「花占い」 （# 211）

お今晩は～。

急に暖かくなったり寒くなったり・・・

でも今日は良いお天気でしたし、この隙にお出ししちゃいましょう。

春の味をお楽しみ下さい。

次はみどりの日かな～。


2013年4月22日ブログ直接投稿　「花占い」

子供のころの　花占い
きらいすきだいすき
だけどいつしか大人になって
心の中に散らばる　花びら
きらいきらいだいきらい

わたしだって　あなたが嫌い
だって優しくしてくれない
だって嫌なことばっかする
わたしのこと　嫌いでしょ
わたしも　あなたが大嫌い

心はいがいが　刺だらけ
世界はいがいが　刺だらけ
きらいきらい　だいきらい
あなたのこと　すきになったら
このせかいも　かわるのかな

心の中の　花占い
きらいばかりが　散らばる心
だけど知ってる　すきって心
きらいをすきに置き換えて
変わる世界は　すきすきだいすき

心の中を　埋める「すき」
きらいの花びら　吹き散らし
贈る花束　受け取って
世界とわたしの花占い　
心に散らばる　すきすきだいすき



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「幸せの扉」 （# 210）

あ、あれもう４月４日・・・

今日の茶菓子作ったときは、４月なんてすっごく先で春気分いっぱいのはず！
と思ってたんですが、
うーん、なってみると、まだそんなに春！って感じじゃないですね。

そう感じるのはまかろんだけ？

まあ、出しちゃいましょう。

次お約束できるのは、みどりの日。
その前に何か出す気になったら、その前にも。

じゃ、また～。


2013年4月4日ブログ直接投稿　「幸せの扉」

幸せの扉　叩こう
ノックノック　ノックノック
幸せになりたい　幸せが欲しい
僕に　幸せを与えて下さい

曲がりくねった道の奥
見つけた赤い扉の　可愛い家
僕は品物抱えて　セールス中
まずはリンゴン　ベル鳴らす

扉から出てきた　可愛い少女
ハート柄の服　ひらめかせ
話につきあってはくれたが
じゃあさようならと　扉はバタン　

品物は買ってもらえなかった

次にリンゴン　黒い扉の奇抜な家
飛び出てきたのは　元気な少年
おもちゃの槍でつつかれて
慌てて　道に逃げ出した

品物は買ってもらえなかった

次にリンゴン　金の扉の大きな邸宅
顔出したのは　年輩のご婦人
大きなダイヤの指輪の手を振り
用はないわと　扉をバタン

品物は買ってもらえなかった

次にリンゴン　緑の扉の豪華な邸宅
たまたま　門から出ようとしてた
ゴルフクラブ抱えた　ご亭主に
何を売ってるのかと聞かれたら

僕の手の中には何もなかった

買って下さい　見て下さい
だけど　何を買ってもらうの？
持ってるつもり　価値あるつもり
そう思ってるのは自分だけかも

買って下さい　受け入れて下さい
そして僕に　幸せを下さい
あちこち扉を叩いて回る
今日こそ　幸せをもらえるかと

幸せの扉　叩こう
ノックノック　ノックノック
幸せの扉は　自分の中に
そしたら　幸せの在庫が溢れ出る

今日も僕は　あちこち回る
腕一杯の幸せ　抱えて
ベルをリンゴン　鳴らして言うよ
幸せ　届けにまいりました

僕の幸せの扉は　今日も全開！



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「独りの小鳥」 （# 209）

4月1日です。

まだ肌寒いですが、新しい気持ちがしますね。

それとは関係なく、桜がまだ残っているので。

次は「幸せの日」にお会いしましょう。


2013年4月1日ブログ直接投稿　「独りの小鳥」

花咲き乱れる　花影で
小鳥が一羽　鳴いています
るりるりるらら　るりるらら
花に埋もれて　ひっそりと
小鳥が一羽　鳴いています

新緑輝く　木の枝で
小鳥が一羽　鳴いています
るりるりるらら　るりるらら
緑に隠れて　こっそりと
小鳥が一羽　鳴いています

紅葉映える　葉の奥で
小鳥が一羽　鳴いています
るりるりるらら　るりるらら
葉ずれに紛れて　ひっそりと
小鳥が一羽　鳴いています

花も葉もない　裸の木
小鳥はどこで鳴きましょか
枝の間で鳴きましょか
梢の先で鳴きましょか
いえいえ　風が痛いでしょう

隠れて鳴いてた　独りの小鳥は
遠くを目指して　空を飛ぶ
青いお空に　紛れるために
独りの歌を　歌うため
るりるりるらら　るりるらら

花咲き乱れる　木の枝に
小鳥が一羽　とまっています
風はそよそよ　花揺らし
独りの小鳥は　ふんわりと
音のない声で　歌っています



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