HAPPY?
ただの落書きが聞く
アー・ユー HAPPY?
暗い雨を飛び越えて
アー・ユー HAPPY?
落書きが 雨に踊る
そうさ アイ・キャン・ビー HAPPY
どうも ありがとう

上司に叱られ とぼとぼ歩く
雨降る午後の 外回り
どかんと 下向いた目に飛び込んだ
ぐちゃぐちゃ書かれた HAPPYの字
お客はGOGO 上司はカンカン
だったら なんだってんだ

ユー・アー HAPPY!
ただの落書きが告げる
ユー・アー HAPPY!
暗い雨 跳ね飛ばし
ユー・アー HAPPY!
落書きのカーニヴァル
そうさ アイ・ム HAPPY
どうも ありがとう

アー・ユー HAPPY?
ただの落書きが聞く
ユー・アー HAPPY!
ただの落書きが告げる
ユー・アー HAPPY!
なんて素敵なおせっかい
ああもう やんなるな
うそさ ありがとう

アイ・ム HAPPY!



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(再録) 「当たり前」

2012-08-23 20:44:25 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は。

本日は旧作の、しかも以前こちらのブログで紹介したことのある物です。

使い古しじゃないか!と思われるでしょうが、
今日はどうしても、これをもう一度紹介したくなったのです。


暑い日が続いていますね。

もう8月も下旬です。

暑さに慣れてもきたでしょうが、どうでしょう皆さま、
このところ暑さ疲れしてませんか?

どうも疲れやすい。
身体のあちこちがギシギシする。
寝ても疲れが取れなくて、なんだかボォっとする。
いつもなら何でもないことが大変に思える。
イライラする。
ミスしそうになる。ミスが増えた。


・・・もちろん、あなたのせいじゃありません
暑さのせいです。

だけど、何のせいだろうと、失敗して事故を起こしたり、
物を失くしたり、人との関係が険悪になったりは嫌ですよね。


まかろんも以前、夕食の片付けしようとお皿を運んでいたら、
果物ナイフが滑り落ちて・・・

足と足の間の床にグサッ!と・・・突き刺さりました。😱

一歩間違えば大怪我するところでしたが、そうはならなかったのです。

でも、こうも疲れがあると、今度そんなことがあったら、
大怪我を免れないかもしれません。


なので。

これを読んで、あ、自分も今そんな調子だなぁ、と思われた方は、
意識して一つ一つを丁寧にやってみましょう。

面倒、と思っても、こういう時はマニュアル通りを順守する。

大事なお金や書類を扱う時は、ダブルチェックを。
こんなこと頼んできやがって、と思う上司や同僚・お客様には、とりあえず笑顔😊を。
(余計なことを言う前に。)
物をいい加減に扱いたくなるけど、丁寧に扱う。
車や刃物に近づく時は、これくらい平気だろ、と思わず、いつもより注意して行動する。

一過性のことで、大事な物や環境を壊したら勿体ないですもんね。


今週はサマーロマンス気分強化週間を銘打ってお届けしようと準備していたのですが、
どうしても夏疲れの危険性をお伝えしたくなり、その塩コンブに合わせて
本日はこの茶菓子を。

新作を楽しみにされている方には申し訳ありません。
また来週以降お出ししていきますので、今週末はゆっくり睡眠をとってお休み下さい。


<再録:2010年8月16日ついったー投稿> 「当たり前」

世界の平和を願う前に
聖人ぶる前に
身近の人に優しくしてみよう
空気のように 水のように
当たり前にそこにいる人達
オゾンの守りは綻び 動物達は去り
海はヘドロと油に汚される
大事な人達をそんな風に失う前に



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「マイ・ヒーロー」 (# 170)

2012-08-20 20:55:06 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。

お盆も終わって夏も終わり・・・じゃないですよね!?

いえ、社会人にはいくら暑かろうが、もう関係ない、
仕事は待っちゃくれないぜ、ってなもんですが。

ノンノン!

8月は夏です。
夏はバケーションと恋の季節です。

(少なくともフランス人なら賛同してくれると思う・・・
 ああダメだ、まかろんの心の中のフランス人が昼寝してる)


とにかく!

「まだ」8月の本日はこんな茶菓子を。

夏気分を召し上がれ☆



2012年8月20日ブログ直接投稿 「マイ・ヒーロー」

あなたを遠くから 見つめてる
あなたはいつでも まぶしくて
見てるだけで どきどきしてた
その喜びに影がさしたのは いつ
欲しい気持ちと 叶わぬ苦しみ
今は見てるだけで 胸が痛いの

あなたを遠くから 想ってる
あなたはいつも まぶしいけれど
見てるだけじゃ もうダメなの
そんな醜い自分に おびえてる
重い気持ちと うす暗い望み
今はあなたの前 いられない

どうして ただ好きじゃダメなの
ただ 輝くあなたを喜んで
ただ 想う気持ちだけを 
あなたの傍に そう願えたら

あなたを遠くから 見つめてた
あなたはいつも まぶしいけれど
遠すぎて もう見えないの
どうしてあなたのこと 好きだったか
甘い気持ちと 優しい想い
そう ただあなたのこと好きだったの


人気ブログランキング ← 甘酸っぱい気持ちを、召し上がれ♪


※変更:2017年11月17日
あなたを遠くから 見ていた → ~ 見つめてた

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「パンドラの箱」 (# 169)

2012-08-15 20:34:22 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。

皆さま、いかがお過ごしですか。
今週は夏季特別営業すけじゅーるでやっております。

お盆休みを堪能されてる方も、ふつーに過ごしてるよという方も、
ぜひ夏気分を楽しんで下さいね。


さて、本日は終戦記念日です。

そこで平和を想う、こんな茶菓詩を。


ではまた~。


2012年8月15日ブログ直接投稿 「パンドラの箱」

見渡せば 世界は争いに満ちていた
澱んだ空気に 怒りの声が満ちる
貧困 不正 災害 戦争
世界に飛び散る パンドラの災い
その箱の底に残るものは
果たして祝福 それとも呪い

人は何かを得るために争い
人は何かを守るために闘う
平穏の望みは 戦への高揚に変わり
神を求める声は 神の子への罵りとなる
神の名を唱えつつ 神を殺し
我々はどこへ行く
神よ あなたはどこに

神はどこにもいなかった
得るべきものも守るべきものも
我々の中には すでになかった
ただ移ろう水面に映る
鮮やかな影を追いかけていた

神はどこにもいなかった
我々が神を見捨てていた
災いの箱に残った最後の希望
願う心を 呪いに換えて
血まみれの夢に浸っていた

今もう一度 箱を開こう
災いを起こした パンドラの箱
閉じ込められた 最後の希望
しがみついてた 偽りの夢を 
世界の中に放りだそう

見渡せば 世界は喜びに満ちていた
澄んだ空気に 光が満ちる
慈愛 豊穣 平穏 創造
世界に広がる 神の愛
小さな箱から出てみよう
世界は祝福で満ちている

今もう一度 箱を開こう
祝福された パンドラの箱
呪う心は慈しみに 
怒りの心は安らぎに
泣いてるパンドラの涙をぬぐって

もう大丈夫と言い合おう
災いなどなかったのだから
皆の心で泣いてるパンドラ
災いの箱を幸いに変えて
何も求めず 抱きしめ合う
それが人の行く先 神の居る場所
幸いなるかな パンドラの箱



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