（# 75）「健康ヲタクに愛の手を ～スタバ讃歌～」

お今晩は～。

最初に言っておきますが、
店主はスター○ックスの回し者でも、株主でも、
何らかの利害関係者でも、一切、ありません。

ただのどこにでもいるスタバ好きです。

と言っても、カフェインの刺激に弱くて・・・
紅茶とかお茶類は飲めるんですけど、
コーヒーはたまーに数口くらい飲むのがせいぜいの、
（それ以上だと胃が痛くなるんです）
そんな、なんとも頼りないスタバ好きです。（でも好きです。）

皆さまはスタバ好きですか？

本日の茶菓詩は、月末週末の仕事に追われる皆さまへの差し入れに。

お楽しみ下さい。


2010年9月22日ついったー投稿　
＜修正＞「健康ヲタクに愛の手を ～スタバ讃歌～」


健康ヲタクに愛の手を！　

今日は何だか上手くいかない
お客は素直に入金しないし　
歩けば人にぶつかってばかり
指圧の予約に必死に走れば　
予約は来週だと告げられる

ああ　何だかスタバに行きたい　
甘くて冷たいドリンクを飲みたいよ　
ディカフェも豆乳もハーブティも備えているスタバ　
健康オタクを優しく迎え入れてくれる　
でも今日は健康無視したオーダーしようか

ガツンとコーヒー　パンチを効かせ　
たっぷりミルクのなめらかカフェラテ　
甘いシロップ　フレーバー香る　
ひんやりとろける魅惑の新作ビバレッジ　
カロリー何それ　
コレステロール　聞いたことないなぁ　
そんな顔して注文しちゃおっか

意気込んで並ぶカウンター　店員さんの笑顔　
思わず口から出るは　
「ディ、ディカフェのアイス下さい」

やっぱりスタバで良かった　
今日も健康と幸せをありがとう　

健康ヲタクに愛の手を！


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「初秋」 （# 74）

お今晩は～。

すっかり涼しくなりましたね。
慌てて長袖を出してるまかろんです、皆さまお元気ですか。

夏には見るのも嫌だった、柔らかでほっこりした暖かな服が目に優しくなり、
一年の豊かな実りを表した、こっくりとした食べ物が
身も心も温めてくれるようになってきました。

当店も負けてはいられません。
季節系、浮かれ唄系、ファンタジー系、絶叫系、新作・旧作と
いろんなテイスト取り混ぜて皆さまをお待ちしております。

秋を迎える皆さまの心に、ほっこり・こっくりとした
何かをお届けできたら良いな、と願っております。


というわけで、
本日の茶菓子は旧作の、ちょうど一年前にツイッターで発表したものから。

木曜にまた元気に、まかろんとお会いしましょう！


2010年9月26日ついったー投稿　「初秋」

蝉死に絶えた初秋の朝
　
鈍色の空が挽歌を唄う
　
夜から降り続いた雨も止み
　
冷たい空気が辺りを重く支配する
　
薄墨色の雲が波乱を含んで空を過ぎ行き
　
音なき音は響き渡る

唄え　この平らなる朝
　
高らかに　この無の刻を
　
一つの刻からまた一つの刻へ
　
移り変わる　巡りゆく　その狭間の刻を


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※変更：2016年8月8日
唄え　この平らかなる朝　→　～　この平らなる朝

「薔薇のお茶」 （# 73）

お今晩は～。

雨ですねぇ。

昨日は台風で各地が大混乱でしたが、皆さまは大丈夫でしたか？
東京では電車が全線運行止めになり、
渋谷の道玄坂でも木が２本も倒れたとかで、
牙をむいた自然に対する、我々の脆さを感じました。

昨日遅くまで帰れなかった皆さま、今日はお疲れさまでした。
明日から３連休です。
まだ冷たい雨が降っていますが、
さすがにもう、ひどい天気にはならないでしょう。

今日はゆっくり休んで、
明日からいっぱい楽しんで下さいね。


さてさて、一転して大分冷えてきました。
暑さ寒さも何とやら、ですが、この分では本当に
暑さは明日の彼岸で打ち止めになってしまうかもしれませんね。

温かいお茶でも淹れましょうか。

店主お取っときのローズティーでもいかがでしょう。
お茶菓子は、・・・ちょうどいいのがあるんですよ、ほらっ。

優しい香りがあなたの心に届きますように。


2011年9月22日　ブログ直接投稿　「薔薇のお茶」

一人でゆっくりお茶いれる
自分のためのお茶いれる
今日は薔薇のお茶いれよう
あなたのくれた　あの香り
ふとこぼした涙をぬぐった
優しい指が宿した香りは
大丈夫と言いながら　
瞼や頬に舞い降りて
一日わたしを慰めてくれた

