まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

(# 208)「桜の在る情景 ~ 君と僕との懸け橋」 

2013-03-29 21:29:44 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
桜が散り始めました。

3月最後の土日です。
少し天気は悪いようですが、桜の在る情景を、皆さまもどうぞお楽しみ下さい。

次は4月、「幸せの日(4月4日)」にお会いしましょう。
その前に何か思いつくことがなければ、ね。


2013年3月29日ブログ直接投稿 「桜の在る情景 ~ 君と僕との懸け橋」

また桜の時がやってきた
君に見せたいと また思う
美しい物を見るたびに
君は僕の心に よみがえる
春によみがえる 桜花のように

桜の花は はらはら散って
此岸と彼岸に 橋渡す
僕は此方で あたふたと
君は彼方で 安らかに
久遠の淵で 憩っている

裏切者と なじるかい
僕は君なしで 笑えてる
桜花一枚 ひらひらと
そんな僕に 舞い落ちて
またどこかへと 散っていく

時の在る世界を 歩いてく
それは在る日の君との約束
時の無い世界に 埋没しないと
傷つくことを 恐れないと
去りゆく君に 誓ったから

桜の時が 巡るたび
僕は 彼方の君と出会う
僕が君の世界に行くのでなく
君が僕の世界に来るのでなく
花びらひらり 世界をつなぐ

桜の下を 歩いてゆく
僕はこの世で 君を想う
そしてこの 無意味な世界に光を運ぶ
君が僕に してくれたように
君が僕に してくれたように

花びらひとつ 君と僕との懸け橋


人気ブログランキング ← 桜のシャワー。
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「幸せの空」 (# 207)

2013-03-22 20:37:52 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
最近天気が荒れ模様、と思っていたら、急に暖かくなり、
今日外を歩いたら桜を始め、いろんな花溢れ、
柔らかな青空から光差すパラダイスとなっていました。

びっくり。

というわけで、今日はこんな茶菓詩を。

桜の茶菓詩は来週かなー。

素敵な週末をお楽しみ下さい。


※2017年12月13日追記
んー、このころ古いスピリチュアルにどっぷりだったから
こういう詩書いてたけど、いまはどうだかなーって気がしてます。

2017年現在では、スピリチュアルのこういう言葉ね、
結局動かないでいる自分の言い訳でしかないって思います。

あなたが何も手にできていないのは、どこにも出口がないように思えるのは、
あなたをがんじがらめにしている社会制度があるからです。

それはあまりに当たり前となってしまっていて、気が付くことも難しいのです。

でもそれに気が付いていくのが、
本当のスピリチュアルじゃないの?!って思います。

目をつぶってあなたを縛る鎖がないことにしようっていうのが
大抵のスピリチュアルです。

違うって。

目を開けて、辛くてもその鎖をしっかり見るのがスピリチュアルです。

それは何でできているのか。
どうあなたを縛っているのか。

それはじゃあ縛られていても仕方ないね、って言うためじゃありません。
じゃあどうやったら外せるのかな、って方法を見つけるためなんです。

鎖をね、はっきり見るのは辛いよ。
無力感と戦わないといけないし、なにより問題なのは、
それが体制側(ほとんど神)に楯突く行為だから。

これ以上は話が長くなりすぎるから止めるけど・・・


今のあなたはどっちに共感を感じますか。

2013年のこの詩?
それとも2017年のこの追記?

2013年のこの詩が必要な人もいると思う。

別にぜったい2017年のこの追記が本当なんだって思わなくてもいいよ。

だからどっちの人のためにも役立つように、両方おいておきます。


あなたが幸せになる世界になりますように。


2013年3月22日ブログ直接投稿 「幸せの空」

幸せって なに
欲しい物が手に入ること?
誰かに大切に思われること?
次から次へと欲望はつのり
追いかけ続ける 幸せな人生

いつかは幸せになるだろうと
幸せの小石を探していた
川を渡り 野を駆け抜けて
森の葉影に 洞窟の闇に
旅はいつまでも続いてた

帰りたいとうずくまり
寒さにふるえた夜もある
帰りたい 身を切る思い
帰りたい ただそう願う
帰る場所さえ思いだせないけど

きっと私は透明な風になり
どこにもいないわたしになる
誰の心にも 止まることない
あの柔らかな 大気となって
この地表から 消えてゆく

ここが そうだったんだね
今 思う
帰りたいと思ってた場所
あんなに願ってた場所
もう その場所は思い出せない

だけど ここがそうだと
今 分かる
帰るのでなく 変わるのでなく
どこにもない場所 どこにもある場所
ただここにある それだけだった

幸せって なに
欲しい物が手に入ること?
誰かに大切に思われること?
特別な小石はもう要らない
透明な風 幸せの空


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「野の花となって」 (# 206)

2013-03-11 21:15:02 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
昨日はおかしな天気でした。
今日は打って変わって良い天気でした。

だんだん春になっていきます。

お久しぶりの茶菓子はこんな感じで。


2013年3月11日ブログ直接投稿 「野の花となって」

雨が降り 風が吹き
地上は寒さに打ち震える
野の花となって生きよう
野の花となって

わたしは誰?
野の花は問わない
わたしってこんなもの
野の花は言わない

わたしってこんなもの 
そんな枠組み なければいい
こんなはず そう思うから
雨は沁み込み 風は刺す

何も求めず 何も憂えず
ただ一つの心を生きよう
ただ一輪の野の花のように
ただそこに在る雨風の中で

雨は止み 風は和らぎ
野の花はしおれて 花落とす
しずくが散って 土に浸みこむ
そして 変わらぬ野原が広がっていた



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