薔薇の香りを宿した指は
優しく柔らかく温かで
通り一辺のケアしかしない手をもつ
わたしの荒れた心に
優しく甘く沁み渡った

そうして気づけば
薔薇の香りの品々は
街のそこかしこに顔を見せ
そんな香りに出会う度
あの時のことを思い出す

ついつい目先の雑事に追われて
自分の手にすら
優しくしてやれないわたしだけど
たまには薔薇のクリーム　手につけて
薔薇のお茶をいれてみる

恋人同士でもないあなたに
あれ以上の優しさなんて
期待できないわたしだから
心が揺れる迷いの闇に
あなたの指を　声を
求めないでもいいように
薔薇の香りを手に宿し
薔薇の香りのする息で
大丈夫と独り呟いてみる


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「夢見るアリス」 （# 72）

お今晩は～。
夜風がだいぶ涼しくなってきましたね。
３連休をお楽しみの皆さまも、３連休関係なかったよという皆さまも、
いかがお過ごしでしたか。

仕事してると日々は暦とあまり関係なく過ぎてゆきますが、
休みで街に出るともうすっかりあちこちでハロウィーングッズが出て、
気分を盛り立てています。

ハロウィーンはご存知の通り、10月のお祭りです。
Xmasもそうですが、いくらこの時期売りになるお祭りがないからって、
ちょっと早すぎじゃないですか？

しょーぎょー主義、がっつき過ぎ。

同人の世界では擬人化がブームですが
（ホントのこと言うと、ピークを過ぎて少し下火になってきたところですが）、
商業主義が擬人化して生物としてそこに現れたなら、
首根っこ捕まえて説教したいところです。

もっと９月なら９月の情緒を見ろ、って。

まあでも、その一方でしょーぎょー君はいろんな楽しい、ワクワクするようなことを
仕掛けてもくれるので、あまり責めるのは酷ですよね。

プロが寄ってたかって知恵を振り絞って、
現代社会では希薄になりがちな季節感を作り出してくれるのも、
金儲け、というモチベーションあってこそ、なんで。

お祭り万歳。


さてさて、そう言ったからにはこちらでは、９月の情緒、とやらを
お出ししないといけませんよね。

うーん。

まあ、芸術の秋、読書の秋、思索の秋です。

連休続きの不思議な、曖昧な時間を、日ごろの枠から離れて心を遊ばせることに
使ってみるのはどうでしょうか。

あなたの中のワンダーランド。
ご散策下さい。


2010年8月18日ついったー投稿　「夢見るアリス」

夢の中で夢見るアリス
　
良い夢か悪い夢か
　
良い夢だからといって　それが何程だろう
　
所詮は全て夢なのだ
　
パチンと割れてディードルドゥー
　
浸っていたい幸せな夢も
　
身を切るような悪夢も
　
綺麗に割れて崩れてお終い



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「ありがとう」 （# 71）

お今晩は～。
日が落ちるのが大分早くなってきましたね。
９月も、もう半ばです。
皆さま、この９月をどうお過ごしですか。

本日の茶菓詩は、2011年に作ったものです。

まかろんがすぴりちゅあるを学びだして、新しい物の見方を知って、
言葉に表してみようと書き始めたころのものです。

だから・・・

あまり皆さまの役には立つものではないですね、ごめんなさい。

今では、人間がその生に感謝する気になれないのは
当たり前だと思うようになりました。

感謝の気持ちが大切だ、とお説教たれる前に、
世界はあなたに謝るべきだとあなたに言ってあげたいです。

人間は誰も、あなたのような人生を生きるために
生を与えられたわけではないはずだから。

まかろんは、それでもやっぱり今でも、
どうしたらこの世にありがとうの言葉を響かせられるかな、と
その道を探しています。

それは空を見上げることじゃない。

だってきっと、一人ひとり違う道を与えられている。

だからまかろんは、今でも一人で物語を書いて探しています。

それがまかろんの、生の誠意だと思うから。

あなたにもあると思います、そういうものが。

いつか真っ白な空間であなたに逢うとき、
いっぱいお土産をもっている自分でありたいと思います。


また、お逢いしましょう。


2011年9月15日　ブログ直接投稿　「ありがとう」

誰かの言ったありがとうの言葉が
何故か耳に沁みついた
ありがとう　ありがとう

この世はありがとうの言葉で溢れてる
コンビニで買い物をしても　ありがとう
自販機でジュース買っても　ありがとう
規律だらけの世の中で
人は無感動に　機械のように繰り返す
ありがとう

どうしたら　この世に
ありがとうの言葉を
響かせられるだろう
右を向いても　左を向いても
人とぶつかる世の中で
人は　わずかな隙間を
ありがとうの言葉と作り笑いで
人ごみの中　すり抜ける

そんなときは　上を向いて
この世に広がる大きな空を
眺めてみよう
吹き抜ける風を
感じてみよう
陽の光の暖かさを
鳥や虫の鳴き声を
風が届ける雨の匂いを
ただ無償で与えられる喜びを
胸いっぱいに感じてみよう

この世界はありがとうで満ちている
降り注ぐありがとうでこの身を満たせば
ありがとうの言葉は光となって
この身に響き　世界に響く
その楽の音は　世界のありがとうを
より輝かせて　次の人に届く

だから言ってみよう
空に　風に
虫に　雨に
この身に届く全てのものに
ありがとう　と



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